碧のコトノハ

みどりのことのは

最初の一歩

2008-07-17 22:26:34 | なんでも
NOMOが現役引退だそうです。

「現役続行を希望するも獲得球団なく」・・・だそうです。。

NOMOといえば、とんねるずのモジモジくんを思い出します。
いつもむっつりしてるイメージの彼が、意外におちゃめで、彼が出るときは好んで見ていました。


初めて大リーグを目指すといって記者会見しているとき、
彼にマイクを向ける記者達ははっきり言って、彼を小ばかにしてました。
日本中が冷ややかで、私も懐疑的な気持ちでみていました。

それが、アメリカにNOMOブーム!
「SANSI~N!」って日本語もはやりました。
「アメリカで評価されている」 その事実に日本中が興奮しました。


あれから日本人選手の大リーグ移籍はすっかり普通になりました。
いつしかNOMOの活躍のニュースが入らなくなってきて・・・
それでも時折、「マイナーに落ちた」とか「○○に移籍した」とか、ちらっとでも名前を聞くととても嬉しかったです。

「まだ頑張ってる。」って。


そして今日、久しぶりに彼の名前を聞いたとき、とうとう「引退」のフレーズが・・。


若い頃から「ワールドカップに出る」を口ずさんで、でもぎりぎりで夢をつかみそこなったカズ。

全世界に名前をとどろかせたのに、余力を残しつつ新しい道を模索しだしたナカータ。

パイオニア達の活躍をリアルタイムで見つめることができた幸運を感謝します。


曙が横綱になったときに言ってました。
「高見山関が門戸を開き、小錦関が大関までの道筋を作ってくれた。彼らがいたからこそ、ここまでこれた。」と。

最初の一歩を踏み出した人・・そこには大きな勇気が必要だったのかしら。ものすごい決断にせまられたのかしら。意外にすっと、当たり前のように、こちらとあちらの境を飛び越えていったのかしら。


自分は後からついていくことしかできない人間ですが、彼らへの尊敬の気持ちだけは抱いていきたいと思っています。



ありえないけど、NOMOに会ったら、

一言「かっこいいです」って言いたいです。


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2 コメント

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こんにちは (みく)
2008-07-20 17:02:45
うろ覚えですが、ニュースでNOMO選手のお話が少し流れて、「体がボロボロになっても、野球を続けたかった」と。この言葉を聞いて、私も心底かっこいいと思ったのですよ。
いろんな「引き際」がプロスポーツ選手にはあると思います。それを見届けるファンやサポーターにもいろんな思いや見方があるのだろうけど、私はNOMO選手の泥臭く、自分の信念を貫こうとした姿は本当に見事だと思いました。
人がなんと言おうと自分の信念を貫く。
私もそうありたいと思いました。
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みくさん^^ (midori)
2008-07-21 09:45:48
彼がアメリカに行くときはまわりに馬鹿にされて、

でもものすごく活躍して

その後何度も浮き沈みがあって、チームを転々として

でも、どんな時でも彼は黙々と自分の信じる道を進んできた。

本当にすごい人なんだなと思います。
「自分はこんなにやってきた!」ってアピールしなくても、すごい人はやっぱすごいです。
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