”黙殺の音”低周波音 silent killer

サイト「黙殺の音 低周波音」http://yatanokarasude.gozaru.jp/tei/tei.htm

飼い犬率70%越えの吠え声は「生活を妨げる…」

2015-05-05 08:11:56 | 騒音被害

 とうとう近辺住民22軒で大小とりどり16匹の犬が飼われている状態になった。率にすれば7割越えである。それぞれがそれぞれの声と言うより音で、突然吠えだす。心臓にとっても悪い。それが次々に連鎖する、所謂「連れ吠え」となる。

 昨年のお盆以来突然にチビ犬の新規買いが始まった。中型犬までの吠え声はまだ良いのだが、このチビ犬というのはしつこく吠えると言うより「キンキンキャンキャン」と鳴き続ける。飼い主はそれを”犬は”吠えるモノ”と思って居るとしか思えない様子で、室内よりもむしろ室外で平気でやらせているから近辺は堪ったモノじゃないと思うのだが、少しくらい離れたこちらはもちろんたまらない。室内でのしつこい鳴き声に口を押さえる飼い主も居ると聞くが、ここにはそうした飼い主は居ないようだ。むしろ、うるさいので、窓を開けるか、外へ出すくらいだ。

 散歩してみると、他の地域にもベランダや庭に出しっぱなしで、通行人全てに吠え続ける犬を何頭も見る。で、「敷地外に吠え声を出さないように指導してくれ」と無理な陳情を自治区にしてみたが、「個人の意見は受け入れられない」と言うことでいと簡単に黙殺されたらしい。

 小型犬のキャンキャンは神経に障るし、中型犬のしつこい吠え声は並の大きさの騒音では無い。飼い主は番犬か玄関ベルの替わりかも知れないが、吠えるなら自分の家のドアを触った者が居た時だけ躾よ。隣近所の騒音迷惑を考えないのだろうか。隣近所も、ここでも事を荒立てたくない控えめな日本人の美徳から犬の横暴を許してしまっている。

 てなことで、新たなる「音アレルギー」がぶり返し、そのストレスのせいか、甘い、辛い、苦い、酸っぱいの要素は感じるが、味覚の中でもその中核を占めるのでは無いかと思われる味と味が醸し出すであろう「うまみ」の部分を感じなくなってしまった。味覚障害の酷い人は、こうした元素的味も感じないという。同じようなのに臭覚障害というのが有るようで、食べ物の臭いも感じないという。これもなんとも味気ない。

 ということで、こうなると生きる意欲が半減以下となってしまう。以前にも同じような状況になり、このときは初めてで、もう死んだ方がましくらいに思ったが、かなり長くグダグダしている内に、奇跡的かと思うような形で直った。そのときは飲み続けていた薬を替えたことが契機になったので、今回もそれを期待しているのだが、医者は亜鉛を舐めるくらいしか処方は無いと言う。恐らく一度全部薬をしばらく止めるのが良いのではと思うのだが。

 5/3,4と連休のためか、近辺住民の気配が少なく、”犬を連れて”帰省したのか、キャンともワンとも聞こえず、嘘のように静かだ。間違いなく馬鹿番犬は居るのだがそれさえ遠慮してか吠えない、と言うより団地内の人通り自体が少なく、犬も吠えようが無いだけかもしれない。これが当たり前の静けさなのだがそれがむしろ異様と思ってしまう様な静けさだ。

 そう、この静けさは、近くの団地で円安で日本で稼いでもあまり意味の無くなったブラジル人が大量に帰国、退去してしまい、後は、老人独居世帯がほとんどという、ゴーストタウン化してしまった団地と同じだ。

 犬が五月蠅いと言っても、所詮は人間が持ち込むわけで、結局、全ての騒音と喧噪は人間がもたらすのだ。少子化の手っ取り早い代償行為として犬を飼うのではないか。子だくさんと言っても3人くらいの家でペットを飼っている話を聞いたことが無い。一人っ子の家には大抵躾の悪い(=吠えまくる)犬がいる。

 先日、車の中から、「柴犬3,000円から」というブリーダーの看板を見た。他の犬種も書いてあったが、高くて10,000円だ。一般のペットショップはどうだろう。下手なおもちゃより安いのでは無いか。愛玩物として子どもに飽かれた犬の末路はどうなるのだろう。

 今朝(5日)にはもう朝からチビ犬のキャンキャン声が聞こえた。私の騒音のお休みは終わったようだ。

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