ある人が目の前に現れた。
私が幼い頃に亡くなった祖父。
元気な頃と変わらない姿で
テレビの斜め前の席に座っている。
亡くなった祖父を見て、すぐ氣がついた。
ここからが興味深い話へと発展する。
これは夢の中だと理解したうえで
祖父と話をする。
亡くなった人が行くと
私たちが生きて
亡くなった人は
「ポイント」が必要とのこと。
そのポイントとは、
善い行いをするたびにポイントがたまり、
当然悪いことをすれば
一生かけて貯めたポイントが
あの世へ行ってから役に立つそうだ。
もう一度、
生きている家族に会いたい。
いろんな思いから、
そのポイントを使うそうだ。
そのポイントは
最近どうだ?と聞かれ
近況報告をしていたけれど、
裕福な家庭に育ち、
10歳ぐらいになった ある日。
娘貴族の敵国の暗殺者
男の大人達4~5人に
何か上手く騙されて
場所は 岩肌が切り立った海の崖の上。
次は未来の箱を開けようとして
箱を手にとった。
光に包まれ…
ここで目が覚めた。
見ることができなかった。
この夢をみたのは20歳ごろ。
すごく恐く感じていた。
午後の昼下がり
小さな男の子と自宅の庭で空を眺めていた。
台風も通りすぎて
夏らしく 真っ青な空。
暑いね~って眺めていたら
男の子が何かに氣が付いた。
ん?鳥?
飛行機??
なんだろう……。
その物体は3つ
優雅に飛んでいた。
得体の知れない「ソレ」が
地上から見ている私達に氣付き、
ひとつのみ 下降してきた。
人だ!
男の子と私は「おーい!」と
手を振った。
その「人」は
ムササビのようなスーツを着ていて
それで優雅に飛んでいる。
手を振った私達の頭上近くまで
下降してきて
Uターンするように空に戻っていく。
まるで
ツバメが自由に空を飛ぶ感じ。
しばらくすると
空を飛んでいた3人が
私の家の庭に降り立った。
興奮しながら見ていた男の子に
「君もやってみるかい?」と
声をかけてくださったが、
男の子は高いところが怖いのか
「いいです~いいです~」と
断っていた。
その隣で……私。
「え、やってみたい!」
飛行技術が格段に上がり、
素人でもインストラクターと一緒なら
自由に飛べるそうだ。
それも
従来のスカイダイビングみたいに
二人が身体をくっつけて
飛ぶのと違い、
インストラクターと別に
個々で飛べるらしい。
一度でいいからスカイダイビングを
やってみたい私は
今回のお試し飛行に申し込んだ。
特別ブースで
専用のムササビスーツを着る。
背中にはリュックみたいな
袋があり、
小型エンジンが搭載されている。
エンジンの重量は家庭用扇風機を
背中に背負った+αぐらい。
私の前に飛行する子は
小学3年生ぐらいのお兄さん。
確かに、この重量のスーツなら
子供でも着やすい。
ただ、最初は専用ジェット機で
空高く飛んでいき、
そこからスカイダイビングのように
飛び降りるとのこと。
このジェット機で
空高く一氣に昇るので、
この時点で呼吸器系や
内臓に疾患がある人は
取り返しのつかない事態に
なりかねないとのことで、
私は残念ながら肺に疾患があるので
ムササビスーツを着るところまでの
体験で終わった。
私の前にジェット機に搭乗した
小学3年生ぐらいのお兄さんの
フライト様子を見ていると
離陸する時のGの かかる凄さが
見ているだけで伝わってきた。
確かに、あれだけの負担が
身体にかかると
肺の弱い私にはキツイ。
実際に過去 年に2~3人、
身体に負担が かかりすぎて
病院行きになる事故もあったそうだ。
一番ひどい事故は
Gの かかっている時に
首の骨が耐えきれず
折れてしまった人がいたとか。
ここ数年の研究と開発で
事故の原因は
ほぼクリアしているが
100%ではないため、
事故の件も含めた説明を聞き
搭乗直前に同意書を書かされる。
それなら
従来のスカイダイビングのように
ヘリコプターでも良いじゃんと
思ったが、
その専用ジェット機は
ヘリポートほどの敷地が無くても
狭い敷地から飛び立てるので、
それこそ そこそこ広い庭先があれば
自宅からでも飛ぶことが
できるという。
時代は進歩しているのね~って
思いながら
先に飛び立った小3のお兄さんを含む
何人かの自由に空飛ぶ姿を
地上から見て楽しんだ。
……と、ここで目が覚める。
夢の中の出来事だった。
現実には、どんなものがあるか
調べてみた。
ムササビスーツは
ウイングスーツという名称で
以前TVで見たことがあるので
知っていたが、
世界で一番危険なスポーツとも
言われているだけあって
現実世界ではライセンスが必要や
スカイダイビングの経験値など
いくつか規定があり
訓練を受けないと
飛ぶことが出来ない。
そして、今回の夢をもとに検索して
初めて知った ウイングパック。
ウイングスーツに翼がついている
「ウイングパック」は
ジェットエンジンなどがついていて
速度や飛行時間を
増やすことができる。
イメージとしては、ディズニーの
バズライトイヤーみたいな感じだ。
また軍事目的としても
開発されている。
着陸の際は、パラシュートを使用。
夢の中のムササビスーツは
スイングパック(バズライトイヤー)
ではなく、スイングスーツの背中に
小型エンジンがコンパクトに
搭載されているので、
見た目は普通のスイングスーツと
変わらない。
訓練も不要で、
遊園地の乗り物に乗るような感覚で
楽しむことができる。
地上に着陸する時は
手元のスイッチで
小型エンジンを操作して
フワッと降り立つことができる。
今回の夢は近未来の姿なのかな??
日々開発の進む世の中に
いつかツバメのような
自由飛行が出来るようになったら
楽しいだろうな(* ̄∇ ̄*)"
新学期が始まり、
学生たちも学校生活がはじまった。
その中、急な旅行にも関わらず
姉家族も一緒に参加してくれた。
泊まったホテルは 山奥のホテル。
山の中旬~頂上の真ん中辺りの
山の斜面に建っているホテルで、
宿泊部屋の窓側は
一面がガラス張りになっていて
素敵な山の木々を見下ろせる。
まるで見事な絵画のよう。
大自然を満喫できる。
このホテルは前回も利用していて
ホテルのスタッフとも
顔見知りだった。
前回来たときより
ホテルのセキュリティが
強くなったようで、
でもその事はお客様には
伝えないそうだ。
ということで、私にだけ
こっそり教えてくれた。
なんで、私にだけ?
とスタッフの人に聞いたら
「貴方様はお得意様だから。
社長も教えておいてって
言ってましたよ。」って。
そのセキュリティの詳細は
夜中の2時~朝方まで
時々、
各部屋のテレビで流れるそうだ。
夜中の2時前に眠った人は
睡眠中なので
もちろんテレビを見ない。
起きていて
テレビを偶然見ている人のみ
その情報を聞くことができる。
どうして宿泊者全員に
前もって伝えないかというと、
早く就寝した人には
余計な心配をさせて
浅い眠りにならないように、
夜中まで起きている人は
万が一のために
こんなセキュリティを強化し
安全に宿泊できますよって
ことらしい。
山奥ということで、
最近物騒なことがあったらしく、
そのことはホテルスタッフしか
知らない小さな事件だったが、
また起こらないとも限らないので
お客様に安心して
宿泊していただくために
先手をうったそうだ。
宿泊した部屋は
スイートではなかったが、
全部屋が
ゆとりのある作りになっていて、
姉家族と私の家族の二部屋が
ロビーからの廊下とは別に
部屋の中で 山々の景色を堪能できる
一面のガラス張り側に沿って
通路で繋がっている。
もう一ヶ所、
二部屋の真ん中から
ロビーへ繋がる
部屋のドアの間あたりにも
二部屋を繋ぐ通路があり。
二部屋を繋ぐ通路が
部屋の中に二つあるにもかかわらず、
それぞれの部屋に
素敵なキングサイズのベッドが
3つずつ置いてある。
しかも、ベッドが川の字に
3つ並べてあるわけではなく、
部屋の端に2つと
方向替えて部屋の中程に1つ。
その贅沢な置き方配置を
しているのに
部屋には まだ空間がある。
全体的に
茶色やベージュを基調とした
落ち着きのある色合いの家具で、
その他、テーブルや冷蔵庫、
ゆったりしたソファーなどが
置いてあるが、
部屋が広くて圧迫感もなく
ゆったりしていて お氣に入り。
TVは天井付近に壁掛けのように
設置されている。
ホテルでお風呂も入り
一段落ついて、
ベッドにウトウトしながら
寝転んでいたら
姪っ子達は眠ってしまった。
子供たちが寝たので、
姉達とラウンジでくつろいでいた。
時計を見ると
夜中の2時ちょっと前だったので、
部屋に戻ってテレビをつけた。
テレビを見ながら
セキュリティの詳細を待ちつつ、
さっきラウンジで
来月に
ディズニーランドに行くから、
一緒に行こうよと
姉に誘われていたのだが、
たまたま 外せない用事と
重なってしまい、
別の日に行けるか調整していた。
ちなみに、今回のホテルは
栃木県日光のちょっと北あたり。
ここで目が覚めた。
なんと夢だった(笑)
夢に出てきたホテルは
実際には存在しない。
でも何で知っているかと言うと、
前回も同じホテルに宿泊した夢を
見ていて、
その時にお世話になった
スタッフの皆さんが、
また今回の夢の中に出てきたから。
もちろん、現実にも
このスタッフの人達は
会ったことも見たこともなく、
当然知り合いでもない。
夢の中だけの存在で
でも、前回も泊まっているホテルで
同じ顔ぶれのスタッフ。
ちなみに、
外せない用事の日は
本当に現実世界で同じ日に
外せない用事がある。
不思議な夢だったけど
大自然を満喫できて
気分転換ストレス解消できた。
楽しい素敵な旅行だったなぁ。(笑)