カプアン通信

お供えものを食べないで

2020年02月21日 23時14分14秒

毎度、お墓の話で恐縮ですが・・・

先週末15日土曜日の朝、またまた青山霊園に行きました。
カプアは墓地の散歩が好きなようで、この笑顔（汗）

天気はあいにくの薄曇りですが
夕方以降でなければ、墓地は怖くありません。

またまた、変わったお墓を見て廻りました。

こちらの墓石は、一見大きな盃に見えますが
これは「パラボナアンテナ」をデザインしたものだそうです。
こちらのお墓の主は、衛星通信用アンテナ研究の大家で
富士山レーダー開発の中心人物だそうです。

お墓を見て廻ると、文化、政治、経済、と日本の歴史が見えてきます。

こちらは、この前の週に、大型犬が生け垣の中を走り回っていた、男爵のお墓です。
ここより狭いドッグランはいくらでもあります。

私の父方の先祖は、毛利藩の武士だったと父から聞きましたが
父のお墓の斜向かいは、山口県「士族」のお墓でした。
日本史が弱く、教養もないので「士族」と聞くと
貴族みたいに地位の高い人のことかな？と思ってしまいましたが

ネットで調べると
士族とは明治維新以降、江戸時代の武士や公家、寺院の使用人のうち
貴族とされなかった者たちに与えられた身分階級で
太平洋戦争終戦直後まで戸籍に記載されていたそうです。

実際、士族の数はとても多く、明治7年には日本の総人口の5.6％であり
その人数は190万人近かったようです。
なので特別な階級とは違うようです。

梅の花が咲いてました。
春が迫っているかもですね。

雨でもないのに、カプアンたちが雨合羽を着ているのは
お母さんが、犬の身体に花粉をつけるのを嫌っているからです。

墓石、墓標などに、歌が彫られていることも多く
興味深いです。

こちらには

変わりゆく
世をうつし出す
銀座の灯
思い出なつかしく
すぎさる日々

と彫られています。
銀座のバーやクラブの関係者かな？と想像します。

お墓なのか、単なる石碑なのか、よくわからない石もあります。

青山霊園は、植生も変わっています。
この末は根元は普通の末ですが
途中から赤い幹に変わっています。

やはり、毎回、ハチのお墓に来てしまいます。

この小さな祠がハチのお墓。
「アンジェロ、なむ〜ってした？」

カプちゃんはお供えもののおやつが気になります。

あなたはダイエット中だし、お供えものを勝手に食べちゃダメよ！

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