外遊びは家族みんなが冒険者!

子供に砂金採り、外遊びを勧める訳はこのブログにあります。

自分に合ったパンニング皿を見つけよう その1

2021-10-18 18:32:56 | 砂金採り道具

世界中でパンニング皿を探すと色んな形状のものが見つかります。

写真のお皿はブルガリアから取り寄せた仕上げ向きのパンニング皿。貝の形をしています。

使い方はとても簡単。

予め大きめの砂利を取り除いた選鉱物を投入して

広がっている面を水面へ抜き差ししながら細かい不要物を洗い落とします。

 

注目すべきはフラット面。しっかりと平面が出ており必要最小限の面積を確保してあります。

パンニング皿にとって、この面の精度はとても重要です。安価なパンでは湾曲しているものがあり、仕上げの際に砂が偏ってしまってなかなか砂鉄を選り分ける事ができないですよね。

また、お皿の全周にはグルリと細かな溝が設けてあります。
選鉱時に残った残留物に応じて使用面を変えることが出来ますし、貝型になっているので、末広がり状に多めの選鉱でも対応できます。

当店では色んな種類のパンニング皿を扱っていますが、それぞれに特徴があります。

どういったパンニングがやり易いのか考えて自分に合ったお皿を見つけるのが良いでしょう。


砂金採りの結果は道具で左右される ・ハンドドレッジ編

2021-08-10 18:59:55 | 砂金採り道具

ハンドドレッジ

各地の河川で威力を発揮しているハンドドレッジ。

私は砂金掘りに行く際にはこのアイテムは欠かせない。

なぜならば、これほど素早く簡単に砂金が採れてしまう道具はないと思っているからである。
川底に大量の石や砂利が溜まっていない限り、カッチャが不要なので作業中の荷物が減って楽です。


使い方は簡単。
川底の岩盤上に溜まっている川砂を吸い取り、バケツに溜める。
ある程度溜まったらパンニングするだけ。
メガネ掘りのように水中の濁りが無くなるまで待つこともなく、手返し良く作業ができるので楽してナゲットを取ることも出来ます。


上の写真は北日本のとある川。岩盤上の砂をハンドドレッジで吸い取り、キレイになった状態です。
深い場所には年代物が潜んでいる場合が多く、1グラムオーバーのナゲットがコロコロと出てきます。


匠も良い道具を持たなければ成果を上げることはできません。

自分に合った良い道具は揃えておきましょう。