「ここにいる理由がある」

なんかもう、疲れているので家でじっとしてたかったんだけど

エジの様子を見にスポパへ行ってしまった。

暑かった。

見学者達は一様に元気ない感じ・・。
「こんなときに、選手になんていっていいかわからんね。」
「声かけられたくないやろね。」
「でも・・・誰も声かけなくなって誰一人こなくなったら、それはそれで悲しいと思う。」
「いつも通りにするのが一番？」
選手が元気ならサポも幸せ。選手が元気なくなったらサポも沈みこんでしまう。
何かしてあげたい。みんなみんなそう思っているのだけれどね。。


目の前でバックアップメンバーのトレーニング。

いつもどおり、GKとフィールドプレーヤーにわかれて、最後に場所をせばめてのゲーム。
ゲームは私のいたとこからは真反対の場所で行われたし・・
下川さんは一番奥のゴールマウスを守っていたんだけど・・・
下川さんのすげー大声が始終響いてた（＾＾；
変な奇声と「なに今の！？PKでしょ！PKでしょ！！」
だれよりも声がでっかくて、思わず苦笑しながらも、大声出してくれる人の存在がありがたかった。


トップチームの調整をすませたジョエルソンがスポパへやってきた。
そこからすぐにフィジカルトレーニングに切り替え。










遠くでは深谷くんと、家長と、前俊が、フィジコと一緒に小刻みにぐるぐるドリブルをするトレーニング。ゆっくりと、そして早く。終始フィジコの指導の声が響いていた。


気持ちが沈んでいるとどうもシャッターが切れない。
それでも後半、サーキットトレーニングが目の前で始まったのでちょこっと撮影。
今日は個別に必要なトレーニングをやってたみたい。


サーキットトレーニングの参加者は5名。
ベルトを使うのは二人一組だから、梅田選手の相手は山崎ACがつとめる。









住田くんと井上くんが組んでいたんだけど、
住田くんはまだまだ身体が軽いというか、井上くんがなかなか力が強いというか、
住田くんは井上くんに引きずられて前へ進めない。
「住田！一番ヤングね！ヤングね！」と井上くんがからかう。
みんなすごく元気にとりくんでて、やっと見学者からも笑い声が。




このトレーニングに初めて見る顔のスタッフがいたので、みんなで「あの人だれ？？」っていいあってたら・・・
なんのこたあない、メガネをはずした通訳の自然さんでしたｗ
コンタクトにしたのかしら、印象がまるでかわります。

この日はもう一人イメチェンした人がいた。
ウェズレイだ。
頭を、以前みたいなつるつるにしてたよ。

練習後、フィジカルトレーニングをしていた5人を呼んで、マルセロがお話をしています。

自然さんの声がもれ聞こえてくる。
「・・・皆、ここにいるにはちゃんと理由がある。何もしなくて、コネでここにいるんじゃない。みんなそれぞれがんばってきたからここにいることができる。」
「住田は高校でがんばったからここにいる。○○は・・」と個別に続ける。
そして「今がチャンスだ。」と。


そう。選手は「ここにいる理由がある。」

そして、トリニータも「J1にいる理由がある。」

なんの理由もなく、いままでJ1でい続けたわけじゃないんだ。

なんか・・自分も一緒にはげましてもらっている気がして、じっとお話を聞いていました。
そうよ、今、チャンスはこれ以上ないくらい近くにある。
しっかり自覚して、結果を出して。



暑くて身体がひからびてくる・・・。
練習がおわるころ、エジがでてきた。
アイシングの箱をさげて。
ちょこっと話しかけたら、ウェズレイがクラクションを鳴らしてせかした。
お昼の約束してたのかな。
待ってる人がいるとなんだか気がせくから、どうぞどうぞと行ってもらった。
だから、本日の小ネタは披露できないままだったわ。。

エジの元気のない顔に不安をつのらせながらも、一応笑顔で見送った。


家に帰ってお持ち帰りの仕事しなきゃいけなかったから、そのままスポパを後にした。

補強は6月20日までにするんだって。

おせーよ・・


心は重いけれど、次の試合はやってくる。
明日は久々の練習オフ。
しっかり疲れをとって、また心新たにやりなおそう。
悪夢のようなゴールデンウイークだったから・・一日のオフが嬉しいです。
嫌なものがすべてリセットされるような気がします。


家に帰ったら、横浜FCサポさんから写真が届いた。
お子様PK戦のキーパーをつとめたフリ丸くん。


本物のキーパーユニ着用とのこと。




ありがとう。
ニータンかフリ丸くんかってくらい可愛いっちゃ。
思わず顔がにやついてしまった。ありがとう。