川遊び
備忘録 2019年6月
6月2日に参加させていただきましたNPO法人 子どもの夢と思い出作り舎さんの「砂金掘りイベント」。
この日、体験した事は全てが新鮮でした!
当日の朝の私は、砂金掘りがはじめての方へ如何に簡単にパンニングを理解してもらい、そしてどうやって砂金を採ってもらうかと頭の中がいっぱいでした。
親御さんたちは「一粒でも取らないと帰れないよ(笑)」と意気込んでいます。
そんな大人たちを尻目に、開始してから30分も経たないうちに、数人の子供たちが
各々の好きなことを初めたのです。
うっわー、こりゃ大変だーっと思っていたのですが、何だか楽しそうじゃないですか~
まさに現物主義(笑)の大人たちと、その場で楽しむ事を見つけてしまう子供たち。
ついには磁石で砂鉄をサンプル袋に集めだして「明日、学校の先生にあげるんだ!」と目を輝かせている女の子。こんな遊び、ありかも。と思いました。
「砂鉄ってどこがS極でN極なの?」「砂鉄ってなんで砂鉄っていうの?」
「砂金ってどこにでもある?」
おっほほう、私は当たり前のように教科書に載っているような返答をしますが、子供は興味なし。
もっと興味が沸くように、噛み砕いて伝えないとだめだったんですかね? そう、私の返事は面白くなかった。
なんか私の頭って硬いなあ~って思っていると、屈託の無い笑顔で私の手を掴んで引っ張っていく男の子。「ねえ、先生って愛知県から飛んできたの?」 どうやら空を飛んできたと思われている。。私は車に犬2匹を乗せて、6時間かけて来たんですよ。。
小さな手から私の手に純粋なぬくもりが伝わってきました。
砂金掘りって結局のところ、自然に溶け込んだ川遊びなんですよね。
砂金の取れ高ではなく
川遊びを通じていろんな事を感じて学ぶ時間。
みんなに色んなことをたくさん教えてもらえました。
みんなが私の師匠です!
これからもたくさん勉強させてくださいね!