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42. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 4ル 日本は女性が最高神 」

2021-10-06 09:01:46 | 中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか
42. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 4ル 日本は女性が最高神 」

 儒教の国と神道の国 一部引用編集簡略版
本章は以下の内容を投稿予定です。
4イ 儒教の矛盾
4ロ 支配階級のための儒教
4ハ 道徳哲学に儒教を変えた日本人
4ニ 公の概念が欠落した儒教
4ホ 中国には西洋美術館がない
4ヘ 女性に自由がない中韓
4 ト 易姓革命が諸悪の根源
4チ 自分の不徳を責める天皇
4リ 美意識に価値を置く日本人
4ヌ 中国は世界で唯一の神話がない国
4ル 日本は女性が最高神
4ヲ 和の文化と神道
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4ル 日本は女性が最高神

  中国の最高神である天帝は、男だ。朝鮮の至上神は檀君(だんくん)だが、やはり、男性神である。

  ギリシャ神話では、男性神のゼウスが、最高神である。ローマ神話のユピテルも、男で、ゼウスと同じように、雷を武器として、天から世界を支配する。
  北欧神話のオーディンも、男性神だ。風が強い地域だから、オーディンは風の神であり、「吹く」という意味だ。
  古代エジプトの最高神のラーも、男神で、太陽神である。頭部は鷹で、頭上に日輪を戴いている。バビロニア神話と、ペルシア神話の主神であるマルドゥクと、アフラ・マズダーも、男神である。

  ところが、日本神話では、なぜか、女神の天照大御神が、最高神である。至上神が、女であるのは、他の主要国に、みられないことだ。
  男は従う者に、厳しい規律を課すが、女はやさしく守ってくれる。日本神話が編まれた時代から、日本人のかぎりないやさしさが、神話に表れている。

  日本神話によれば、天照大御神の弟神の素戔嗚命(すさのおのみこと、須佐之男命とも呼ばれる)が酔っ払って、天照大御神が高天原(たかまがはら)で丹精してつくった、稲田の常田(つくた)をめちゃくちゃに壊し、そのうえ神聖で、清浄な宮殿に、大便と、尿をして、汚してしまう。

  日本最古の歴史書である、「古事記」によれば、天照大御神は、「屎(くそ)なすは、酔いて、吐き散ら」したのだからといって、許してしまう。
  女は、やさしいのだ。

  それでも、素戔嗚命(すさのおのみこと)は、改悛することがなかった。

  天照大御神が大切な祭りのために、衣服を織らせていた、服屋(はたや)の屋根に、穴をあけて、皮を剥ぎ、血みどろの野馬の死体を、投げ込んだ。
  天照大御神は、弟神を罰することがなかったが、御機嫌を損ねて、天の岩屋戸のなかに、姿を隠して、閉じこもってしまった。

  ギリシア神話をはじめとする他の神話は、みな、残虐きわまりない。

  神話を作り話だといって、斥けてしまってはなるまい。神話には、それぞれの民族のありかたと、性格が表れている。

参考:加瀬英明著「中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか」
 加藤英明氏は「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長

41. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 4ヌ 中国は世界で唯一の神話がない国 」

2021-10-05 08:59:55 | 中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか
41. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 4ヌ 中国は世界で唯一の神話がない国 」

 儒教の国と神道の国 一部引用編集簡略版
本章は以下の内容を投稿予定です。
4イ 儒教の矛盾
4ロ 支配階級のための儒教
4ハ 道徳哲学に儒教を変えた日本人
4ニ 公の概念が欠落した儒教
4ホ 中国には西洋美術館がない
4ヘ 女性に自由がない中韓
4 ト 易姓革命が諸悪の根源
4チ 自分の不徳を責める天皇
4リ 美意識に価値を置く日本人
4ヌ 中国は世界で唯一の神話がない国
4ル 日本は女性が最高神
4ヲ 和の文化と神道
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4ヌ 中国は世界で唯一の神話がない国

  読者のなかには、神話というと、遠い昔につくられた、虚偽の話だと思われている方も、多いに違いない。

  東日本大震災の福島原発事故の後で、「原発の安全神話が、崩壊した」と、さかんにいわれた。
  だが、とんでもない。神話は、嘘っぱちの話ではない。神話は、東西を問わず、どこの民族にとっても、ただ遠い、昔の架空の伝説であるのではない。

  神話は、それぞれの民族にとって、今日でも、人間活動の規範、あるいは鋳型として、いまだに、生きている。神話に登場する神々は、二十一世紀に入った今でも、日常生活のなかに、生きている。

  世界のなかで、中国だけにしかないことが、一つある。
  中国は、きわめて古い文化をもちながら、神話がないことだ。
  世界の神話学者によって、中国は「神話のない国」だと、呼ばれている。

  中国では、すべてが政治に捧げられるから、神話は政治の役に、立たなかった。政治はどこであっても、利益の配分を目的としているが、中国では、あらゆるものが、政治の駒になる。

  世界のどの民族にも、最高神が存在している。

  中国の最高神は、天帝だ。天帝は、宇宙の創造主であり、全宇宙を主宰する神である。上帝とも呼ばれ、万物の造化の神、造物主である。
  天帝信仰は、自然に生まれた神話から、発したものではない。政治的な必要から、つくられた。天帝は、万能であり、独裁神である。だから、自分の代理として、最高の徳を備えた人を、地上を治める天子として、取り立てる。

  もちろん、神話も、人間がつくったものだ。神話は、それぞれの民族のありかたに、なぞらえて、生まれた。

  中国は「悠久(ゆうきゅう)五千年」というのにかかわらず、中国の神話から、日本に伝わってきたものは、一つもない。中国の古い神話が、行方不明になってしまったから、中国神話といっても、知っている人が誰もいない。

  中国では、人々を従わせる政治が、すべてであって、あらゆるものと、あらゆることが、政治に奉仕しなければならなかったから、太古の神話が抹消されて、天帝信仰によって、置き換えられた。政治のために、何でも、捏造するのだ。

参考:加瀬英明著「中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか」
 加藤英明氏は「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長

40. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 4リ 美意識に価値を置く日本人 」

2021-10-04 09:16:39 | 中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか
40. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 4リ 美意識に価値を置く日本人 」

 儒教の国と神道の国 一部引用編集簡略版
本章は以下の内容を投稿予定です。
4イ 儒教の矛盾
4ロ 支配階級のための儒教
4ハ 道徳哲学に儒教を変えた日本人
4ニ 公の概念が欠落した儒教
4ホ 中国には西洋美術館がない
4ヘ 女性に自由がない中韓
4 ト 易姓革命が諸悪の根源
4チ 自分の不徳を責める天皇
4リ 美意識に価値を置く日本人
4ヌ 中国は世界で唯一の神話がない国
4ル 日本は女性が最高神
4ヲ 和の文化と神道
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4リ 美意識に価値を置く日本人

  儒教は、孔子が、神仏などの「鬼神」(目に見えない、恐ろしい神霊)を拝んではならないと、教えているが、本来、無神論で、無宗教である。人の外形だけを、重んじているから、心がない。

  後に、多くの孔子廟が建てられて、参詣者が孔子像に額ずく、疑似的な宗教になっているが、儒教は、人の魂にかかわるものではない。
  中国人は、内面の魂には、関心がない。自分の魂を、掘り下げようとしない。現世的で、即物的なのだ。

  著者は、中国の明、清の歴代の皇帝が住んだ、故宮を訪れた時に、なかを案内されて、中国王朝の限りない欲望と、桁外れの蓄財を、目の当たりにした。日本と、まったく違った、世界がひろがっていた。

  日本人は、物欲が淡白だ。金や、銀、宝石をはじめとして、光を反射するものに、美しさをみなかった。安土桃山時代に、日本にやってきたキリスト教宣教師が、ヨーロッパの本部へ送った報告書の中に、つぎのような挿話がある。

  宣教師が、ある武士に、「一個の茶器に、一つの城をつくることができるほどの値段がつく、という話を聞いたが、どうして、土くれに、そんなに高い値打ちが、あるのか?」と、質問した。
  すると、武士が「それならば、あなたがたは、どうして小さな石に、巨額の金を払うのか?」と、たずねた。小さな石というのは、ダイヤモンドや、ルビーのことである。
  武士は、西洋人が宝石を尊ぶことについて、まったく、理解できなかった。

  日本人は、キリシタンの宣教師よりも、それぞれの物に宿っている、精神的な価値を、尊んできた。日本の宝物は、うっかり間違って、落としてしまったら、壊れて、無価値になってしまうものが、多い。金や、銀といった素材に、価値をみようとしないのだ。
  日本を、日本たらしめているのは、美意識である。

  私たちは、中国大陸や、ヨーロッパ大陸と違って、善悪よりも、美を尺度として、生きてきた。美意識が働いて、清く、潔いことを重んじて、穢れを嫌ってきた。
  いまでも、日本人は、善悪や、論理や、理屈によらずに、美を求める感性を、大切にして、生きている。世界になかで、このような尺度を用いているのは、日本人だけだ。

  日本料理をみれば、日本人の美意識が、すぐに分かる。
  フランス料理も、この三十年ほど、日本の会席料理を真似して、見た目を美しく、しつらえるようになったが、それまでのフランス料理といったら、犬の御飯のようだった。

  大陸に住む人々は、日常的に、異民族が入り乱れ、文化や、感性が違う人々と、接触するから、論理を振りかざすことが、身についた。ところが、島の人々は、心が通じあうから、感性がまさって、理屈っぽくない。
  島国の人々は、先天的に理屈を嫌う。理屈は自分に都合よく、いくらでも、こねることができる。

  ヨーロッパをとれば、ドイツ人や、フランス人は、理屈をこねまわすのが、得意だ。あらゆることを、善と悪に分けて、何が正しく、何が正しくないかきめつけて、しばしば、殺戮しあった。フランス革命の大量に人を殺した、蛮行がよい例である。

  毛沢東の治世のもとで、小冊子である「毛語録」は、四億部以上が売れた。毛主席が、夜な夜な、若い娘を寝室に連れ込んで、性欲をみたした後に、娘に支払われた報酬は、「毛語録」の印税によって、まかなわれた。

参考:加瀬英明著「中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか」
 加藤英明氏は「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長

39. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 4チ 自分の不徳を責める天皇 」

2021-10-03 09:12:01 | 中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか
39. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 4チ 自分の不徳を責める天皇 」

 儒教の国と神道の国 一部引用編集簡略版
本章は以下の内容を投稿予定です。
4イ 儒教の矛盾
4ロ 支配階級のための儒教
4ハ 道徳哲学に儒教を変えた日本人
4ニ 公の概念が欠落した儒教
4ホ 中国には西洋美術館がない
4ヘ 女性に自由がない中韓
4 ト 易姓革命が諸悪の根源
4チ 自分の不徳を責める天皇
4リ 美意識に価値を置く日本人
4ヌ 中国は世界で唯一の神話がない国
4ル 日本は女性が最高神
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4チ 自分の不徳を責める天皇

  ところが、日本の天皇には、姓がなかった。日本神話によれば、天皇は、日本の最高神である、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の血をひいているから、人民のあいだから、皇位を手に入れて、皇位についたのではない。

  日本では、天皇と、皇族には、中国や、韓国と違って、姓がない。
  天皇は、自分が最高の有徳者であると、気取る必要がなかった。天皇は、中国の最高権力者のように、威張り散らすようなことがなく、どの天皇も、謙虚だった。日本人は、みな、謙虚なのだ。

  茶道の茶室に、小さな躙(にじ)り口がある。日本独特なものだ。
  もし、毛沢東や、江沢民、胡錦涛や、習近平国家主席に、這うようにして、入るようにと、いったら、きっと、躙り口を爆破することだろう。

  日本人は謙虚だから、相手に対して、自分が悪いと、思いがちである。中国人と、韓国人は、どのような場合にも、相手が悪いと、思う。

  易姓革命は、クーデターのライセンスだった。中国では、思想も権力者に奉仕する。権力者が自分にとって都合のよい、思想をつくるのだ。

  日本の歴代の天皇は、国土が天災によって襲われると、しばしば、自分の過ちであり、徳が備わっていなかったからだ、といって、反省する詔(みことのり)を発している。

  平安時代前期の平城(へいぜい)天皇(774~824年)は、大規模な水害に見舞われた後に、「朕(ちん)の真心が、天に通じず」天災を招いてしまったが、「この災いについて考えると、責任は、朕一人にある」といって、詔のなかで、自分の不徳を責めている。

  このように、天皇が災いを、自分に帰している詔は、平城天皇だけに限らず、多くの天皇によって、発せられている。

  これが、中国の天子であったとすれば、かりに、海山が裂けることがあっても、自分が徳を欠いていると、認めてはならなかった。もし、徳を失うことがあったら、天子として失格して、天命を失うことになってしまう。

  中国と、日本のあいだに、何と大きな違いがあるものだろうか。

  韓国は、中国の完全なコピーだったから、易姓革命によって、というと、暴力革命によって、しばしば王朝が交替した。韓国語で、「易姓革命(ヨクソンヒョンミョン)」と、発音する。

  今日の天皇皇后のお住いの新宮殿も、他の国々の王宮と、まったく違っている。著者は、ヨーロッパの多くの宮殿も訪れたが、どれも、派手で、贅をきわめている。
  ところが、日本の場合は、清らかで、簡素で、心が落ち着く。

  日本の天皇は、質素だ。日本人は質実で、清楚であることを、重んじて、みせびらかしたり、金々(かねがね)しいものを、嫌ってきた。

参考:加瀬英明著「中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか」
 加藤英明氏は「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長

38. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 4 ト 易姓革命が諸悪の根源 」

2021-10-02 09:23:00 | 中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか
38. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 4 ト 易姓革命が諸悪の根源 」

 儒教の国と神道の国 一部引用編集簡略版
本章は以下の内容を投稿予定です。
4イ 儒教の矛盾
4ロ 支配階級のための儒教
4ハ 道徳哲学に儒教を変えた日本人
4ニ 公の概念が欠落した儒教
4ホ 中国には西洋美術館がない
4ヘ 女性に自由がない中韓
4 ト 易姓革命が諸悪の根源
4チ 自分の不徳を責める天皇
4リ 美意識に価値を置く日本人
4ヌ 中国は世界で唯一の神話がない国
4ル 日本は女性が最高神
4ヲ 和の文化と神道
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4 ト 易姓革命が諸悪の根源

  易姓(えきせい)革命は、日本になかったから、まずそこから説明しなければならない。

  中国では、易姓革命によって、王朝がしばしば、交代した。
  易姓革命は、中国古代に発する、政治思想である。

  皇帝である天子が、最高の徳を備えており、最高神である天帝によって、選ばれ、天命を受けて、天下を治めるものとされた。(投稿者補足:「征服者の正当化」の屁理屈?)
  易姓革命は、支配者を含め全員に姓があったから、天帝が新しい天子を選ぶとき、支配者の姓が易(か)わり、命を革(あらた)める、という意味である。

  ところが、天の子である天子が、いったん、徳を失ってしまうことがあれば、別の姓の有徳者が、天命を受けて、新しい王朝を開くことになる、とされた。
  他姓の最高の有徳者が現れて、あらたに天命を受けて、新しい天子として、君臨するのだ。中国のどの皇帝にも、姓があった。

  しかし、中国に徳なぞ、あるはずがない。それに、帝位を狙って盗もうとする者に、徳があるはずがない。もちろん、武力によって、帝位をうばうのだから、徳なぞに関係なく、ただ、天命を受けたと、称したのだった。

  どの王朝も、当然のこととして、天下を私有した。人民の窮状にかまうことなく、人民をほしいままに、搾取して、贅に耽った。
  歴代の皇帝は、それにもかかわらず、誰よりも、高い徳を備えており、天命によって、天子の資格をえた、とされた。

  これは、大噓だ。すべてが、嘘からはじまっているから、どこをみても、すべてが、嘘になった。
  毛沢東も、それまでの中華帝国の歴代の皇帝たちも、地上で最高の徳を備えている、とされた。そこで、万人の上に立って、権力を独占して、絶対権力をほしいままに、奮うことができた。

  もちろん、この世で、最高の徳を身につけているものなぞ、どこを探してみても、いるはずがない。皇帝は、全員が、傲慢に振る舞った。もしも、徳を失ってしまったら、天子の座から、追われてしまうことになるから、絶対に詫びたり、反省することが、なかった。

  こうして、中国や、韓国という、常軌を大きく逸した二つの国が、二十一世紀の国際社会にまで、存在し続けることになった。

  中国と、韓国が、いびつな国になってしまった。
  中国と、韓国は、自分のために得になるのなら、いくら嘘をいっても、歴史を捏造しても、構わない。政治がすべてに、優先するから、心がない。その場、その場だけを考えて、行動する。

  自分に都合の悪いことは、いっさい、隠して、根も、葉もないことを、考え出して、相手を非難し、攻撃する。手段を択ばない。相手に勝ちさえすれば、よいのだ。

参考:加瀬英明著「中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか」
 加藤英明氏は「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長