ミュンヘン・第1日目
ミュンヘン・第2日目
ミュンヘン・第3日目
ミュンヘン・第4日目
ミュンヘン・第5日目
Ingolstadt(インゴルシュタット)
Andechs(アンデックス修道院)
ミュンヘン・最終日
Würzburg(ヴュルツブルク)
Aschaffenburg(アシャッフェンブルク)その1-観光編
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一通り見て回ってしまったけれど、まだ14時半だ。
あんまり歩きすぎて、疲れちゃってもしょうがないしなぁ。
ひとまずもう一度、ライブハウスの前を見に行ってみよう。
と言うことで、少々遠回りをしながらRothmarktへ。
でも、こんな細い通り、あんまり大きい機材車だと入れないんじゃないかな?
でも、どう考えても、この通りからしかアプローチできない。
来るならここでしょう!!
と、Colos-Saalの前に車が止まってる!!
…って、なんだ、DHLか。
さすがにそれはないよ(笑)
ひとまず、DHLの運転席の兄ちゃん達が怪訝な顔をしているであろう中、記念に写真を撮っておく。

残念ながらポスターとかは出ていなかったので、代わりにこっちを。

まぁ、確かに、チケットは発売してすぐに売り切れたし、店売りしてないから、ポスターを出すことはないだろうけどね。
それにしても、ここでぼんやり突っ立ってるわけにも行かない。それはあまりにも怪しすぎる(笑)
いったんライブハウスからホテルまでの帰り道を確認して戻ってきても、まだ15時前だ。
来るとしたら15時から16時の間くらいだろう、もし16時までに来なかったら、入り待ちは諦めてホテルに帰ろう。
そう考えて、通りの入口とは、道路を挟んだ向かいのカフェに入った。

通りの反対側から入ってきたらアウトだけど、そうじゃなければここなら気がつくだろう。
そう考えて、アマレット入りのラテ・マキアートを飲みつつ、時間稼ぎに写真の確認をしていたら…。

これだ!!間違いない!!
その間10分弱(笑)
ていうか、こんなでかいバス、この通りに入れるのか?!
実際、運転席のお兄ちゃんがいったん外に出て、何か確認しているし。
結局、そのお兄ちゃんはまた運転席に戻って、バスはそのまま動き出した。
通りの反対側から来るんだ!!
公園の向こう側をぐるっと回って来るだろうから、あんまり急がなくても大丈夫だ。
落ち着け、じぶん(笑)
でも向こう側の入口の方って、ちょうど工事でトラックが止まってたからなぁ。入れるんだろうか?
で、行ってみたら。
ホントに向こうから来た!
やべぇ!ホントにあのバスだったんだ!!(笑)
そりゃ、2階建て仕様のバスがさらに貨物牽いてるんだから、間違いないだろうけど、こんなに読みが当たるとは!
しかも、他に入り待ちらしき人は、全っ然、いないんですけどf(^ー^;
ちょっと腰が引け気味に、通りの反対側のアーケードから様子を窺う。
そしてバスは店側ギリギリに車体を寄せて停車。
イコール、バスの乗降口はこっち側!!
ど、ど、ど、どうしよう?!
と、真ん中辺りのドアが開いて、2人ほどスタッフが出てきた後、鼻ピアスに見覚えのある人が(笑)
うわ、本物!!
一瞬、逃げ出したくなるのを抑えつつ、意を決して、
「Sind Sie Florian?(フロリアンさんですか?)」とおそるおそる話しかけてみる。
が、聞き取りにくかったのか、怪訝な顔をされるorz
でも、もう一回聞き直すと、そうだよ、と。
やった~!!ホントにホントに本物だ!!
「あの…今日、ライブ見に来ました…日本から…○×◇▲●☆△△★」
「ん?何?」
確かに、テンパってるんで、言ってることがめちゃくちゃだ(笑)
「日本から、ライブ見に来ました」←ちょっと大げさだけど本当
「日本から?このために?」
「はい…あの、え~と…●◎○☆★▼▲□」
やはりテンパってるんで、ドイツ語で、握手して下さいという言葉が出てこないf(^ー^;
それでも、何が言いたいのかな~?という顔で待っているFlo。
この一週間、何をやってたんだよ!じぶん!(>_<)ヽ
それでも何とか意を汲み取って握手をしてもらってるところに、今度はRüdiger(リュディガー)が降りてきた!!
やべ!写真とかで見るより数倍カッコイイ!!
Floが、日本から来たんだって、というと相当ビックリしたっぽい。
つーか、ある意味、それで印象づける作戦ですが(笑)
それにしても、ある程度予想してはいたけれど、それ以上にRüdeは物凄くフレンドリーで、何も言わなくても向こうから握手してくれる。
こっちもこのくらいから、多少は落ち着いて喋れるようになってきたんで、改めて、
私「今日のライブを見るために、日本から来たんです」
Flo「ドイツのどこかに住んでるんじゃなくて?日本から?」
私「そう、日本に住んでます」
Flo&Rüde「え~っ?!」
まさに《よく来たな~。》状態に。
つーか、Rüdeはよほど驚いたのか、この辺りからずっとRüdeに肩を抱きかかえられてる自分(笑)
Rüde「今日はホテルか何かに泊まるの?」
私「ホテル泊まりです」
そこへこんどはPeter(ペーター)が降りてきた!
うわ!なんか、髪も眼も、スゴイきれい!!
確かにすぐそばで見ると35歳ってのも納得(笑)なんだけど、でもなんか可愛いよ♪
普段、写真では、そんなことちっとも思わないのにf(^ー^;
それに穏やかで、おとなしい感じ。
つか、FloとPeterはすごく穏やか(^-^)で、Rüdeは朗らか\(^o^)/、みたいな。
RüdeがPeterに「日本から来たんだって」と説明したんで、「ホントに?」と言いながら握手してくれる。
私「はい、会えて嬉しい!すっごいラッキーです♪」
Peter「今日のために来たの?」
私「そう、でも先週1週間はミュンヘンでドイツ語を習ってて、そして今日ここに来ました(ちょっと誇張)。でも明日には日本に帰らなきゃならないんです」
Peter「それにしてはドイツ語上手だね」
私「以前、1年間ドイツにいたんで。3年くらいドイツ語習ってます」
Flo「名前はなんていうの?」
私「○○です」
と、すっかりSportfreunde Stillerに取り囲まれる(笑)
マジか、これ?!
半年前に、初めてメンバーの名前を憶えた程度のくせにf(^ー^;
ミュンヘンのバンドだってことも、それまでろくに知らなかったんじゃないっけ?
Rüde「写真、撮らなくていいの?」
気が利くなぁ。しかもちょうどすぐそばにいた若い子のグループに頼んでくれる。
てなわけで、Sportfreunde Stillerの3人と写真撮ってもらっちゃったよ(笑)

↑左から、Florian(ドラム)、怪しい日本人、Rüdiger(ベース)、Peter(ボーカル&ギター)
ここでFloはいなくなってしまったけれど、Rüdeはまだまだ話し続ける。
ってか、顔ちけぇよ(笑)
Rüde「日本のどこから来たの?」
私「福岡。日本のずっと西の方で、東京とかじゃなくて。あ、生まれたのは東京だけど、今住んでるのは福岡」
Rüde「日本からドイツまでって、どれくらい掛かる?」
私「大体12時間くらいかなぁ」
Rüde「そんなに?!」
ま、福岡までだと、さらに乗り継ぐんだけどね(笑)
Rüde「今日のライブを見るの?もう売り切れてるんだけど、チケットは持ってる?」
私「はい」
Rüde「今回は小さいところだけのツアーなんだけど、かなり楽しいはずだよ」
私「でも3月の頭までに日本に帰らなきゃならないんで、今回は今日だけ」
Rüde「じゃあ、他は来ないんだ?ドイツに、またライブ見に来る?」
私「8月にまたドイツに来ます、エアフルトに」
Rüde「8月にエアフルト…Highfieldだ!あれも凄く楽しいよ!でもまだ詳しい日程は決まってないんだよね?」
Peter「Highfieldは…はっきりしたことは決まってないなぁ。またドイツに来るの?」
私「夏に来るつもり。でもひとりで来なきゃならないんで…」
Peter「今日も1人で来たの?」
私「そう!」
ちょっとウケてるPeter。
私「こっちで知り合いを作りたくても、滞在が短すぎて、機会がなくて」
Peter「確かにそれは難しいよね」
Rüde「そうそう、メール送ってよ。メールアドレス書くから、何か書くものない?」
え~っ?!今日に限って、手帳もペンも置いて来ちゃった!!
3人で書くものを探し始める(笑)
Rüde「あ、ペンならあるよ」
と言うことで、紙は仕方なく、Aschaffenburgの説明をプリントアウトしてきた紙の裏にf(^ー^;
Rüde「ここに僕らの宛名を入れてメールしてくれれば、僕らのところに届くから」
と、事務所のメルアドだ。ちぇっ!
いやいや、プライベートのアドレスはあり得ないから(笑)
そして、頼んでもいないうちに、紙の残り半分にサインを書き始めるRüde。
親切だなぁ♪
そして、Rüdeがサインを書いている間に、Peterが、
Peter「どうやって僕らのことを知ったの?」
私「2006年の夏にドイツにいたんで…」
Peter「それでMTVで見たんだ!」
私「で、昨年の夏に、アルバムを全部買って…」
Peter、大ウケ&ハイタッチ( ^-^)/☆\(^o^ )
うはは~♪Peterとハイタッチしちゃった~!!なんか凄く嬉しい~!!
Rüdeに続いてPeterが紙とペンを受け取って、「名前の綴りは、……でいいの?」
お!ちゃんと名前を憶えて貰えた!
外国人にもわかりやすい名前でよかった!
生まれて初めて、名前のことで親に感謝した(笑)
これなら、事務所にメールを出しても、名前で思い出して貰えるかも!
最後にもう一度、2人の写真を撮らせて貰いました。

ここに載せると、肖像権的にマズイかも知れませんが(笑)
こうしてみても、写真よりも実物の方が遙かに格好良かったな~♪
それに直に喋ってみて、やはりどうやらPeterの声が好きで、はまったっぽい。
格別に良い声ってんじゃない、むしろほにゃ~っとしてるんだけどなぁ、なんか良いんだよなぁ。
でも、友達になるなら、絶対にRüde!!
普段どっちかって言うと、あんまり表に立つことが少ないように思ってたんで、これは意外!
つーか、思った以上に良いヤツじゃん♪
Peter&Rüde「じゃあ、また後で!ライブ楽しんでね!」
と別れました。
ここまでで大体15分くらい?もっとかな?
Rüdeがものすごく嬉しそうに相手してくれるのを良いことに、自己主張しまくりf(^ー^;
もともと楽曲そのもの以外では、この人達と仲良くなれたら楽しそう、というところに魅力があったんで、色々と話せたのが嬉しい!
いやぁ、まさかホントにここまで実現できるとは!!
ホテルに向かう途中、ずっとにやけっぱなしでしたよf(^ー^;
しかもホテルの部屋に入ってから、ひゃっほ~♪とか叫びまくるし、できれば当分手を洗いたくないとか ←洗ったけど。
変な日本人だ…orz
(その3につづく)
☆本文中の私のセリフはあくまでも《こう言ったつもり》です(笑)