緑区の建築会社,㈲坂野建設さんが工事を行なった,
数奇屋風の家を紹介したいと思います。
畳・障子・襖などが入ると完成で雰囲気が全然ちがいます。
「が 」 「その前に
」
大工さんのお仕事を
とおもい,今回は建具などが入る前の和室を紹介します。
大工さんの腕が光る~
数奇屋風和室その1
一位(イチイ)の幕板・床柱 床とのバランスが絶妙
栃(トチ)の床框 建材屋さんが売りたくないといっていた,きれいな一品
波状杢(木目の模様で特に装飾性の高い美しいもの)が最高に出ていた。
利休床 本物の畳が入るようになっていました。
九尺の地坂 張りじゃない,無垢の板
掛け障子
サッシまでの奥行きが三角形
ニッチ照明 ダウンライトが取付けてあります。
夜,照明をONにするとほんのりといい感じ。
数奇屋風和室その2
栃(トチ)の地袋天板 (もちろん無垢の板,高額で??万円)
切り 間違えたら大変ですね。
「後ろが三角形で板を納めるのに苦労した」と大工さんが笑ってました。
網代(アジロ)天井 床の間,地袋の天井が編んだ形で目立たないところも数奇屋風
匠の技
ネズの飾り木 曲がり・色・バランスが最高 お客さんも納得のお気に入り
地袋天板との接触部の写真がないのが,残念!
まるで貫通しているみたいだったけど,どうやって・・・・?
他にもいろいろな所で大工さんの技のオンパレード
大工さんの腕があっての数奇屋風の家のお仕事でした。