シリーズ第4弾【ハワイの若大将】。
タイトルからもわかる通り、シリーズ初の海外ロケが含まれた作品。
前作から青大将の扱いが変わってきたとレビューしたけど、今作でも引き続き踏襲されている。
なんと今回はヨット部所属の若大将のパートナー選手なのだ。
終盤の大会場面ではこのコンビが力をあわせて優勝するという流れになっていて、これは前作までのシリーズには無い要素となっているのが新鮮。
この大会場面で青大将が若大将のチームメイトになっているという設定は、今後のシリーズでもいくつか出てくるようになる。
(【エレキの若大将】のアメラグとか【レッツゴー!若大将】のサッカーとか)
またストーリーが【ハワイへ行った青大将を若大将が連れ戻すためにハワイへ飛ぶ】というものになっているため、ハワイ滞在中の場面でも若大将と青大将が行動を共にする場面が多い。
前作同様【赤マムシ】に乱暴されそうな澄ちゃんを若大将と青大将が一緒に追いかける場面もあったりして、前作以上に青大将ファンには堪らない作品になっているんじゃないかな。
純粋に「青大将ガンバレ!」って声を掛けたくなる場面もあるし。
今回はこのコンビで大会に臨むことになる。
ということは、【スーパー若大将モード】についてこられる青大将もかなりのスポーツマンということになるのか?
今回も赤マムシの毒牙にかかってしまいそうな澄ちゃんをこのコンビで追いかけるんだけど、青大将がとんでもない台詞を言ったり。
青大将:「赤マムシの車に乗っかって処女でいられたやつはいないとまで言われてるんだよ。安心出来るもんかい。」
若大将、ちょっと不安げな表情。
青大将:「澄ちゃん、バージンだよな?」
若大将:「ナニを言ってんだ、オマエは! バカヤロウ!」
いや~、「バージン」なんて言葉、久々に聞いたよ(笑)。
舞台がハワイということと、取り上げられているスポーツがヨット競技であるということで、海のシーンが盛り沢山なのも今作の特徴。
次作が【海の若大将】とその名の通り海を舞台にしたものであり、連続して海のシーンが満載の作品が作られたことで、【加山雄三=海】のイメージがこのあたりで定着したものと思われる。
しかしサーフィンのことを「波乗り」って言ってるあたり、まだまだ日本ではサーフィンが一般的ではないことを表しているようで、時代を感じるね~。
ココの台詞で【波乗り】って言ってる。
雄一:「澄ちゃんのせっかくの休み、潰しちゃ悪いからなァ。」
澄子:「そうこなくっちゃ。ここはレディファーストの島ですからねッ。」
雄一:「よしッ、じゃ、波乗りやるかっ!」
澄子:「賛成っ!」
その【波乗り】でボードから転落する若大将。
演技なのかマジなのか判らんけど、結構ハデにぶっ飛んでる。
【若大将シリーズ】には歌のシーンが付きものだけど、今作から主演の加山雄三本人作曲の楽曲がいくつか登場する。
中でも今作に出てくる【恋は紅いバラ】は師匠もカラオケでよく歌うので思い入れがあるな~。
(劇中では英語の歌詞で歌ってるけど、師匠が歌うのはもちろん日本語版ね)
曲間のセリフがかなり恥ずかしいので、酒入ってないと歌えんけど(笑)。
そして歌と言えば、若大将と青大将と澄ちゃんの3人が、エンディングのシーンで一緒に歌を歌うということも見逃せない。
こんなの他のシリーズ作品じゃ見れないし、珍しくもあり貴重でもあるシーンだと思う。
これがその貴重なシーン。
若大将と澄ちゃんのデュエットや、青大将のソロなどの歌のシーンは今後のシリーズで出てきたりもするけど、この3人が一緒というのはちょっと見られない。
雄一と澄子の気持ちの行き違いの描写は、いつもと同じようで、でもよく見るといつもと違っている感じがする。
澄子がヤキモチを焼く描写もあるにはあるが、それよりも若大将が青大将にせがまれて澄ちゃんに「石山のことどう思う?」なんて訊いたりする、若大将が空気を読めないことに対してスネてしまうことのほうが強い印象を与えているように見えるかな。
頼まれたらイヤとは言えないという若大将のキャラ設定を設定どおりに表した場面と言えるけど、これはさすがに澄ちゃんに同情してしまうシーンだね~。
せっかく2人でダンスしている場面なのに、真剣になって青大将のことを「アイツはいいやつなんだ」と力説する、空気の読めない若大将。
ま、こういうところがこのシリーズの定番になっている面白さと言えなくもないが…。
このあたりからシリーズも文字通り波に乗ってきた頃なんじゃないかな~って思わせるような、そんな雰囲気を感じさせる第4作目だけど、まだ勢いみたいのは足りないかなって思う。
ヨット競技っていうのもちょっとマイナー杉っつーか、最後の追い上げのシーンの迫力がちょっと不足っていうか…。
でもハワイという舞台はうまく使ってるかな、って思えるけどね。
タイトルからもわかる通り、シリーズ初の海外ロケが含まれた作品。
前作から青大将の扱いが変わってきたとレビューしたけど、今作でも引き続き踏襲されている。
なんと今回はヨット部所属の若大将のパートナー選手なのだ。
終盤の大会場面ではこのコンビが力をあわせて優勝するという流れになっていて、これは前作までのシリーズには無い要素となっているのが新鮮。
この大会場面で青大将が若大将のチームメイトになっているという設定は、今後のシリーズでもいくつか出てくるようになる。
(【エレキの若大将】のアメラグとか【レッツゴー!若大将】のサッカーとか)
またストーリーが【ハワイへ行った青大将を若大将が連れ戻すためにハワイへ飛ぶ】というものになっているため、ハワイ滞在中の場面でも若大将と青大将が行動を共にする場面が多い。
前作同様【赤マムシ】に乱暴されそうな澄ちゃんを若大将と青大将が一緒に追いかける場面もあったりして、前作以上に青大将ファンには堪らない作品になっているんじゃないかな。
純粋に「青大将ガンバレ!」って声を掛けたくなる場面もあるし。
今回はこのコンビで大会に臨むことになる。
ということは、【スーパー若大将モード】についてこられる青大将もかなりのスポーツマンということになるのか?
今回も赤マムシの毒牙にかかってしまいそうな澄ちゃんをこのコンビで追いかけるんだけど、青大将がとんでもない台詞を言ったり。
青大将:「赤マムシの車に乗っかって処女でいられたやつはいないとまで言われてるんだよ。安心出来るもんかい。」
若大将、ちょっと不安げな表情。
青大将:「澄ちゃん、バージンだよな?」
若大将:「ナニを言ってんだ、オマエは! バカヤロウ!」
いや~、「バージン」なんて言葉、久々に聞いたよ(笑)。
舞台がハワイということと、取り上げられているスポーツがヨット競技であるということで、海のシーンが盛り沢山なのも今作の特徴。
次作が【海の若大将】とその名の通り海を舞台にしたものであり、連続して海のシーンが満載の作品が作られたことで、【加山雄三=海】のイメージがこのあたりで定着したものと思われる。
しかしサーフィンのことを「波乗り」って言ってるあたり、まだまだ日本ではサーフィンが一般的ではないことを表しているようで、時代を感じるね~。
ココの台詞で【波乗り】って言ってる。
雄一:「澄ちゃんのせっかくの休み、潰しちゃ悪いからなァ。」
澄子:「そうこなくっちゃ。ここはレディファーストの島ですからねッ。」
雄一:「よしッ、じゃ、波乗りやるかっ!」
澄子:「賛成っ!」
その【波乗り】でボードから転落する若大将。
演技なのかマジなのか判らんけど、結構ハデにぶっ飛んでる。
【若大将シリーズ】には歌のシーンが付きものだけど、今作から主演の加山雄三本人作曲の楽曲がいくつか登場する。
中でも今作に出てくる【恋は紅いバラ】は師匠もカラオケでよく歌うので思い入れがあるな~。
(劇中では英語の歌詞で歌ってるけど、師匠が歌うのはもちろん日本語版ね)
曲間のセリフがかなり恥ずかしいので、酒入ってないと歌えんけど(笑)。
そして歌と言えば、若大将と青大将と澄ちゃんの3人が、エンディングのシーンで一緒に歌を歌うということも見逃せない。
こんなの他のシリーズ作品じゃ見れないし、珍しくもあり貴重でもあるシーンだと思う。
これがその貴重なシーン。
若大将と澄ちゃんのデュエットや、青大将のソロなどの歌のシーンは今後のシリーズで出てきたりもするけど、この3人が一緒というのはちょっと見られない。
雄一と澄子の気持ちの行き違いの描写は、いつもと同じようで、でもよく見るといつもと違っている感じがする。
澄子がヤキモチを焼く描写もあるにはあるが、それよりも若大将が青大将にせがまれて澄ちゃんに「石山のことどう思う?」なんて訊いたりする、若大将が空気を読めないことに対してスネてしまうことのほうが強い印象を与えているように見えるかな。
頼まれたらイヤとは言えないという若大将のキャラ設定を設定どおりに表した場面と言えるけど、これはさすがに澄ちゃんに同情してしまうシーンだね~。
せっかく2人でダンスしている場面なのに、真剣になって青大将のことを「アイツはいいやつなんだ」と力説する、空気の読めない若大将。
ま、こういうところがこのシリーズの定番になっている面白さと言えなくもないが…。
このあたりからシリーズも文字通り波に乗ってきた頃なんじゃないかな~って思わせるような、そんな雰囲気を感じさせる第4作目だけど、まだ勢いみたいのは足りないかなって思う。
ヨット競技っていうのもちょっとマイナー杉っつーか、最後の追い上げのシーンの迫力がちょっと不足っていうか…。
でもハワイという舞台はうまく使ってるかな、って思えるけどね。