時には目食耳視も悪くない。

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2022年の総括④来年に向けて

2022年12月29日 | ひとりごと
 4日前に新型コロナウイルスのワクチン接種をしました。
 今回で4回目で、それまで私は大した副反応が出ていなかったので油断していました。
 今回は接種を受けてからおよそ24時間経過した頃から発熱と頭痛、喉の痛み、身体の節々の痛みなどの症状が現れました。

 それから、今日までその症状は治まることがなく、本当は今日も熱っぽいし喉が痛くて唾を飲む度に身がすくんでしまうのですが、だいぶマシになりました。
 年内の仕事のスケジュールを全部こなしてからの接種にしたので、幸いなことに仕事に支障をきたすことはありませんが、今後、新型コロナのワクチンを接種する際は気をつけようと思います。

 市販の解熱鎮痛剤を飲んでひたすら横になるしか術がなく、横になっていても全身の痛みがよくなるわけでもないし、いっそのこと新型コロナに罹患してしまった方が楽なのではないかと思ってしまうほどでした。
 それでも、ウイルス感染した際の重症化を防ぐためにワクチン接種は必要と言われていますが、この副反応は決して風邪をひいた程度ではないし(そもそもこんな症状が出る風邪をひいたことがないし、今まで経験した風邪だったら薬を飲んだら楽になってたし、、、)、この症状より新型コロナの症状が軽くなるのか重くなるのか、私には未知の領域です。
 いずれにしろ、来年も今年に引き続き、新型コロナウイルスに悩まされることになるのは間違いないでしょう。


 さて、総じて今年がどんな一年だったかというと、なんだかほんの一瞬だったように思います。
 母が亡くなった昨年は、月日の足取りが重苦しく、鬱々とした日々をどうにかこうにか乗り越えたという記憶がありますが、今年2022年は昨年の重苦しさが嘘のように消え去って、霧が晴れたような軽やかさで時が過ぎ去って行ってしまったという感じです。
 今までは不安定だった音楽の自営業も大手音楽教室と契約したことにより、経済状況をわずかに好転させることができています。
 (同年代の社会人たちと比べれば本当に微々たる程度ですが)

 将来的な不安はまだまだ残ってはいるものの、とりあえず目下すぐに思案しなければならない問題はないということが気分を楽にしてくれているのかもしれません。
 一方で、健康面では良くもならず悪くもならずという状態でいます。
 長く漢方外来に通っているおかげで胃腸虚弱や疲れやすさが改善する方へ向かっていると思います。
 それでも、長時間働き続けると頭痛や吐き気や目まいで起き上がることもできなくなるので、様子を見ながら生活していくことになります。

 今回の副反応でもそうでしたが、体調不良ではやりたいことが思うようにできません。
 この世で一番幸せなことは、お金でも名誉でもなく、健康で元気なことなのかもしれません。

 来年も引き続き、健康に気を配って無理をしない程度に働き、本を読み、動画を作り、ツイートし、という日々が送れると良いのですが。
 新型コロナウイルスは相変わらず勢いが衰えませんし、大きな地震や水害などが起こるかもしれません。
 そして、今も終りの見えない戦いを戦っている人たちがいて、その戦火がいつ日本に飛んできても不思議ではないことなど、考えだしたら不安なことは限りがありません。

 思えば、こうやって今年一年のことを振り返り、来年はどうしようかと考えられること自体が安穏として幸せなことなのかもしれません。
 つい、周囲と自分を比べて自分に不足しているものを嘆いたり、自分の不運ばかりをくよくよ考えてしまうのですが、本当は今あるだけの幸せに感謝して生活していくべきなのだと思います。

 五体満足であること、大きな病気をしていないこと、代わり映えはしないけれど恙なく日常を送れることに感謝しつつ、新たな一年を迎えたいと思います。
 私の拙い文章にいつも目を通してくれる皆さまにとって2023年がよりよい年にとなりますよう、お祈り申し上げます。
 よいお年をお迎えください。

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