今日予定通り、同僚の「ロータスヨーロッパ」とプチドライブに行ってきました。待ち合わせのサービスエリアには私が先に着き、首を長くして待っているところに、や、やって来ました!!
独特の存在感のあるフォルムとサウンドで、サービスエリアに入ってくると、「何だあの車は!!」みたいな感じで、大変な注目度でした・・・・。この車を知っている人には近くでみたいという欲望が抑えられないのか、お店から一番遠いところに置いたにもかかわらず多くの人が集まってきました。
私も、近くでじっくり見るのは初めてなので、まずは周りから写真を撮りながらじっくりと見せてもらいました。1973年製との事でそばで見ると経年変化はいなめないのですが、それでもこうして現役で走っているところがすごいですね。約30年以上も前の車ですが、私のZ4と並べてもスタイル等全く引けをとらないところがすごいですね。。それとやはり実車を目の前にして、その背の低さに改めて驚きました。本当に腰の高さでした!!
一通り見せてもらい、今度は乗せてもらうことに!!
まずは乗り込むのですが、すごく背が低いので乗り方にもコツが必要と言うことで・・・まずは左足を突っ込んで、右手でお尻あたりの下のボディに手を突きながら入り込む・・・ということで、その通りに動作して何とか乗り込むことができました。もう、洞窟のような感じですね。「快適性」なんて、言葉を発する人はこの車に乗る資格がないと言う感じでした・・・。
次はエンジンスタート!!
キーには「Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ」と表示がありⅠが差込位置で・・・まずⅡの位置にキーをひねると、色んな機械音がし始めました・・・点火準備をしているとの事で、次にⅢ位置に持ってきてここからエンジンスタート!!・・・少しアクセルを踏みながらⅣ位置に回すのですが、なかなかうまくエンジンをかけることができませんでした。うまくかけるタイミングがあるそうです。
そしてついに発進!!
なのですが・・・これが、また大変でした。クラッチが重くてどこまで踏み込めば、効いているのかが良く分からないのです。そして次の難関が「ギア」で、硬くてうまく入らない!!・・・サービスエリアで横に同僚に乗ってもらって練習をしたのですが、「ロータスヨーロッパ」に申し訳なくなってきまして、最後は諦めるという惨めな結果になってしまいました。とほほ・・・。
人馬一体という言葉がありますが、まさにこのクラスの車になってくると人馬一体でないと走れないということですね!!新参者の私にはおいそれと乗せてもらえるようなものではないと言う事が分かり・・・とても羨ましい感じがしました。
あと、これは教えてもらった話なのですが・・・以前、走ってる最中にシフトレバーが折れてしまった!?・・・そうで、その時には手でシフトを3速に入れて、そのままでずっと走って帰ってきたそうです。また、いつバッテリーがあがってもいいように電源ケーブルは必需品で常備だそうです。ちなみに本日現時点の不具合は燃料計が壊れていてガソリンの量が分からないとの事でした(^^;
この左側の写真のマフラー下に見えているバーが、ギアチェンジのバーでシフトレバーを動作させるとこれがガシャンと動いてギアチェンジするそうで、実際に動くところを見せてもらいました。上記の手で3速にしたと言うのはこのレバーを手で動かして3速に入れたと言うことだそうです。本当にメカと言う感じで・・・今の車ではありえないですね。愛情が必要なんだぁ~!!
上右側写真は後ろトランクを開けたところで座席の真後ろのエンジンが見えます。電源ケーブルも常備されていますね!!トランクのカバーはFRPでできていてとっても軽かったです。
そんなこんなで、待ち合わせのサービスエリアで約1時間ほど見せてもらったりしながら楽しみました。当日の行き先をまだ決めていなかったので、たまたま今朝新聞で知った名古屋港イタリア村で開催されている「スーパーカーショー」を見に行くことにしました。
なんと言う偶然か!!そこで「サーキットの狼」作者である池沢さとし氏のトークショー&サイン会があると言う事で、何か感じるものがあり・・・。
「スーパーカーショー」ではたくさんの当時のスーパーカーが展示されていて、写真もたくさん撮りました。池沢さとし氏のトークショーもとても面白かったです。長くなってしまったので、以降は明日のお楽しみと言うことに・・・させていただきます!! (^^;