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32. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 4イ 儒教の矛盾 」

2021-09-26 09:06:16 | 中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか
32. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 4イ 儒教の矛盾 」

 儒教の国と神道の国 一部引用編集簡略版
本章は以下の内容を投稿予定です。
4イ 儒教の矛盾
4ロ 支配階級のための儒教
4ハ 道徳哲学に儒教を変えた日本人
4ニ 公の概念が欠落した儒教
4ホ 中国には西洋美術館がない
4ヘ 女性に自由がない中韓
4 ト 易姓革命が諸悪の根源
4チ 自分の不徳を責める天皇
4リ 美意識に価値を置く日本人
4ヌ 中国は世界で唯一の神話がない国
4ル 日本は女性が最高神
4ヲ 和の文化と神道
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4イ 儒教の矛盾

  儒教が怪しい。胡散臭いものだと、はじめて著者が気づいたのは、大学に進んだころだった。
  著者は、孔子が生きた春秋時代(紀元前770~紀元前403年)について、孔子が出入りしたどの宮廷にも、宦官(かんがん:後述)が多くいたことを知った。春秋時代と呼ばれるのは、孔子の教えを編纂した、儒教の経典の「春秋」から、きている。

  儒教が、美しい言葉を並べて、うわべを飾り立てているが、見せ掛けのものではないかと、思った。

  孔子は、「孝経」のなかで、「髪の毛の一本一本から、膚にいたるまで、親から貰った身体だから、あえて、これをいささかも、傷つけてはならない」と、教えている。
  これは、孔子の多くの教えのなかで、もっとも有名な言葉だろう。儒教のなかで、もっとも重要な教えと、なっている。
  「孝経」は、孔子の十三経の一つで、儒教の根本理念であり、他の基本について、述べた経典である。

  では、孔子がそのように、ほんとうに信じていたのだろうか?
  宦官は、若い男性の生殖器を切除するのだから、残酷きわまりなく、宦官は、皇后や、黄帝の女たちが住む、後宮で執事をつとめたり、身の回りを世話するだけでなく、しばしば、君主の重要な補佐役として、仕えた。

  それにしても、宦官制度は、非道きわまるものだった。
  長いあいだにわたって、麻酔もなかったし、十分な消毒、殺菌も行われなかったから、生殖器を切除する時には、想像を絶する苦痛に、耐えなばならなかった。ほとんどが、生命を失って、生殖機能を奪う宮刑(きゅうけい)を受けた者は、五人に一人ほどしか、生き残らなかったという。

  もっとも、ヨーロッパのキリスト教会にも、1878年まで、宦官(ユーニック=かんがん)が存在した。この年に、ローマ教皇レオ十三世が、宦官制度を廃止した。1878年というと、明治十一年に当たる。日本で、ヨーロッパ文明に憧れている人々は、はたして、この事実を知っているのだろうか?

  そのうえ、中国では、人を食べる食人習慣が、ひろく行われていた。
  豚や、牛や、鶏、犬を食べるように、人肉を何ら罪悪感もともなわずに、口にしていた。
  遠征する軍隊は、携帯食料として、食用人間の群を、連れて行った。敵を捕らえたら、食べてしまった。

  毛沢東が発動した、人民文化大革命(1965~1975年)の時には、紅衛兵たちが、「造反有理」を叫びながら、殺人を働き、その肉を貪(むさぼ)った。何が、文化革命なのか。
  文化大革命は、四十年前のことである。つい、このあいだのことだ。その後、食人習慣がなくなったとは、信じがたい。

  習近平体制になってから、中国では、政権によって、バスを仕立てて、動員された暴徒が、「愛国無罪」を叫びながら、日本資本の工場や、百貨店を襲撃して、破壊し、略奪した。「造反有利」が、「愛国無罪」に、変わっただけのことである。

  儒教は、その後ずっと、中国思想の根幹となってきた。

参考:加瀬英明著「中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか」
 加藤英明氏は「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長

31. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 3タ 封印された天安門事件」

2021-09-25 08:58:44 | 中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか
31. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 3タ 封印された天安門事件」

 中韓の反日感情はなぜ生まれたのか 一部引用編集簡略版
本章は以下の内容を投稿予定です。
3イ 日本を憎む中国・韓国
3ロ 自然を拝む日本人への蔑み
3ハ 「人民」は日本語から借りてきた言葉
3ニ 龍の爪の数が序列
3ホ 「ミラー・イメージ」の罠
3ヘ 天災の国と人災の国
3 ト 日中関係は国内問題
3チ 日台関係の欺瞞
3リ 韓国人の愛国心はまやかし
3ヌ 韓国と台湾の日本統治
3ル 日本統治に感謝していた韓国人
3ヲ 「東亜日報」の慰安婦募集
3ワ 韓国の反日は幼児の甘え
3カ 汚い空気と賄賂と愛人
3ヨ 琉球共和国設立委員会
3タ 封印された天安門事件
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3タ 封印された天安門事件

  いま、中国共産党は1989(平成元)年の天安門事件以来の大きな危機に、直面している。

  あの時、中国は革命の崖っ縁まで、追いつめられた。
  鄧小平が北京の中心において、大虐殺を行う非情な決断をしたことによって、独裁体制をかろうじて、守ることができた。

  著者は、その直後に、解放軍の将校によって、案内されて、天安門広場と、裏通りを視察した。裏通りに、焼き爛れた装甲車があって、「ここで、解放軍の兵士が、暴徒に襲われて、英雄的な死を遂げました」と、説明を受けた。

  中国政府の発表では、天安門事件で、三百人ほどの死者がでたということだったが、事実は、その十倍以上だったろう。
  政権はその後も、天安門事件の過ちを、少しも認めようとしていない。

  鄧小平が、最高権力を握ってから、大躍進運動と、人民文化大革命の過ちは、認めたものの、天安門事件については、完全に封印してきた。

  毛沢東が主導した、大躍進運動の失敗による飢饉と、人民文化大革命で全国にわたって行われた殺戮によって、三千万人以上が死んだから、過ちを認めなかったとすれば、鄧小平の改革政策が、人民の支持をえることが、とうていできなかった。

  *(投稿者補足:この部分は誤植があるようで、著者の文意が捉えられないので、下記に鄧小平の行政方針と行動概要を添えて、置き換えます)

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  鄧小平路線の特徴は、
(1)経済優先主義、
(2)比較優位主義(先富論にみられる不均等発展の容認)、
(3)社会主義体制外改革先行方式(もっとも「社会主義的」な国有企業の改革などを後回しにして農業改革、外資系企業の導入などを先行)、
(4)市場経済の積極的導入、
(5)漸進主義、
(6)政治的安定の重視、
(7)近代化建設のための国際平和・国際協調路線、「韜光養晦(とうこうようかい)」(光に当たらぬようにして力を醸成する)とよばれる対決回避・経済優先外交、などに集約される。

1980年代には政治体制改革の必要性も説いていたが、1989年の天安門事件(六・四事件)後は、政治体制改革を放棄した。
  国際的に孤立し、経済停滞が続いた1992年、最後の檄(げき)ともいえる南巡講話を行い、改革開放の加速、市場経済の推進を訴えた。これが功を奏し、鄧の死後も「鄧小平路線」は支持され「富強中国」への道を着々と邁進(まいしん)した。
[天児 慧 2018年4月18日]
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参考:加瀬英明著「中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか」
 加藤英明氏は「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長

30. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 3ヨ 琉球共和国設立委員会 」

2021-09-24 09:23:41 | 中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか
30. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 3ヨ 琉球共和国設立委員会 」

 「心」なき中韓と「心」ある日本 一部引用編集簡略版
本章は以下の内容を投稿予定です。
3イ 日本を憎む中国・韓国
3ロ 自然を拝む日本人への蔑み
3ハ 「人民」は日本語から借りてきた言葉
3ニ 龍の爪の数が序列
3ホ 「ミラー・イメージ」の罠
3ヘ 天災の国と人災の国
3 ト 日中関係は国内問題
3チ 日台関係の欺瞞
3リ 韓国人の愛国心はまやかし
3ヌ 韓国と台湾の日本統治
3ル 日本統治に感謝していた韓国人
3ヲ 「東亜日報」の慰安婦募集
3ワ 韓国の反日は幼児の甘え
3カ 汚い空気と賄賂と愛人
3ヨ 琉球共和国設立委員会
3タ 封印された天安門事件
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3ヨ 琉球共和国設立委員会

  習近平体制は、まず、尖閣諸島を盗み取り、そのうえで、台湾を手にしようとしている。

  尖閣諸島を、日本から奪えば、台湾が次の順番だ。そのうえで、沖縄を毟(むし)り取るつもりだ。尖閣諸島が奪われると、日本と台湾が、分断されてしまう。中国は尖閣諸島さえ奪えば、日本と台湾両国民の意志を挫けることを、知っている。

  中国は、沖縄も略取しようとしている。もう十年近くになるが、日本のブログでも、北京に事務所を構えている、「琉球共和国設立委員会」による。「琉球共和国憲法」と、青と黒地のうえに、黄赤白の三つの星が並んでいる「琉球共和国国旗」が、みられる。(図参照)

  2013(平成25)年五月に、中国共産党機関紙「人民日報」が、琉球は中国の「固有の領土」という記事を載せた。

  明治政府が、沖縄県を設置したのを、「独立国家だった琉球王国を、武力によって併呑した」と批判し、沖縄の地位が「歴史的な懸念であり、未解決の問題」と、主張した。

  このような主張は、けっして唐突に行われたものではなかった。そのために、官製の怪しげな「琉球共和国設立委員会」を、つくっていたのだ。

  中国が沖縄と、琉球王国の一部だった奄美大島の領有権を主張しているのは、琉球王国が、明朝と清朝時代に、中国に朝貢していたことを、根拠としている。琉球王国は、島津藩の支配下にあったが、中国貿易が巨利をもたらしたので、中国に朝貢させていた。

  もし、朝貢して、中国皇帝から国王が冊封されていたすべての国々が、中国の固有の領土であるとすれば、朝鮮半島も、ベトナムも、中国の領土だということになる。

参考:加瀬英明著「中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか」
 加藤英明氏は「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長

29. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 3カ 汚い空気と賄賂と愛人 」

2021-09-23 09:29:15 | 中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか
29. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 3カ 汚い空気と賄賂と愛人 」

 「心」なき中韓と「心」ある日本 一部引用編集簡略版
本章は以下の内容を投稿予定です。
3イ 日本を憎む中国・韓国
3ロ 自然を拝む日本人への蔑み
3ハ 「人民」は日本語から借りてきた言葉
3ニ 龍の爪の数が序列
3ホ 「ミラー・イメージ」の罠
3ヘ 天災の国と人災の国
3 ト 日中関係は国内問題
3チ 日台関係の欺瞞
3リ 韓国人の愛国心はまやかし
3ヌ 韓国と台湾の日本統治
3ル 日本統治に感謝していた韓国人
3ヲ 「東亜日報」の慰安婦募集
3ワ 韓国の反日は幼児の甘え
3カ 汚い空気と賄賂と愛人
3ヨ 琉球共和国設立委員会
3タ 封印された天安門事件
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3カ 汚い空気と賄賂と愛人

  政権が腐りきっていることは、中国と、韓国社会の数千年にわたる常態となってきた。そのために、徹底的に、自己中心にならざるをえなかった。

  今日でも、中国は汚吏貪官の国である。そして、数千万人にのぼる公務員がいて、全員が上の真似をしているが、不思議なことではない。
  習近平体制は、党幹部や、役人の途方もない腐敗から、環境の深刻な悪化、経済を支える金融システムが揺らぎ、貧富の格差がいっそう拡大しているために、政権の将来について、切迫した危機感に駆られている。

  中国を滅ぼすのは、「汚い空気と、賄賂と、愛人だ」と、いわれる。高級党官僚となると、何人もの愛人を持っている。

  習体制は、胡錦涛前体制が、「中国の平和的台頭」をスローガンとして掲げていたのを一変させて、戦争熱を煽り立てている。人民の関心を外征戦争へ向けて、人民の乱れる足並みを揃えて、国内を引き締めようとしている。

  胡錦涛時代から、貧富の格差が、もう危険なまでに、大きく開いていた。経済格差による亀裂が拡がって、共産党による一党独裁体制を、巨大な地割れのなかに、呑み込もうとしている。そのために、「和諧社会(わかいしゃかい:和とは「和睦」、諧とは「協調」を意味する)」を、もう一つのスローガンとして、柱にしていた。

  マルクスも、レーニンも、毛沢東も、階級闘争を、共産主義のもっとも大切な教義としていた。もし、三人に霊があって、中国共産党が特権を維持するために、富裕層も、極貧層も、みんな仲良く調和しようという、「和諧社会」によって、マルクス主義の基本教義である階級闘争を、否定していると知ったら、きっと、化けて出てこよう。

  もっとも、マルクス主義者であれば、無神論者だから、枕を高くして、熟睡することができる。

参考:加瀬英明著「中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか」
 加藤英明氏は「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長

28. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 3ワ 韓国の反日は幼児の甘え 」

2021-09-22 09:27:12 | 中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか
28. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 3ワ 韓国の反日は幼児の甘え 」

 「心」なき中韓と「心」ある日本 一部引用編集簡略版
本章は以下の内容を投稿予定です。
3イ 日本を憎む中国・韓国
3ロ 自然を拝む日本人への蔑み
3ハ 「人民」は日本語から借りてきた言葉
3ニ 龍の爪の数が序列
3ホ 「ミラー・イメージ」の罠
3ヘ 天災の国と人災の国
3 ト 日中関係は国内問題
3チ 日台関係の欺瞞
3リ 韓国人の愛国心はまやかし
3ヌ 韓国と台湾の日本統治
3ル 日本統治に感謝していた韓国人
3ヲ 「東亜日報」の慰安婦募集
3ワ 韓国の反日は幼児の甘え
3カ 汚い空気と賄賂と愛人
3ヨ 琉球共和国設立委員会
3タ 封印された天安門事件
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3ワ 韓国の反日は幼児の甘え

  もっとも、著者は韓国に、しばしば、通っていたのに、気付かなかったが、朴正煕(パク・チョンヒ)政権のころから、学校で反日教育を行っていた。
  著者は、全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領を訪ねた時に、「私は親日派(チニルバ)と非難されても、韓日関係をいっそう緊密なものとする覚悟です」というのを聞いて、「親日派」が、韓国で「売国奴」を意味していることを、はじめて知った。

  韓国は歴史を通じて、中国をひたすら崇めていた、属国だった。

  国王の王子たちや、権力者が抗争に明け暮れて、殺し合うかたわら、民衆に酷政を強いてきたから、韓国史には、誇れることが、まったくない。そのために、反日が愛国心を支える、もっとも太い柱と、なってきた。

  戦後の日本は、韓国や、中国に対し、毅然とした態度をとるべきだった。中国人も、韓国人も、力しか理解しない。それなのに、日本はへつらい、詫びることに、終始してきた。
  日本を足蹴にして、踏み躙ることが、韓国民の”元気の素”となってきた。

  日本は韓国に対して、”元気の素”のロイヤルティを、請求するべきだと思う。チンピラや、苛めっ子は、虐める相手が脅え、悲鳴をあげるほど、増長する。

  韓国の反日は、常軌を逸している。躾が悪い幼児が、泣き喚きたてて、暴れているのと、変わりがない。だが韓国人は幼稚だから、可愛らしい。

  韓国が国をあげて、嬲(なぶ)って喜んでいる国は、世界広しといえども、日本しかない。
  日本に甘えているのだ。日本統治が寛大だったし、大きな恩恵を施したので、いまだに日本から乳離れすることができないのだろう。
  日本への依存心が、過剰なのだ。日本にとって、中国は日本にとって恐ろしい脅威だが、韓国は可愛らしい。幼児のように泣き喚くのに、いちいち、目角(めくじら)を立てることはない。

  それほどまでに、日本を想ってくれて、韓国民に、「ありがとう」というほかない。
  それに、中国が近く崩壊することがあったら、韓国はその瞬間から、世界で最大の親日国家に変身しよう。
  韓国は長きにわたって、中国の舎弟国として、中国に媚びてきたが、「事大主義(サデチュイ)」を得意技としてきた。

参考:加瀬英明著「中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか」
 加藤英明氏は「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長