Der König Hat Eselsohren

7/17 Johannesburg

★続きを追加済み。


咳はもう完全に定着してしまい、気管支炎に移行してしまったようだが、熱は何とか下がった。
ただ、喘息の再発だけは避けたい。

朝食を食べて戻ってきて、荷造りがほぼ終わっても、まだチェックアウトまで時間があるので、久しぶりにネットに繋いでみよう。
アリーナに頼まれた、写真の送信もしたいし。

が、モバイルモデムはちゃんとネットに接続しているようなのに、PCにはどうしても繋がらない。
何度試しても無理。
おかしいな~。

是が非でもネットに繋がなければならないのであれば、金を払えばホテルのネットで繋がるけれど、そこまでする必要性は感じないので、もう諦めることにする。

11時にチェックアウトして空港に行っても、13:40のフライトまで、まだまだ時間が有り余る。
それでも、荷物が邪魔なので、まずはチェックイン。
この空港も、いい加減見慣れたよ。
しばらく、レストランや売店の並んでいるエリアをぶらぶらしたものの、飛行機に乗ったら機内食が出るし、現金もないし、無理に飲み食いすることもないし、とりあえずこの辺りには欲しいものがないので、出国手続きを済ませて、中の売店を見て回ることにする。

ここのパスポートコントロールも、つい3日前に通ったばかり。
ただし、この入ったところに、色んな店が連なっているのは知っているけれど、見る暇はなかったな(笑)


と、土産物店をほっつき歩きながら、ここでふと奇妙なことに気づいた。


もしかして、さっき、バンコクまでしかチェックインしてくれてない??

この空港でチェックインするのはこれが4回目だけど、今日は乗り継いでいくんだから、ホントは航空券を2枚受け取らなきゃいけないんじゃん!!
でも、手元にあるのはバンコク行きのチケットのみ。
荷物のタグもバンコクまでになってる!

え゛~!バンコクでスーツケースまで預けるなんてやだ~!!
何とか、福岡までチェックインし直して、荷物も福岡まで行くように変えて貰えないかな?
どこか、乗り継ぎカウンターとか、この中にないんだろうか??

つーか!!!

eチケットがない!!
チェックインカウンターで返してくれなかった!!

や、万一のために、予備で印刷してきてはあるんだけど、それは今、スーツケースの中だ。
だって、途中で紛失する可能性を考えて持ってきただけに、今朝の時点で最初のが手元にあるから2枚もいらないと思ったんだよ!!

もちろん、仕方ないから、バンコクでスーツケースを開けて、予備の1枚を出せば、バンコクでチェックインし直して福岡まで帰れる。

しかし、だ。
万が一、ロストバゲージでもしたら??
バンコクから飛行機に乗れないよ!!

最善の方法は、ヨハネスで何とかチェックインし直すことなんだが、出発ロビーでは、どうしてもそれが出来そうなところがない。
外のカウンターに行きたくても、ここは出発と到着が完全に分けられているので、入ることはできても、出ることはできない。

仕方ない。

搭乗ゲートに係員が来たら、交渉してみよう。
ただ、それだともう、荷物を福岡行きに変えることはほぼ不可能だから、間違いなくバンコクでピックアップすることになるだろうけれど。

ここでも空港のラウンジが使えるはずなんだが、もうそんなのんびりしている余裕はない。
搭乗時間の30分以上前から、ゲートの近くで待つことにする。

そうこうするうちに、搭乗ゲートにおじさんが一人やってきて、何か作業をしている。

あの人に訊いてみようか?
でもなぁ、普通の格好に蛍光イエローのベスト姿なので、航空会社の人なのか、空港の職員なのか、判別できない。

もうしばらく待って、サウスアフリカン航空のユニフォームを着た女性が来たので、その人に訊いてみると、隣の男性に訊いてくれと言う。
なんだ、おじさんの方が偉い人だったのか…orz

そこで、文法も単語もめちゃくちゃになりつつも、最終目的地は福岡なのに、バンコクまでしかチェックインして貰えなくて、しかもeチケットを返して貰えなかったので、何とかして欲しい、と訴えると、事情をわかってあちこちに連絡してくれた。

で、カウンター内の画面を見せながら、バンコクで一度荷物をピックアップして、もう一度チェックインしないとダメだけれど、この番号をバンコクで見せれば大丈夫だから、と、今持っている搭乗券の裏にeチケットの番号を書き込んでくれた。

ありがとう、おじさん!!


バンコク行きの飛行機は、ほぼ満席。
だから、というわけではないだろうが、日が当たってきてぽかぽかと暖かかったヨハネスブルクから一転、冷房が効きすぎて死ぬほど機内が寒い。
外では脱いでいたダウンを、再び引っ張り出して着込んでみたものの、それでも寒い。
ブランケットも気休めにしかならない。

私だけでなく、隣の席のインド系の女の子も、ブランケットにくるまっている。
それどころか、通路の向こうの、縦横にでかい、この世でもっとも寒さを感じなさそうな白人男性まで、コートを引っ張り出して着込んでいるf(^_^;

これは寒すぎだろう!!

食事の後、明かりが消える頃には、ようやく冷房が切られたが、狭苦しいのも手伝って、あまり眠れなかった。
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