ママチャリでカメラ散歩

レンズ越しに見える花や小さな生きものの世界に魅せられ暇さえあればカメラ散歩三昧。
(まだ写真は初心者ですが)

 先祖になる

2015-03-07 | 映画
前回に引き続き東日本大震災の被災地に住む老人のドキュメンタリー映画です
DVDになっており図書館で借りて観ました。

「蟻の兵隊」や「延安の娘]等を撮った
池谷薫監督の映画です。

DVDの特典に池谷薫監督の撮影にまつわるインタビューが
プラスされておりこちらも見逃せない内容になっています。
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さかなかみ

2014-08-25 | 映画
池袋から東武東上線の急行に乗ると終点の小川町は和紙と有機農業で有名な所
その小川町で今年の6月にリチャード・コシミズさんの講演会があり
その時に撮った小川町の写真です。


















講演会の会場の図書館は館内もゆっくり本が読める配置になっていて
小川町民の人がうらやましくなりました

(リチャード・コシミズさんの講演に興味のある方はブックマークに入れてあるので独立党の過去の動画が見れます)



その小川町でちょうど5年前の今頃、WOOFを利用して自然農をしている農家に
3泊4日でお手伝いに行ったことがあります。


今考えるとよく真夏に行ったと思います。
あの頃は今のように35度前後の猛暑はあまりなかったような気がする


トマトやナス等の収穫、大豆畑の除草、人参の種まきと汗をかきながらの作業です。

離れの1軒屋に他の研修生3,4人で宿泊し
食事は畑で採れた野菜を使い皆で準備し一緒に食べます。

最終日皆で半日位かかって蒔いた人参の種。
その後かなり強い夕立が降ったのであの畑の人参の種が
雨で流されていないかなと気になったものです

博学で仙人のような風貌のご主人はある信念を持っていて
夕食後母屋で全員(といっても奥さんは参加していなかった)を集め
般若心経や日本の教典等の朗読を全員で大声でさせるのです。
この朗読がなければまたお手伝いにいってもいいかなとおもったものです。

あまり関係ないことだけど
普段は晩酌している私が3日間アルコールなしだったので帰宅した4日目の晩酌はさぞおいしいだろうなと
思いきやこれが意外にまずかったのです。
それを期にお酒を辞めればよかったのにねー


その仙人が書いてる「百姓通信」というブログを久しぶりにまとめて読ませてもらいました。
その中に紹介されていた映画が面白そうなので予告を探してみました

今秋ロードショー予定だそうです。ちょっと見たい気がします。
監督・出演の浜野安宏さんの小説「さかなかみ」が図書館にあったので
最後まで読めるか分からないけど借りてきました。
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『最強のふたり』

2013-06-20 | 映画
『最強のふたり』予告編


去年劇場予告を観た時、面白そうだったので公開を楽しみに
していた映画です。
ギンレイホールで公開中(明日21日迄)
事故で首から下が麻痺したフランスの大富豪が介護経験ゼロでただ
求職活動している証明欲しさに面接に来た青年を雇うことになって~
様々なことで対照的な二人が出会い生きるエネルギーが湧いてくる様子が
伝わってくる映画でした。


2011年にフランスでは公開された映画の観客動員で1位となったそうで
笑えるシーンもあり音楽も素敵で文句なく楽しめる映画でしたよ。

発売中のDVDにはこの映画のモデルになった実在の二人の特典映像がついてるらしいので
レンタルしてもう一回みてみたいと思いました。





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映画テルマエ・ロマエ

2012-12-28 | 映画




年間パスポートが使える名画座 ギンレイホールで「テルマエ・ロマエ」観ました。


YAHOO!映画解説より
「テルマエ・ロマエ」
古代ローマ帝国の浴場設計技師が現代日本の銭湯にタイムスリップしてしまう、ヤマザキマリの人気コミックを実写映画化。監督は、『のだめカンタービレ 最終楽章』シリーズの武内英樹、脚本を『クローズZERO』シリーズの武藤将吾が手掛ける。古代ローマと現代日本、時空を越えて異文化交流を繰り広げる主人公ルシウスを阿部寛が妙演。漫画家志望のヒロインに上戸彩がふんするほか、古代ローマ人役の北村一輝、宍戸開、市村正親という日本屈指の顔の濃い役者陣の成り切りぶりにも注目。


笑える娯楽映画でした。
主人公の阿部寛と北村一輝、宍戸開、市村正親は古代ローマ人(?)に負けず劣らずの顔の
濃さでは笑えます。阿部寛の裸の肉体美もちょっとした見どころ。






もう一本の映画 「霧島、部活やめるってよ」はちょっと前まで子役でテレビに出てた
神木隆之介が高校の部活映画部の監督役の青春ドラマでした。
いつも平日は中高年の観客が多いギンレイホール。
映画の合間の時間に後方からおばさん二人の会話で「霧島何とかって映画はどうでもいいのよ」と言ってたけど確かに「霧島、部活やめるってよ」は青春ドラマにつきものの若者の早口会話で進行するので我ら中高年にはついて行けないかも。
会話のテンポが速すぎて聞き取れないシーンが私もありました。タイトルの組み合わせに疑問あり?ですね。
でも席は珍しくほぼ満席状態でした。







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 オレンジと太陽

2012-11-20 | 映画
  

久しぶりに見応えのある映画を観ました。「オレンジと太陽」 2010年 イギリスの映画
監督 ジム・ローチ(ケン・ローチの子供で初監督作品だそうです)
主演 エミリーワトソン

この映画はなんの予備知識もなくいきなり観ました。はじまる前はイタリアかスペイン等の明るく解放的なものかなと想像してたけど全く違ってました。

原作は「からのゆりかご―大英帝国の迷い子たち 」 マーガレット ハンフリーズ(著)



内容紹介
英国ノッティンガムでソーシャルネットワーカーとして働くマーガレットが次々と訴えられたことは、「私」を探すことであった。幼い頃、家族が死亡したと言われて施設に預けられた記憶を持つ人、大きな船にのって子どもばかりのところにいたという幼い頃の記憶を持つ人など、様々な不思議な幼少期の物語を語られたマーガレット。その一つひとつの話を丁寧に聞くうちに頭の中で構築されたストーリーは、「想像もできないほど多くの子どもたちが、大きな船に乗せられてオーストラリアに送られていた」というもの。
にわかにはそのストーリーが信じられなかったマーガレットではあるが、地道な調査を始めるうちに行き着いた結論は、1970年代まで英国では、施設に預けられた子どもたちを福祉の名のもとにオーストラリアに移民として送って過酷な労働を強い、またそこでは無残な虐待が行われていたという事実であった。親の許可もないまま、ある時には親は死んだと偽ってまで移民させられた子どもの数は実に13万人にものぼるという。長きにわたって親は子を探してその安否に心を痛め、子は親を、また自分自身を探し続けているという事実に驚愕し、一人ひとりから聞き取りを行い、人生を取り戻してもらうために奮闘するマーガレット。時に権力の側から妨害を受け、脅迫に脅えながらも、真実を求めて果敢に立ち向かうマーガレットの姿を描いた感動の実話。
この児童移民の事実については、2009年11月にオーストラリア首相が、2010年2月にイギリス首相が事実を認め、正式に謝罪をしている歴史的事事実である。
この本を基にした映画「オレンジと太陽」が2012年4月より全国で順次公開。
    以上 アマゾンより転載

この原作者 マーガレット ハンフリーズが映画のモデルになっています。
1940年代から1970年迄に英国で行われた児童移民をテーマにした実話に基づく映画です。
英国の女性ソーシャルワーカーが一人の相談者からの依頼で調査に訪れたオーストラリアでかつて児童移民だった英国出身の人達に面接して行くうちに驚くべき実態が明らかになっていく。

日本では従軍慰安婦問題等がいまだに国家間の政治取引の場に利用されては浮上するけどそれより児童移民の方が何倍も恐ろしいです。

国が主導し児童福祉と慈善団体が窓口になって一時的に保護された子供達等もオーストラリア等に送られていた。
受け入れ先は宗教団体などもあり、教会建築の労働力になっていた。しかも教会関係者による虐待とレイプ
信じがたい事実があきらかにされて驚きます。
エミリーワトソン演じるソーシャルワーカーの橋渡しで孤児だと思っていた人が母親と英国で再会するシーンは感動的。
こうした活動がマスコミにとりあげられるとともに大きな反響を呼びときには妨害を受け精神的に追い詰められることもあったが夫と子供達の協力と理解で乗り越え、いつしか
移民として海を渡った人たちの英国の家族探しが主人公のライフワークになっていきます。

その後マーガレット ハンフリーズは児童移民トラストを設立し夫とともに現在も
カウンセリングや離散家族の再会を含む社会福祉サービスを提供しているそうです。

オレンジと太陽の国に行くんだと聞かされ船に乗った子供達。タイトルの意味がこんなところにありました。
歴史教科書には絶対出てこない英国の負(恥)の歴史。この映画を観なければ知ることはありませんでした。
これを映画にした監督もすごいですね。
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