碧のコトノハ

みどりのことのは

ガラスルームの二人には・・

2006-11-12 23:06:39 | サッカー
すっかり遅くなりました。
昨日の名古屋戦、つらい内容でしたね。。

まずははるばるいらしたグラサポの皆様、お疲れ様でした。ようこそ大分へ。


あ・・グランパスくん・・。


司がいない、エジ&トゥーリオがいない、決定力がない・・。
試合前からわかっていたことで、そこをシャムスカどうカバーするのかってのが見所・・とも思ってませんでした・・orz
いかにシャムスカでも、無理かなあ・・と不安がどよ~~~~んんって・・。
確かに今のトリニータは過去最高かもしれません。
でも主力がちょっと欠けたら層があまりにも薄いわけで・・。
「今日はきついなー」って。

それでも、それでも、最近活躍がめざましい雅人が必死にかき回そうとするプレーに「勝利のきっかけがつかめるかな」って淡い期待を持ったり・・。
しかし、淡白な試合でした。
特に前半。見ててぐにゃってなってしまいました・・。
ボールが前へ行かないのだもの。全然展開しないのだもの。

「トリニータの心臓と言われるブラジル人Wボランチ」
この二人が来年そろっている保障はない。
それより二人いないことを考えとかないと。(たとえ一人いたって、必ず出れるわけではないですから)
司がいない?それだって近い将来考えられること。
何より、お金のないトリニータですから、今オフ、主力が放出されることも十分考えられるっていうか、クラブ自身が、「育てて売る経営を目指したい」といっていたわけで、
一緒に観戦していた人から「大変だけど、これが来年のトリニータの姿なんで」といわれました。
(誤解しないで!このメンバーになるって意味じゃないんですよ。)

今現在どんなに順位がよくても華々しくても、オフを経過するときに、メンバーは様変わりし安い年俸で雇える選手にかわると思っていたほうがいいのですよね。
シャムスカ&スタッフがいてくれれば、それでも建て直しながら3年後に優勝するチームを作ろうと努力してくれるんだろうけど。

じれったい思いをいだきつつ試合をみてると、
ふと「ガラスルームから試合をみているエジ&トゥーリオはどんな想いでみているのだろう」 と気になりました。

試合も終了近くなって、またもやチャンスがつぶれたとき、上を見上げてみました。
トゥーリオとエジと河原くんとプラチニの姿が見えました。
エジはすわったまま、あごに手をあてて厳しい顔をしてじっとピッチを見つめていました。
トゥーリオはすわっていることができず、いらいらと立ち上がり、険しい顔をしてピッチにむかったまま何か叫んでいるようでした。
彼の口から吐き出された言葉は誰に対して向けられていたのでしょうか。

その後もプレーが切れるたび振り返ると、エジはじっと凝視し、トゥーリオはいらいらと立ち上がったまま身を乗り出したり叫んだり。

終了を待たずに、メイン席の観客達がぞろぞろと帰り始めます。
「こんな試合みてもしょうもないわ。ぜんぜん盛り上がらん。」「もう残っててもこんなんじゃ点はいるわけないわ。帰ろう帰ろう。」
そんな声があちこちから聞こえてきます。
観客席をじっと見下ろしていたトゥーリオの硬い表情が印象に残っています。

試合終了後、選手達がスタンドに挨拶にまわっている時、トゥーリオとエジは選手が全員姿を消すまで見つめていました。

エジは見下ろしながら時折何かトゥーリオにしゃべりかけていました。

彼らの目に昨日の試合はどうみえたのでしょうか。自分達のいないトリニータはどう映ったのでしょうか。来季のトリニータ、自分自身の進退とのからみ・・・昨日の試合観戦が彼らの心にどういう影響を与えたのかな。。。

そして、同様に、シャムスカの心にどのような影を落としたのか、はたまたどういう感情が芽吹いたのか・・・。

むなしい敗戦をかみしめながら、そんなことを考えていました・・。


そういえば、ベンチの後ろにこんなユニが貼り付けられていましたよ。

いっぱいサインがあるんだけど、これ、なんでしょう?
もしかして、OBの皆様のサイン??


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