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にこにこクッキー

毎日のにこにことパン作りをつづってます

おはなし会

2008-06-25 | 本と雑誌

 今日はボランティアのおはなし会の日でした。私が担当の日で、読んだ本は3冊。

「にちよういち」 西村繁男・作 童心社  これは昨年、市立図書館で見つけて、どうしても欲しくなって購入した絵本です。高知の日曜市に出かける、あっちゃんとおばあちゃんの夏の一日を書いたもの。ほとんどが土佐弁のセリフで構成されていて、読むのも芝居調になりました。県外の方言なので、子供たちには分からない言葉もあったと思うのですが、特に説明することもなしに読みはじめました。反応は…真剣に聞いてくれてたけど、ちょっと分かりにくい方言のところでは集中がそれる子も何人かいたかなあ。私は高知生まれということもあって(もう土佐弁しゃべれないけど)大好きな本です。

「よかったね ネッドくん」 シャーリップ・作 やぎたよしこ・訳 偕成社  「よかったね(運がいい)」と「でもたいへん!(運が悪い)」の場面がカラーとモノクロで交互に展開されます。びっくりパーティーに招待されたネッドくん。パーティの開かれる遠い遠いフロリダに行こうとしますが…。スピード感があって、絵もおしゃれ。奇想天外な出来事に、ハラハラしたり、ほっとしたり。子供たちも、数ページ読んだ後は繰り返しのリズムをつかんで、次は?次は?と期待のまなざし。読み聞かせにもってこいです。

「てんてんむし」 あべ弘士・作 童心社  絵本「あらしのよるに」の絵を手がけた あべ弘士さんの書いた虫の絵本。虫の体のいろんな模様。その模様は虫の言葉だ、という視点で描かれています。リズミカルなことばと大胆な虫の絵がインパクト大!短い話だけど、じっくり絵を見せながら読むといいと思います。私は今回欲張って3冊も読んだので時間が気になって少し早めにページをめくってしまいました。反省…

 読み終わった後、「本、自由に見ていいよ~。」と声をかけたら、早速3冊とも子供たちの手に…^^「てんてんむし」「よかったねネッドくん」は早かった!(笑)聞き手の子供たちと、読み手の私の呼吸が、今日いちばん合ってたのも「ネッドくん」だったように思います。


ちょっとまって

2008-05-20 | 本と雑誌

 私の気になる絵本です。前に友人からおすすめの本も紹介して~と言われたので、紹介してみようと思います。

「ちょっとまって」 岸田今日子・著 佐野洋子・絵 福音館書店

女優の岸田今日子さんが、娘さんが小さい頃に作って聞かせてあげたお話。岸田今日子さんの独特の語り口調そのままの文章が、佐野洋子さんの絵になんともマッチしていていいなあと…。読み聞かせはついつい岸田今日子風になります(笑)。

 お気に入りの本たちの表紙をクリックすると、アマゾンのHPで詳しく見られます


ことば

2008-04-19 | 本と雑誌

 友人のブログのテーマから「ことば」について考える機会がありました。同じ言葉でも言い方ひとつ、その場の状況、いろいろな要素で意味が違ってきたり、言葉を発した人と受け取る人との間で誤解があったり…。言葉ってむずかしいなと思います。でも、だからこそ大切にせんといかんのやと思いました。私の好きな詩で吉野弘さんの「祝婚歌」というのがあるんだけど、その中で、

「ただしいことを言うときは 相手を傷つけやすいものだと 気づいているほうがいい(一部抜粋)」

という部分があって、この詩を読んだときもその後も、私の頭の中を離れません。もちろんこの詩全部が心に残っているんだけど。

 私は子供の頃から「正しいことは強い、正しいことが正義だ」みたいに思っていた気がします。そんな風に思っていた私が発した言葉は、誰かを傷つけていたんじゃないかな…って。この詩に出会って、正しいことを言うときは、優しさがなければいけないんだと強く感じたんです。 

 この「祝婚歌」は吉野弘さんが結婚する姪御さんに送ったものだそう。この詩は作者は分からなくてもみんなが歌ってくれる民謡のようだとご本人は言っておられて、そのため(この詩にに関して、と私は捉えているのだけど)著作権を心配しなくていい、とも言われています。だからネット上でも詩全体を載せて紹介してるHPやブログがたくさんあります。私も今回紹介しようかな…と思ったのだけれど、できたら「祝婚歌」が入っている

「二人が睦まじくいるためには」 吉野弘 出版:童話屋

という本を手にとってもらいたくて、載せませんでした。その本の中には他にも素敵な詩がたくさんあって、それも知ってもらいたいから


図書館

2005-11-13 | 本と雑誌
図書館の「読み聞かせ」に
行ってきました。

長男はお外大好き!走るの大好き!
の子なんですが、実は本も大好き。
「読み聞かせ」のときはじっと真剣なまなざしで
本の世界に入り込んでいます。
honyomi

次男はやっと本に興味が出てきたところですが、
歩くほうが楽しいらしくて、じっとはしていません><

帰りに「本もね、借りたいんよ。」という長男のリクエストで、
児童書の部屋に行き、カードを作り、借りてきました。

長男が選んだ本は
「むしたちの おんがくかい」 得田之久・文
他に
「へんてこライオンがいっぱい」 長 新太・作
「バーバ・ヤガー」 アーネスト・スモール・文
の2冊を私が選んで借りました。

帰ってから早速おうちで「読み聞かせ」。
どれも真剣に聞いていましたが、
お気に入りは「むしたち・・・」と「へんてこライオン・・・」でした。
「バーバ・ヤガー」は「ちょっと怖かったんよ。」だそうです。
確かに~(笑)

私も本が大好き。
図書館通い、再開です^^

  *お気に入りの本たち*に
  図書館で借りた本を紹介しています。