お前はどこの国の記者なんだ(2010/5/20)
国際社会学でいう外国とは自分の国から見て「隣の国」と「隣の国の隣の国」の二種類しかない。
このうち隣の国はそれがまともな国であっても常に疎ましく厄介な存在と定義されてきた。出来も育ちも悪い国はもはや厄災そのものといえる。
後者の典型が日本にとっての朝鮮になるか。
この国とは文化の流れすらなかった。高松塚古墳が見つかったとき、向こうの学者がきてあの玄武の壁画は向こうのなんたら古墳そっくりスミダとか言った。
それはスッポンを紐でくくったような図で、それをどう見れば精緻な高松塚壁画の原図と言えるのか、みな首を傾げたものだ。
こんな主張をするだけあって性格は「隣の騒音おばさん」に似る。
明治維新、日本が親切に開国を促すと大声で喚いて騒ぎまくる。
そこまで聞きわけないならと日本に征韓論が起きる。ついにはあんな国のために日本人同士が田原坂で殺し合い、隆盛ら多くの有為な人材を失ってしまった。
日清戦争も同じ。朝鮮は中国に庇護を求めて、支那と日本が戦った。
日本が支那を叩き潰すと、朝鮮は次に日本の最も恐れるロシアにすがる。かくて日露戦争が起きる。
日本はその朝鮮の目の前で世界一のロシア艦隊を撃滅する。二つの戦争で日本は十二万将兵を失った。
まさに日本にとって厄病神みたいな国だ。
こんな国について先日から朝日新聞が「百年の明日・ニッポンとコリア」と題する連載を始めた。
あの国とは葬式と火事だけの付き合いにしろとかの「村八分」の勧めかと思ったら違った。
「ハングルは15世紀に世宗のもとで考案され、広められたが、日本の統治時代にはこの民族固有の文字は厳しく弾圧され、日本語を強制された(ソウル=稲田清英)と一回目は書きだされている。」
一読、驚く。輿石の教科書だって嘘はもう少し分からないように書く。
だいたいハングルとは今、南北朝鮮で使っている表音文字をいう。世宗が日本の仮名を真似て創った諺文(おんもん)がそのオリジナルだ。
稲田は「広められた」としているが、これも嘘。世宗のあと、李朝の王らは諺文(おんもん)の使用を禁じ、漢語漢字こそ神聖とやった。朝鮮のオリジナル語もほぼ八割方が葬られてしまう。
諺文(おんもん)が息を吹き返すのは稲田のいう「日本の統治時代」で、福沢諭吉が諺文と識字率を高める学校教育の普及を説いた。
彼の門下の井上角五郎が諺文(おんもん)の活字を作って朝鮮に持ち込み、今のハングルの礎を作った。因みに日本はたった数百校だった小学校を約四千校に増やし、学校にも行けなかった常人(小作人)やの子供も通えるようにした。
のちに大統領になる朴正煕もその一人で「日本の役人が親を説得して小学校に通えるようになった。頭がいいからと授業料のいらない師範学校に進学させてもらい、陸軍士官学校にも入れた」と語っている。
これがどうして「民族固有の文字は厳しく弾圧された」になるのか。彼はさらに「日本語を強制した」とまるで悪い事みたいに書く。
そうじゃない。朝鮮の民は日本のおかげで読み書きができるようになった。でもそれではトルストイやカントは読めない。なぜなら諺文訳の「戦争と平和」などないからだ。読むには英語や独語、露語をすべて学ばねばならない。
ただ日本語を学べばすべてが読めた。世界中の古典を一つの言葉に訳した「世界文学全集」はあの当時も今も、日本にしかなかった。
その時代、文明に通じる道は日本語だった。
だから支那人もビルマ人もベトナム人もみな日本に留学して世界を学んだ。
日本の国際化は英語だと平川祐弘は言う。少々疑義はあるが、少なくともあの時代、アジアでは英語に相当したのが日本語だったのだ。
稲田某は自分の記事を縮刷版から削除するよう頼むがいい。さもなくば代々嘘つき記者の汚名が残る。
朝日新聞の発行部数が激減しているらしい。
国際社会学でいう外国とは自分の国から見て「隣の国」と「隣の国の隣の国」の二種類しかない。
このうち隣の国はそれがまともな国であっても常に疎ましく厄介な存在と定義されてきた。出来も育ちも悪い国はもはや厄災そのものといえる。
後者の典型が日本にとっての朝鮮になるか。
この国とは文化の流れすらなかった。高松塚古墳が見つかったとき、向こうの学者がきてあの玄武の壁画は向こうのなんたら古墳そっくりスミダとか言った。
それはスッポンを紐でくくったような図で、それをどう見れば精緻な高松塚壁画の原図と言えるのか、みな首を傾げたものだ。
こんな主張をするだけあって性格は「隣の騒音おばさん」に似る。
明治維新、日本が親切に開国を促すと大声で喚いて騒ぎまくる。
そこまで聞きわけないならと日本に征韓論が起きる。ついにはあんな国のために日本人同士が田原坂で殺し合い、隆盛ら多くの有為な人材を失ってしまった。
日清戦争も同じ。朝鮮は中国に庇護を求めて、支那と日本が戦った。
日本が支那を叩き潰すと、朝鮮は次に日本の最も恐れるロシアにすがる。かくて日露戦争が起きる。
日本はその朝鮮の目の前で世界一のロシア艦隊を撃滅する。二つの戦争で日本は十二万将兵を失った。
まさに日本にとって厄病神みたいな国だ。
こんな国について先日から朝日新聞が「百年の明日・ニッポンとコリア」と題する連載を始めた。
あの国とは葬式と火事だけの付き合いにしろとかの「村八分」の勧めかと思ったら違った。
「ハングルは15世紀に世宗のもとで考案され、広められたが、日本の統治時代にはこの民族固有の文字は厳しく弾圧され、日本語を強制された(ソウル=稲田清英)と一回目は書きだされている。」
一読、驚く。輿石の教科書だって嘘はもう少し分からないように書く。
だいたいハングルとは今、南北朝鮮で使っている表音文字をいう。世宗が日本の仮名を真似て創った諺文(おんもん)がそのオリジナルだ。
稲田は「広められた」としているが、これも嘘。世宗のあと、李朝の王らは諺文(おんもん)の使用を禁じ、漢語漢字こそ神聖とやった。朝鮮のオリジナル語もほぼ八割方が葬られてしまう。
諺文(おんもん)が息を吹き返すのは稲田のいう「日本の統治時代」で、福沢諭吉が諺文と識字率を高める学校教育の普及を説いた。
彼の門下の井上角五郎が諺文(おんもん)の活字を作って朝鮮に持ち込み、今のハングルの礎を作った。因みに日本はたった数百校だった小学校を約四千校に増やし、学校にも行けなかった常人(小作人)やの子供も通えるようにした。
のちに大統領になる朴正煕もその一人で「日本の役人が親を説得して小学校に通えるようになった。頭がいいからと授業料のいらない師範学校に進学させてもらい、陸軍士官学校にも入れた」と語っている。
これがどうして「民族固有の文字は厳しく弾圧された」になるのか。彼はさらに「日本語を強制した」とまるで悪い事みたいに書く。
そうじゃない。朝鮮の民は日本のおかげで読み書きができるようになった。でもそれではトルストイやカントは読めない。なぜなら諺文訳の「戦争と平和」などないからだ。読むには英語や独語、露語をすべて学ばねばならない。
ただ日本語を学べばすべてが読めた。世界中の古典を一つの言葉に訳した「世界文学全集」はあの当時も今も、日本にしかなかった。
その時代、文明に通じる道は日本語だった。
だから支那人もビルマ人もベトナム人もみな日本に留学して世界を学んだ。
日本の国際化は英語だと平川祐弘は言う。少々疑義はあるが、少なくともあの時代、アジアでは英語に相当したのが日本語だったのだ。
稲田某は自分の記事を縮刷版から削除するよう頼むがいい。さもなくば代々嘘つき記者の汚名が残る。
朝日新聞の発行部数が激減しているらしい。