わざわざ熊本に行ってしまった。
それも平日を選んで。
だって、混んでたらヤだしな～。
もう、昨年の春くらいからチェックしていて、熊本に巡回してくるのがわかってたから、横浜を敢えてスルーしてたくらいなんで、1年近く待ってたのか？！（笑）
ん、でも、空いてて良かったです。
最初の方に展示されている彫刻が、予想していたよりも遙かに大きかったんで、ちょっとびびったけどねf(^_^;
描かれているのは、ほぼ女の子ばかりなんだけど、かつてのようなやぶにらみの表情の絵がほとんどなかったのが特徴かな。
かといって、笑っていることはあまりなくて、せいぜい、にやり、といった程度だけど。
やはり、震災の影響は、かなり大きいようで。
「フタバ」とか「In the Milky Lake」とか、特に説明がなくても、震災直後の影響下で描いたんだろうということが、如実に表れてたり。
でも、個人的には、「Middle Finger」とかが好きですよ（笑）
それから、途中にしつらえられている、かわいいものの部屋。
自分で描いたものだけじゃなく、いっぱいある聖母子像の全部が、頭に紙袋を被ってるとか、クマのぬいぐるみが段ボールから頭だけ出ているとか、結構ブラック。
あと、時々、ドイツ語が読めると笑える作品が。
「Red Cross Kranken Schwester」とか（笑）
見て回っているうちに、次第に思考と嗜好がじんわりとこっちににじんでくる感じ。
ぱっと見、かわいいんだけど、それだけじゃないんだよ、と。
そうそう。
入り口近くにそっと置かれている、子供用の解説が、結構良かったです。
