カプアン通信

テレビゲームのような散歩




9日土曜日の朝
ひさびさに青山墓地を散歩しました。

今の時期に密集して法事などを行う家族はおりませんが
犬の散歩は何度も見かけます。

よその犬に会えば、カプアが激しく吠えてしまうので
遠くにちらっとでも犬が見えれば、その犬の行き先を判断して
はち会わないように、散歩のルートを変更します。

2列くらい先の道に、グループで大型犬4頭が連れ立って散歩してたりするので
危ない危ない、と逃げます。
すぐ近くに犬が歩いていたり、カプアンたちを追いかけてくる犬がいたりで
ひやひやものです。

この状態、なにかに似ているなと思いましたが・・

モンスターがパクパク口を開けたり閉じたりしながら追いかけてくる
テレビゲームのようだな、と思いました(汗)




モンスターはどこだ?




今回も、気になるお墓に出会いました。
それほど広い墓所ではありませんが
「種子島藩主 種子島家」と彫られた名前が気になりました。

鉄砲伝来の地というのは知ってましたが
藩主の名前が「種子島」とは知りませんでした。




この不思議な墓石には、サイドに大きな文字で
「ジェットエンジン創始者」と、墓地には似つかわしくない文字が彫ってあります。

後で、調べると、このお墓の主は
元大日本帝国海軍技術大佐、大学教授で
日本初のジェット機「橘花(きっか)」の開発者として著名な
種子島 時休(たねがしま ときやす)さんです。種子島藩主の末裔だそうです。

大日本帝国海軍は、ドイツと合意し、ジェット戦闘機の設計図をドイツから取り寄せますが
図面を積んだ潜水艦が撃沈され、ごく一部の資料の写真一枚しか日本に届かなかったそうです
しかし、一枚の写真を見ただけで、種子島さんはエンジンの全てを理解して
日本だけで独自にジェットエンジンを完成させてしまいます。
戦中・戦前も、日本の工業技術は高かったのでしょう。




こちらの主は、藤島武二さん

東京美術学校(現 東京藝術大学美術学部)に西洋画科が新設され、
黒田清輝が初代教授に就任した際
黒田さんから、周囲でもっとも絵がうまい画家という理由で助教授に推薦されます。
その後、ヨーロッパ留学したあと、東京美術学校教授に就任し
明治時代から昭和時代まで50年もの間、後進を指導し
日本の近代洋画を牽引しました。

昭和12年に、横山大観らとともに第1回文化勲章を受章し
昭和18年に75歳で死去しました。




今回のお墓も、犬たちの散歩で偶然発見したお墓です。
このような偉人のお墓がそこかしこに、カテゴリージャンルを問わず
建てられていることに、いつも不思議に感じます。




現代をお散歩しながら、幕末〜明治時代の時代に
タイムスリップできる場所です。




それに、都会のど真ん中なのに、自然を感じることができる
貴重な場所です。




またまた、1階へエレベーターで降りてくるカプアとアンジェロです。
エレベーターにつけられた小窓からカプちゃんが外を覗いています(笑)
今度は、アンジェロ兄ちゃんは消えずに、カプと一緒に歩いてきました(笑)




夜は、雨が降りそうだったので、近場のアークヒルズ周辺をお散歩しましたが
雨は降りそうで降らず
アンジェロも💩も出そうで出なくてあちこと彷徨いました(汗)

結局雨は降らず、💩はちゃんと出ました(汗)







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