カプアン通信

捨てる神あれば拾う神あり

#犬

犬じゃない話

2018年09月09日 00時10分10秒

先日、インターネットのブラウザを見ていたら
突然、上のようなウインドウが開きました。
「iPad Air 2」などが当たったと言うのです。

なんだなんだ？　と思いながら、「OK」を押してみると

商品を受け取るには次の3つの質問にお答えください。とあり
まるで「注文の多い料理店」です。

下には、いっぱい「ありがとう」コメントが並んでいます。

これは怪しいと思って
「おめでとうございます！Googleをお使いのあなた！」
を検索すると、出てくる、出てくる（汗）
最近、ネットで流行っている
「Googleになりすまして、個人情報やクレジットカード情報を入力させようとする
偽サイト」でした。

これ、他にも「日本郵便」のなりすましや
「Google名の偽のウイルス感染警告」で不安を煽り、
アプリのインストールへ誘導させるパターンもあるそうなので要注意です。

それから最近、「LINE」名で、
「お客様のLINEアカウントに異常ログインされたことがありました」というメールも
頻繁に届きます。
これ日本語おかしいですよね、正しくは
「何者かが、お客様のLINEアカウントに異常ログインしました」または
「何者かによって、お客様のLINEアカウントに異常ログインされた形跡があります」ですよね。

私は、LINEはやってないので、この手のメールは、即、
迷惑メールフォルダー行きですが
LINEを使ってる方なら、うっかりURLをクリックしてしまいそうですね。
クリックすると、偽装ログインページが現れて
ログイン情報を盗まれてしまうようです。

油断ならない世の中になりました。

「詐欺」かどうか微妙なケースなのですが、またまた「やられ」ました。

長くて愉快じゃない話ですが、最近カプアン家に起こった「エアコン騒動」の話です。

上の写真はリビングのエアコンですが、
だいぶ前から、風の向きを変える「ルーバー」から
「カチャカチャ」音がするようになり、家人が気にしてました。
私は気にならないのですが、お客さまをお呼びするのによろしくない。
ということになり、とりあえずルーバーに「シリコン系の潤滑スプレー」を吹きつけてみました。
「カチャカチャ」は消えません。

「夏のパーティ」の2日前で、もう間に合わないかもしれませんが
メーカーに電話して直してもらうことにしました。
電話するには「型番」が必要です。取説をどこかに紛失していたので
脚立を立てて、直接、本体に貼ってある「型番」を確認しました。
それを何かにメモって、あとでパソコンからメーカーのHPを探せば問題なかったのですが
横着して、脚立に乗ったまま、スマホで
「○○○○（メーカー名）　修理」とGoogle検索したら、
一番上に「○○○○即修理」というサイトがヒットして
ご丁寧に、サイトを開かなくても「電話をかける」というボタンがありました。

電話をかけると、サポートセンターのような女性がすぐ出たので
目の前の「型番」を読み上げながら症状を伝えると

「修理のお伺いは、明日の朝でもいいですか？」
「修理をしない場合でも、出張費と調査費で5,000円かかりますがいいですか？」
と言います。

夏場で混んでいるはずなのに、それはありがたい
お金がかかるのは仕方がないと修理を依頼しました。

翌朝、インターホンのベルが鳴り「修理屋です」と声がしました。

ドアを開けると、まるで高校生のような若者が、Tシャツと半ズボン姿のサンダル履きで
ごく小さな四角いカバンだけ下げて立っています。

？？？と思いましたが「修理の件で・・・」と言います。
普通、技術屋さんなら作業着を着て、たくさんの道具を持ってるはずです
「高所に取付てあるので脚立はありませんか？」と聞くと持ってないといいます。

仕方ないので、簡易な脚立を貸してあげて、エアコンを見せると
ちょっと見ただけで、「これはモーターの異常だな」
「10年前の製品なので、部品があるかわかりませんが、うちでは手配できないので
メーカーに電話してみてください」と驚きのセリフを言います。

「え！　だって○○○○（メーカー名）に電話したつもりですが」というと
「よく間違える方がいるのですが、うちは町のエアコン修理屋です」と答えます。

ここまで来て、自分がドエライ間違えをしたことに気がつきました。
「○○○○（メーカー名）　修理」で検索はしたけど
一番最初に載っていたのは、○○○○メーカーのサイトではなく
「○○○○即修理」というキャッチフレーズで商売しているエアコン修理屋でした。
それなら、近所の電気屋でも同じでした（涙）

そして「高校生の兄ちゃん」は、申し訳なさそうに
「出張費と調査費で、5,000円かかります」と言い、手書きで領収証を書いて
「有り難うございました」と帰って行きました。

そのあと、パソコンからメーカーのHPを探して
正式なメーカーのサービスマンを呼んだのは言うまでもありません。

「カチャカチャ」はパーツの交換で5万円程度で直ることがわかりましたが
サービスマンは別のトラブルを発見しました。
エアコン心臓部である「熱交換機」がガス漏れしていると言うのです。
ガス漏れはオイル漏れも起こりプラスチック部品を溶かします。
近いうちにエアコン内部から水漏れするはずです。と言うのです。

心臓部の部品の交換は、エアコンの新品を買うのと同程度の金額がかかることがあります。
エアコンは室内機と室外機両方の交換が必要です。
取付けて10年で新品に交換か・・・30万かかるか、40万かかるか、とくらくらしました。

しかし、サービスマンさんは、「念のために」とリコール情報を調べてくれたら
なんと「リコールされた不具合」だとわかりました。
エアコン心臓部一式、カチャカチャ言っていたルーバーのモーターも含めて
エアコン内部は新品に交換してもらえ、工事費も含めお金はかかりません。

エアコン内部は非常に汚れてました。
「自動フィルター掃除機能」がついたエアコンでしたが、
「掃除機能」が働いてなかったようです。

この際、フィルターや自動掃除のブラシなどを徹底的に洗いました。

これまで、「カチャカチャ」だけでなく、あまり涼しくならなかったエアコンですが
非常に「効く」ようになり、プラス2度の設定でも寒いくらいになりました。

暑がりの犬たちも快適です。

このエアコン騒動は後日談があります

サービスマンが帰ったあと確認すると「フィルター掃除」ができなくなっており
再度、サービスマン（別の人）を呼びました。
いろいろ調べたら原因がわかりました。

最初のサービスマンが、内部部品を交換した際、
掃除モーターを動かす「電気ケーブル」の接続を忘れてました。

サービスマンは平謝りで、修理費をタダにしてくれただけでなく
母の部屋のエアコンも不具合があったのですが、そちらも見て調整してくれて
交換が必要なエアフィルター（2万円相当）もタダで提供してくれました。

あー疲れた（汗）

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