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27. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 3ヲ 「東亜日報」の慰安婦募集 」

2021-09-21 10:35:41 | 中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか
27. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 3ヲ 「東亜日報」の慰安婦募集 」

 「心」なき中韓と「心」ある日本 一部引用編集簡略版
本章は以下の内容を投稿予定です。
3イ 日本を憎む中国・韓国
3ロ 自然を拝む日本人への蔑み
3ハ 「人民」は日本語から借りてきた言葉
3ニ 龍の爪の数が序列
3ホ 「ミラー・イメージ」の罠
3ヘ 天災の国と人災の国
3 ト 日中関係は国内問題
3チ 日台関係の欺瞞
3リ 韓国人の愛国心はまやかし
3ヌ 韓国と台湾の日本統治
3ル 日本統治に感謝していた韓国人
3ヲ 「東亜日報」の慰安婦募集
3ワ 韓国の反日は幼児の甘え
3カ 汚い空気と賄賂と愛人
3ヨ 琉球共和国設立委員会
3タ 封印された天安門事件
************************

3ヲ 「東亜日報」の慰安婦募集

  はじめて韓国を訪れた時に、「東亜日報」に漢字で、「慰安婦募集」という広告が、載っていた。

  今日でも、「東亜日報」は、韓国の代表的な全国紙の一つである。東亜日報社の金相万(キム・サンマン)会長は、著者より二十歳も年長だったが、肝胆相照らす(互いに心の底まで打ち明けて親しく交わる)ようになった。

  その後、著者は「東亜日報」を応援したが、朴正煕(パク・チョンヒ)と対決していた。
  慰安婦は、韓国語で「ウィアンフ」と発音する。慰安婦は、米軍を中心とする国連軍と、韓国軍兵士のために、政府によって集められていた。慰安婦が働く売春村は、基地村(キチジョン)と呼ばれていた。

  当時、韓国ではまだ、漢字が使われていた。その後、漢字が日本統治時代の残滓(ざんし:かす)だといって廃止して、すべてハングルによって、書くようになった。

  日本語を駆除するといっても、今日でも、病院(ビョンウォン)、歯科(チクア)、自動車(チャドンチャ)、自転車(チャジョンゴ)、名刺(ミョンハム)、化学(カハク)、引力(イルリョク)、労働者(ノドンチャ)、民主主義(ミンチュチイ)をはじめとして、おびただしい数にのぼる言葉が、日本でつくられた漢語だ。
  中国語で、病院は医院、歯科は牙科、自転車は自行車、名刺は名片だ。

  韓国語のなかには、漢字を使わせなくなったのにもかかわらず、日本語が溢れている。これらの日本語を、ハングルで表記している。
  朝鮮民主主義人民共和国のなかで、人民、共和国が、日本語だ。朝鮮だけが朝鮮語だ。朝鮮労働党についても、労働が日本語だから、同じことである。

  しかし、漢字が日本のものだといって、廃止したために、韓国民の知的水準を、大きく低下させることになった。バカじゃなかろうか。

  もし、日本語から、漢字を追放してしまったら、知的障害がもたらされることになるが、韓国が行ったことは、それに当たる。

  もちろん、漢字は中国のものだ。だが、漢字が日本のものだといって、韓国語から追放してしまったにもかかわらず、韓国語の日常語のなかに、日本語が溢れているのだ。日本語を韓国語読みにした言葉も、すべて使用を禁じるべきだろうが、そうすると、韓国民が言語障害に、おちいってしまうだろう。

  どうしても、日本から入ったものを、すべて捨てたいのであれば、唐辛子も禁止するべきだ。そうしたら赤いキムチがつくれなくなる。

  唐辛子は、韓国で長いあいだ、倭芥子(ウエケジャ)と呼ばれていた。倭(ウエ)は、日本の蔑称である。
  唐辛子は、南アメリカ原産だが、朝鮮半島に入る前に、日本にキリシタンの宣教師(バテレン)によって、もたらされた。その後、秀吉の軍兵が、文禄、慶長の役(1592~1598年)にあたって、朝鮮に遠征した時に、将兵が持参して、唐辛子が朝鮮にデビューをはたした。
  倭芥子が手に入るまでは、ニンニクで漬けた、白(ペク)キムチしかなかった。

  慰安婦に戻ろう。著者は日本軍に慰安婦がいたことを、知っていた。だが、慰安婦は1945(昭和20)年に、日本が敗れてから、世界のどこにも、いなくなったはずだった。
  それなのに、どうしてまだ、韓国に慰安婦が存在しているのか、訝った。

  韓国軍の将官にインタビューした時に、どうして旧日本軍と同じように、慰安婦と呼んでいるのか、質問した。
  「李承晩政権が国軍を創建した時に、その幹部要員といえば、私のように、みな、日本軍の将校だった者でした。そこで、日本軍の制度が、そのまま、受け継がれました」という答えが、戻ってきた。

  韓国は、慰安婦を継承した、世界で唯一の国である。
  その韓国から、日本に慰安婦がいたといって、非難されているが、もし、世界のなかで、日本の慰安婦を非難することが、絶対に許されない国があるとすれば、慰安婦を引き継いだ、韓国であるはずだ。

  韓国における慰安婦について、韓国の学者グループによる、「軍隊と性暴力 朝鮮半島の二十世紀」という、優れた研究書がある。
  「慰安婦」の「目的は、第一に一般女性を保護するため、第二に韓国政府から米軍兵士に感謝の意を示すため、第三に兵士の士気を高揚するため」と、述べている。
  「「慰安婦」として働くことになった女性たちは、「自発的動機」がほとんどなかった」「ある日、韓国軍情報機関員たちにより拉致され、一日で韓国軍「慰安婦」へと、転落した」と、記されている。何と、ひどいことだろうか。

  日本軍の慰安婦のなかで、拉致されて、慰安婦となることを強制された者は、一人もいなかった。

参考:加瀬英明著「中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか」
 加藤英明氏は「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長

26. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 3ル 日本統治に感謝していた韓国人 」

2021-09-20 09:17:16 | 中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか
26. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 3ル 日本統治に感謝していた韓国人 」

 「心」なき中韓と「心」ある日本 一部引用編集簡略版
本章は以下の内容を投稿予定です。
3イ 日本を憎む中国・韓国
3ロ 自然を拝む日本人への蔑み
3ハ 「人民」は日本語から借りてきた言葉
3ニ 龍の爪の数が序列
3ホ 「ミラー・イメージ」の罠
3ヘ 天災の国と人災の国
3 ト 日中関係は国内問題
3チ 日台関係の欺瞞
3リ 韓国人の愛国心はまやかし
3ヌ 韓国と台湾の日本統治
3ル 日本統治に感謝していた韓国人
3ヲ 「東亜日報」の慰安婦募集
3ワ 韓国の反日は幼児の甘え
3カ 汚い空気と賄賂と愛人
3ヨ 琉球共和国設立委員会
3タ 封印された天安門事件
************************

3ル 日本統治に感謝していた韓国人

  著者がはじめて訪韓したのは、1965(昭和40)年に、日韓関係が国交を開いた前年だった。ソウルにいた日本人は、商社、テレビ特派員など含め、百人もいなかった。
  新潟日報などの地方紙から、韓国について、連載を書くことを依頼され、時事通信社の特派員の肩書を貰って、韓国に入国した。

  ソウルは貧しかった。毎日、餓死者が絶えなかった。アメリカ軍基地の残飯を貰ってきて、食堂で部隊(ブテ)チゲと呼ばれて、定番のメニュウとなっていた。

  それでも、土間の一杯飲み屋(ポジャンマチヤ)に入って、日本人だと分かると、日本人が珍しかったから、居合わせた客が、懐かしがって、日本語で争うように話しかけて、マッコリ(白く濁ったドブロク)を、奢ってくれた。

  韓国では、戒厳令が敷かれていて、午前零時以降の外出が、禁止されていた。カメラマンのR氏によって、郊外の家に夜に招かれ、帰りに表通りまで送ってくれたが、タクシーがもう来なかったので、都心に向かうバスに乗った。
  R氏が、女子車掌に「日本人だから」といって、ホテルの名を告げて、近くで降ろすように頼んだ。バスには、女子車掌が前とうしろに、二人乗っていた。

  バスは、ほぼ、満員だった。著者が日本人だと分かると、つぎつぎと握手を求められた。
  一人が、日本の童謡を口ずさんだところ、都心に近づくうちに、十二、三人が、日本の歌を合唱してくれた。
  その後、韓国に仕事で、足繁く通った。首相から、閣僚や、新聞社のオーナー、大学総長、ジャーナリストなど、多くの親しい友人を持った。韓国を訪れるたびに、温かく歓迎してくれた。今日、反日を国是とする国家になってしまっているが、当時の韓国を知る者にとって、信じられないことだ。

  もし、韓国民が日本統治を、深く恨んでいるとするならば、日本統治時代が遠のいて、記憶が薄れるにつれて、今日のように反日感情が強まることは、ありえないはずだ。
  著者だけでなく、あのころの韓国を知っている人々なら、狐につままれたような思いに、とらわれるはずだ。

参考:加瀬英明著「中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか」
 加藤英明氏は「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長

25. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 3ヌ 韓国と台湾の日本統治 」

2021-09-19 09:28:05 | 中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか
25. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 3ヌ 韓国と台湾の日本統治 」

 「心」なき中韓と「心」ある日本 一部引用編集簡略版
本章は以下の内容を投稿予定です。
3イ 日本を憎む中国・韓国
3ロ 自然を拝む日本人への蔑み
3ハ 「人民」は日本語から借りてきた言葉
3ニ 龍の爪の数が序列
3ホ 「ミラー・イメージ」の罠
3ヘ 天災の国と人災の国
3 ト 日中関係は国内問題
3チ 日台関係の欺瞞
3リ 韓国人の愛国心はまやかし
3ヌ 韓国と台湾の日本統治
3ル日本統治に感謝していた韓国人
3ヲ 「東亜日報」の慰安婦募集
3ワ 韓国の反日は幼児の甘え
3カ 汚い空気と賄賂と愛人
3ヨ 琉球共和国設立委員会
3タ 封印された天安門事件
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3ヌ 韓国と台湾の日本統治

  それでも、韓国が先進国の仲間入りを、遂げつつあるのは、嬉しいことだ。
  韓国の経済発展は、日本統治の賜物である。台湾についても、同じことだ。台湾と、朝鮮統治は、日本による壮大な持ち出しだった。(何もないところに、日本から、人、物、金を投入した)

  日本人は誠心誠意、台湾と韓国を日本の水準まで、引きあげようとして、奮闘した。
  欧米諸国は、植民地を徹底的に搾取したが、日本は台湾と、朝鮮に、巨額の投資を行って、近代化に努めた。

  台湾と、海南島は、面積がほぼ同じである。
  もし、日清戦争後に、日本が清国から台湾ではなく、海南島を割譲されていたとしたら、海南島が今日の台湾のように、目覚ましく発展していたに違いない。そして、台湾が、今日の海南島と変わらない、経済水準にあったに違いない。

  日韓併合が行われる前の李朝の朝鮮は、政治が乱れ、極貧国で、自立する能力を欠いて、国の体をまったくなしていなかった。
  それは、ひどい状態にあった。
  李氏朝鮮末期の代表的な知識人イ・インジク(1862~1916年)の、「血の涙」という詩が、当時の韓国社会のありさまを、描いている。
*********
   両班(やんぱん)たちが国を潰した。
   は両班に鞭打たれて、殺される。
   殺されても、殴られても、不平をいえない。
   少しでも値打ちがある物を持っていれば、両班が奪ってゆく。
   妻が美しくて両班に奪われても、文句をいうのは禁物だ。
   両班の前では、まったく無力なは、自分の財産、妻だけではなく、生命すらその気ままに委ねられている。
   口ひとつ間違えればぶっ叩かれるか、遠い島へ流される。
   両班の刃にかけられて、生命すら保つことができない。
********

  ロシアが朝鮮半島を、耽々と狙っていた。日本が日露戦争を戦わなかったとしたら、ロシアが朝鮮半島を呑み込んでいただろう。
  もし、韓国が中国の属国であり続けたか、ロシアの支配下に置かれていたなら、今日の韓国は、中国の東北部(満州)か、旧ソ連の中央アジアの共和国の水準に、あったはずだ。

  それに、日本は日韓基本条約によって、韓国と国交を結んだ時に、当時の日本にとっても、韓国にとっても、巨額だった経済協力金を、韓国に提供した。
  ”漢江(ハンガン)の奇跡”と呼ばれた、韓国のあの時からの発展は、日本の気前良い経済援助がなかったら、もたらされなかった。韓国は日本の援助によって、大きく飛躍して、成長した。日本国民の血税が役だったのだと思うと、嬉しいことだ。

参考:加瀬英明著「中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか」
 加藤英明氏は「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長

24. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 3リ 韓国人の愛国心はまやかし 」

2021-09-18 09:18:26 | 中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか
24. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 3リ 韓国人の愛国心はまやかし 」

 「心」なき中韓と「心」ある日本 一部引用編集簡略版
本章は以下の内容を投稿予定です。
3イ 日本を憎む中国・韓国
3ロ 自然を拝む日本人への蔑み
3ハ 「人民」は日本語から借りてきた言葉
3ニ 龍の爪の数が序列
3ホ 「ミラー・イメージ」の罠
3ヘ 天災の国と人災の国
3 ト 日中関係は国内問題
3チ 日台関係の欺瞞
3リ 韓国人の愛国心はまやかし
3ヌ 韓国と台湾の日本統治
3ル日本統治に感謝していた韓国人
3ヲ 「東亜日報」の慰安婦募集
3ワ 韓国の反日は幼児の甘え
3カ 汚い空気と賄賂と愛人
3ヨ 琉球共和国設立委員会
3タ 封印された天安門事件
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3リ 韓国人の愛国心はまやかし

  韓国人は、感情が激しい。自制心を欠いている。
  気の短い男女が、多い。すぐに、激昂して、怒る。
  日本人のように、整然と行列して、順番を待つことが、できない。

  韓国語で、「クゲ・ウルプチク」(声を張りあげて、声のかぎりに泣く)という。
  著者は韓国で、愛人がいる男の妻が死んだ時に、葬儀のあいだ、愛人が人前で喉がはりさけたように号泣するが、便所に入ると喜んで、声を押し殺して笑うという話を、聞いたことがあった。

  韓国人は、感情を爆発させる。酒席では、いまでも、男たちが「マシゴ・チュプチァー」(死ぬまで飲もう!)とか、「マシゴ・ハムケ・チュプチャー」(一緒に死ぬまで飲もう!)といって、威勢よく杯をあおる。

  著者が韓国を頻繁に訪れたころは、ビールをなみなみと注いだコップに、ワンショット・グラスにウィスキーをみたして、沈めて飲むのを、「爆弾酒(ボクダンチュ)」といって、流行っていた。
  いまでは、「爆弾酒」のコップの上を、ラップで覆ったうえで、カクテルのシェーカーのように振ってから、穴をあけると、ビールで割ったウィスキーが、勢いよく噴きでるのを、「射精酒(サジョンチュ)」と呼んで、流行っているという。

  ふだんは、おとなしいのに、いったん、ハンドルを握って運転すると、荒々しくなって、交通法規を守らない者が多い。
  「過激運転(ファギョカン・ウンジョン)」というが、最近まで「ファギョカン・ウンジョンをやめよう」という公共CMが、テレビで流されていた。

  韓国人は、日常、つねに相手を出身校や、収入、親の社会的地位によって、即座に自分との上下を区別する。住みにくい社会なのだ。そのために、全員が精神不安定である。
  韓国人の夢は、家族ともども、海外に移住することだ。アメリカが、もっとも移住したい国であり、カナダ、オーストラリアの順で、続く。

  日本も、かつて貧しかった時代に、多くの日本人が新天地を求めて、アメリカや、南米に移民として、渡った。
  しかし、日本が豊かになってからは、海外に移民として、出ることがなくなった。

  ところが、韓国の場合には、貧しい人々だけが、海外へ移住したいのではない。エリートも、大金持ちも、機会があれば、海外に永住したい。
  韓国人の愛国心は、国を愛しているのではなく、ただ、鬱憤を晴らしているだけのことだ。とにかく、息が詰まるほど、住みにくい国なのだ。
  北朝鮮もまったく同じことだ。脱北者が、あとを絶たない。
  もし、南北ともに、誰でも海外に移住することができたら、朝鮮半島は人一人いない、無人地帯となって、きっと、鳥や、動物たちの楽園となることだろう。

  韓国が、ことあるごとに、日本を嬲(なぶ)りものにするのは、韓国のせいだけではない。日本が卑屈な態度をとってきたために、欲求不満をぶつける、格好な対象となっている。

  このために、日本ば、中国や、ロシアからも、バカにされ、侮りを招いて、嬲られている。
  「平和憲法」を信奉していると、外国に対して、卑屈にならざるをえない。

  中国人の大衆も、すでに反日暴動の映像でおなじみだが、日常、非情な環境に置かれて、欲求不満によって苛まれているから、情緒が安定しないのだ。

参考:加瀬英明著「中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか」
 加藤英明氏は「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長

23. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 3チ 日台関係の欺瞞 」

2021-09-17 09:14:39 | 中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか
23. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 3チ 日台関係の欺瞞 」

 「心」なき中韓と「心」ある日本 一部引用編集簡略版
本章は以下の内容を投稿予定です。
3イ 日本を憎む中国・韓国
3ロ 自然を拝む日本人への蔑み
3ハ 「人民」は日本語から借りてきた言葉
3ニ 龍の爪の数が序列
3ホ 「ミラー・イメージ」の罠
3ヘ 天災の国と人災の国
3 ト 日中関係は国内問題
3チ 日台関係の欺瞞
3リ 韓国人の愛国心はまやかし
3ヌ 韓国と台湾の日本統治
3ル日本統治に感謝していた韓国人
3ヲ 「東亜日報」の慰安婦募集
3ワ 韓国の反日は幼児の甘え
3カ 汚い空気と賄賂と愛人
3ヨ 琉球共和国設立委員会
3タ 封印された天安門事件
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3チ 日台関係の欺瞞

  日本は愚かにも、台湾との関係を、進んで絶って、台湾を放棄した。

  著者は、台湾が中国によって吞み込まれることがあれば、その時に、日本が亡びるから、日台は一体だと説いてきた。南方からの海上輸送路を、絶たれることになる。

  著者は米中国交樹立を待って、日中国交を結ぶべきだったと論じた。
  せっかく、ニクソン夫妻が田中首相よりもまえに、人民大会堂で食事をしたというのに、毒味役になれなかった。
  中国は、何ら、代価を払うことなく、日本との国交の正常化を、手に入れたが、日本が支払った代価は、大きかった。

  アメリカはカーター大統領になってから、日本より七年も遅れて、米中国交を樹立した。
  アメリカは、中華民国(台湾)と断交したものの、同時にアメリカ連邦議会が、台湾関係法(TRA)を制定して、政権に台湾を防衛することを、義務付けた。
  今日でも、米台関係は台湾関係法に基づく、公的なものとなっている。

  著者は、米中が国交を樹立した時に、日本の国会が、アメリカ議会に見習って、日本版の日台関係法を立法するべきだと、主張した。
  しかし、日本の政界も、財界も、言論界も、まるで、幕末のお墓参りの狂乱(投稿者補足:著者がどのことを意味されているのか不明ですが、幕末には、黒船、大地震に大津波、とどめは即死病のコレラ。嘉永6年のペリー来航から幕府が滅亡する慶応4年までの15年余の間に、今まで経験したこともない「異」に遭遇しています)の再現のように、中国へすっかり靡いて、正気を失っていた。

  ニクソン訪中後に、ワシントンに”二つの中国”の国旗が、翻るようになった。一つは中華民国大使館の青天白日旗と、もう一つは、中華人民共和国の連絡事務所の五星紅旗だった。
  ところが、日中国交正常化後、日本にはこのような”二つの中国”は、許されなかった。

  日本は日台間の交流のために、建て前として民間団体である、連絡事務所をつくったが、北京の鼻息を窺うあまり、「日華交流協会」、あるいは「日台交流協会」と呼ぶべきだったのに、「日」も、「華」も、「台」も、つける勇気がなかった。ただ「交流協会」と命名した。

  日本は背骨がない国になってしまった。いまも、真っすぐ立つことが、できないのだ。
  文部科学省が、毎年、「高等学校における国際交流の現状について」報告書を、発表している。
  ところが、このなかに、台湾がない。しかし、台湾には、日本全国の高校から、中国を訪問するよりも、多くの生徒が訪れている。
  文科省によれば、台湾を中国の中に含めているから、台湾の数字がない。日本政府は、台湾が中華人民共和国の一部であることを、一度たりとして、認めたことがないのに、なぜ、そこまで、媚びなければならないのだろうか。

  日本政府や、マスコミは、ことあるごとに「中国を刺激してはならない」と、いってきた。まるで、町内に暴力団の事務所があって、住民がおどおどしているようなことだ。アメリカや、イギリス、ドイツ、インドなどの諸国を、刺激してはならないとはいわない。中国に対して、失礼ではないか。

  暴力団に対しては、毅然とした態度で臨まなければならない。刺激してはならないと、相手の顔色をうかがって、機嫌をとってばかりいると、かえって、増長させることになる。

参考:加瀬英明著「中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか」
 加藤英明氏は「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長