カプアン通信

災害お見舞い申し上げます

2018年09月07日 01時26分57秒

ちかごろの日本列島はどうなっちゃったんだろう？
と思うほど、次から次と災害が続いております。

上の写真は、一昨日の9月5日水曜日の朝
近所の公園を散歩するカプアです。

台風21号の影響で、東京でも風雨が強く
公園は水たまりだらけになりました。

実はこの日、朝5時過ぎに、茨城県沖を震源とする地震がありました。
（M5.6/最大震度4）
東京でもやや揺れて、みんな起きました。
そのちょっと前の時間は、東京都心は雷鳴がすごかったそうです。
（これは、寝ていて知りませんでした）

6月末頃から一昨日まで、大きな災害だけで、4つもあります。

6月28日〜7月8日　7月豪雨（西日本豪雨）

7月5日　大阪北部地震（M6.1/最大震度6弱）

8月23日　台風20号による被害（兵庫、滋賀、京都、和歌山など）

9月5日　台風21号による被害（大阪、京都など）

とくに大阪は地震と台風二つの災害に見舞われております。

そして今朝、このシーズン最大かもしれない災害が起きました。

北海道胆振東部地震です（M6.7/最大震度7）

電気が北海道全域で停電になりました。
関係者が復旧を急いでますが
今後、冷凍冷蔵が大切な水産関係などの経済的な損失が心配です。

また、今後も台風が通過する可能性もあり
ゆるんだ地盤の二次災害も心配です。

どうか北海道の皆さんは、余震に気をつけて欲しいです。

震災に遭ったとき、情報の収集が大切です。

停電でテレビが映らなくても、スマホで情報が得られるはず・・・
と、私は日ごろから非常用に「スマホ充電用のバッテリーケース」を
カバンに入れています。バッテリーは普通の単3電池なので
コンビニなどどこでも手に入ります。これで万全かと思ってましたが

今日、あることに気がつきました。

スマホで見るインターネットや、SNSは、携帯電話会社の電波を利用してます。
その電波は「携帯電話基地局」のアンテナから発信されます。
この電波はそれほど強力ではなく、遠く離れた場所では受信できません。

なので、あちこちに沢山の基地局があり、スマホは近くの基地局を常に探しています。

ところが、地震で基地局が崩壊したら周囲は「圏外」になります。
また、電波の発信には電気が必要なので、停電になるとやはり電波が飛びません。
そのため、多くの携帯電話基地局は非常用電源がありますが、
「バッテリー式」なので各社とも最大24時間程度しかもたないそうです。

非常用電源のバッテリーが切れれば、スマホは「圏外」となってしまいます。

これだけ災害の多い国ですから、携帯電話会社各社は
「停電」の際の非常用電源はバッテリー式ではなく、
自家発電など、有効な方法を考えるべきです。

たしか、東日本大震災のときに話題になりましたが
小型で優秀な発電機があります。
昔の記事を探したら、見つかりました。
この記事のさいごに載せてます。

余談ですが、基地局が停電したら、スマホや携帯電話は使えませんが
固定電話は断線しなければ、停電中でも通話が可能です。
というのも、電話線には、家庭用電灯線とは別に微弱な電気が流れており
この電気で、ベルを鳴らしたり、通話が可能なんです。

ただし、最近の電話機は、さまざまな機能をもたせているため
電灯線が必要なタイプが多いです。
昔の「黒電話」のように、シンプルな電話なら電気はいりません。
また、途中に「モデム」などを中継している場合も停電は使えません。
そのため、光通信、IP電話は停電時は使えません。

光通信でなければ、電話機のモジュラーケーブルを直接、
壁のモジュラージャックに刺せば使えます。

電源不要の電話機もさがしてみればけっこうあります。しかも超安いです。
（ただし、回線が混めば電話は通じなくなります）

横断歩道や上の写真は昨夜のカプアンたちの散歩です。
こんな地下道で地震に遭ったらぞっとします。

東日本大震災の翌年なので6年前ですが、「犬猫の防災」をテーマにした
記事を書きました。
　↑
よければ、どうぞご覧ください。

地震や台風など、災害に遭われたみなさんにお見舞いを申し上げるとともに
早い復旧で、普段どおりの生活が戻りますよう
お祈り申し上げます。

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