Der König Hat Eselsohren

山口晃展@群馬県立館林美術館(1)




わざわざ行ってしまいました。館林まで。

しかも日帰り!

だって、土曜だったらともかく、画伯の対談イベントが日曜の午後って…f(^_^;

もちろん、羽田に便のよいところに泊まって、月曜の朝に帰るんでも、間に合わないことはない。
ただ、その際の問題は、来たときに荷物をどうするかだ。
泊まるとなれば、そこそこ荷物が増える。
それを持ち歩くのでは、身軽に動けない。
何となれば、朝一の飛行機で8時半に羽田に着いたとしても、かなり慌ただしい乗り継ぎでもって館林に向かっても、美術館に着くのが11時近い。

荷物を持たず、最大に余裕を持たせるには、2泊するのが一番だが(笑)、いくら何でも、それってコスト掛かりすぎじゃね?!f(^_^;

ということで、時刻表と財布尾にらめっこしたあげく、日帰りという暴挙に出たのでした(笑)

ところが、いきなりのアクシデント。
8時30分羽田到着予定が、なんと10分遅れ。
ここで8時47分の京急に乗らないと、後の余裕がなくなるのに…。

というわけで、飛行機のドアが開くなり、猛ダッシュ!
走りながらスマホの電源を入れ、京急のホームまで走りきって、何とか電車に滑り込む!

さらなる難関は浅草。
東武に乗り継ぐ出口は、先頭方向の端っこ!
そこまで、のろのろと歩く人をかわしつつ、またもやダッシュ!
しかし、ここは、都営線から東武の駅まで、かなりの距離がある。
しかも、修学旅行の団体が、行く手を阻む!
そこをかわして、駅に面した交差点まで行き着くも、信号がなかなか変わらないf(^_^;
信号が青になった時点で、電車が出るまで、残り3分!

駅の切符売り場は…行列?!
いや、それは有人の窓口に、外国人がずらっと並んでるだけだ。
自販機は空いている。
大急ぎで切符を買っていると、なにやら話しかけてくるおっさんが…

「切符、安いのあるよ~」
「スイマセン!急いでるんで!!」

邪魔すんな~!!
やばい!!
あと1分!!

駅のホームへ駆け上がる。
たぶん、この電車でいいと思うんだが…間違えたら取り返しがつかない!!

「あの、この電車ですよね?」
と切符を見せながら、駅員に確認。
何とか間に合った!!
あとは館林まで一直線~♪

あ~、でも、日帰りになんかするんじゃなかった。
ちょっと贅沢でも、2泊にしておけば、もっと余裕で早い電車に乗れたのに。
それより何より、今日のサイン会の終了時間が心配だ。
17時19分館林発の電車に乗れなければ、羽田の最終便に間に合わない。
この日のために、1年間、新しい画集を買わずに我慢してきたのに、サインもらえずに帰るなんてことになったら、どうすんだ?!
大変な計算間違いだったよ!(>_<)

車窓の風景も徐々に寂しいものに…(笑)
なおさら、不安と後悔の念が渦巻くが、もはやどうすることもできない。

10時38分館林到着。
予想以上に、駅前には何もない…。

確か、すぐに美術館の方へ行くバスが出るはずなのだが、それらしい姿は、まだ見当たらない。
いや、しかし、この巡回バス、行きの経路はあちこちに停車するので、結構時間がかかる。
むしろここは「時は金なり」だ!
タクって行こう!

タクシーなら、駅から美術館まで約10分。
しかし、思った以上に細い道がうねり、なにやら複雑な踏切が横たわり…。
実際、所要時間は予定通りなのだが、この道路事情を考えると、やはり、帰りに時間ぎりぎりの路線バスを使うのは、リスクが大きすぎる…orz

しかも、館林美術館は、敷地に入ってから、美術館の入口までが遠い!!
広大な敷地に、なんだか凄い建物が建ってて、別世界みたいだ!!と、感動したいところだが、バ…バス停は…?という不安が先に立つ。

さらに、なんと!!

チケット売り場の脇に、今日のサイン会に関する注意書き。
サイン会は先着順?!
一般客も並ぶ?!
しかも順番待ち開始は、対談終了前の15時からですと~??!!

めっちゃ不利じゃん!!
どーしてくれんだよ!!!

でも、ここで文句を言っても仕方ない。
ただ、大画面作品集は、あきらめた方がいいかも…(T_T)

半ばがっかりしつつ、入口に掲示されているタクシーの電話番号を、あらかじめスマホに登録してから、会場へ。
何せ、すでに11時…。
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