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32. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 4イ 儒教の矛盾 」

32. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 4イ 儒教の矛盾 」

 儒教の国と神道の国 一部引用編集簡略版
本章は以下の内容を投稿予定です。
4イ 儒教の矛盾
4ロ 支配階級のための儒教
4ハ 道徳哲学に儒教を変えた日本人
4ニ 公の概念が欠落した儒教
4ホ 中国には西洋美術館がない
4ヘ 女性に自由がない中韓
4 ト 易姓革命が諸悪の根源
4チ 自分の不徳を責める天皇
4リ 美意識に価値を置く日本人
4ヌ 中国は世界で唯一の神話がない国
4ル 日本は女性が最高神
4ヲ 和の文化と神道
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4イ 儒教の矛盾

  儒教が怪しい。胡散臭いものだと、はじめて著者が気づいたのは、大学に進んだころだった。
  著者は、孔子が生きた春秋時代(紀元前770~紀元前403年)について、孔子が出入りしたどの宮廷にも、宦官(かんがん:後述)が多くいたことを知った。春秋時代と呼ばれるのは、孔子の教えを編纂した、儒教の経典の「春秋」から、きている。

  儒教が、美しい言葉を並べて、うわべを飾り立てているが、見せ掛けのものではないかと、思った。

  孔子は、「孝経」のなかで、「髪の毛の一本一本から、膚にいたるまで、親から貰った身体だから、あえて、これをいささかも、傷つけてはならない」と、教えている。
  これは、孔子の多くの教えのなかで、もっとも有名な言葉だろう。儒教のなかで、もっとも重要な教えと、なっている。
  「孝経」は、孔子の十三経の一つで、儒教の根本理念であり、他の基本について、述べた経典である。

  では、孔子がそのように、ほんとうに信じていたのだろうか?
  宦官は、若い男性の生殖器を切除するのだから、残酷きわまりなく、宦官は、皇后や、黄帝の女たちが住む、後宮で執事をつとめたり、身の回りを世話するだけでなく、しばしば、君主の重要な補佐役として、仕えた。

  それにしても、宦官制度は、非道きわまるものだった。
  長いあいだにわたって、麻酔もなかったし、十分な消毒、殺菌も行われなかったから、生殖器を切除する時には、想像を絶する苦痛に、耐えなばならなかった。ほとんどが、生命を失って、生殖機能を奪う宮刑(きゅうけい)を受けた者は、五人に一人ほどしか、生き残らなかったという。

  もっとも、ヨーロッパのキリスト教会にも、1878年まで、宦官(ユーニック=かんがん)が存在した。この年に、ローマ教皇レオ十三世が、宦官制度を廃止した。1878年というと、明治十一年に当たる。日本で、ヨーロッパ文明に憧れている人々は、はたして、この事実を知っているのだろうか?

  そのうえ、中国では、人を食べる食人習慣が、ひろく行われていた。
  豚や、牛や、鶏、犬を食べるように、人肉を何ら罪悪感もともなわずに、口にしていた。
  遠征する軍隊は、携帯食料として、食用人間の群を、連れて行った。敵を捕らえたら、食べてしまった。

  毛沢東が発動した、人民文化大革命(1965~1975年)の時には、紅衛兵たちが、「造反有理」を叫びながら、殺人を働き、その肉を貪(むさぼ)った。何が、文化革命なのか。
  文化大革命は、四十年前のことである。つい、このあいだのことだ。その後、食人習慣がなくなったとは、信じがたい。

  習近平体制になってから、中国では、政権によって、バスを仕立てて、動員された暴徒が、「愛国無罪」を叫びながら、日本資本の工場や、百貨店を襲撃して、破壊し、略奪した。「造反有利」が、「愛国無罪」に、変わっただけのことである。

  儒教は、その後ずっと、中国思想の根幹となってきた。

参考:加瀬英明著「中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか」
 加藤英明氏は「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長
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