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カプアン通信

著名人たちの動物愛護活動


どんな運動でも
歌手やタレントさんなど著名人が率先して呼びかけ、実践してくれたら、
ひとびとの関心を集めると思います。

最近、とくに動物愛護運動にかかわる著名人たちの活動が目立っています。


本日は、その中でも大きな運動に広がりそうな4つの団体をご紹介します。




一般社団法人「FreePets~ペットと呼ばれる動物たちの生命を考える会」(愛称:ふりぺ)
2010年8月23日設立

FreePetsは最近できた団体ではありませんが、著名人が多く参加している団体として
外すわけにはいきません。

もともとはtwitter上の会話から始まった有志の会でした。
顧問にミュージシャンの坂本龍一さんが就任するなど音楽家メンバーが多いです。
下記、朝日新聞の記事によると、作家 渡辺眞子さんが代表を務めているそうです。

【主な著名人メンバー】敬称略
 浅田美代子(女優)
 飯田基晴(犬と猫と人間と/映画監督)
 大貫妙子(音楽家)
 小林武史(音楽プロデューサー/音楽家)
 坂本美雨(歌手)
 坂本龍一(音楽家)
 高橋幸宏(音楽家)
 友森玲子(動物愛護団体Rencontrer Mignon主宰)
 渡辺眞子(作家)

動物愛護に関する署名集めや、
児童に向けた「いのちの教室」という、
命の大切さについて考えてもらう教室(講演)を継続して行っています。
音楽家が多い団体らしく、「いのちの教室」では音楽ライブも行われます。
教材として使われるアニメーション「ハルの日」は以前、
カプアン通信でもご紹介しました。
子どもたちに「命」の大切さを教えることは、動物愛護に欠かせない活動だと思います。

報道⇒ 小さな命 慈しもう(2014.5.22 朝日新聞)





一般財団法人動物環境・福祉協会Eva
2014年2月7日設立

女優 杉本彩さんが設立した財団法人です。

杉本彩さんのブログに詳細が報告されてますが
今年3月に行われた設立セレモニーには多数の国会議員が参加しました。

この日、与党から野党まで動物愛護に関心のある議員が揃いました。
環境省から「人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト」を起ち上げた
環境大臣政務官の牧原さんも参加しています。

杉本彩さんは、知名度を活かして、全国の自治体主催のシンポジウムなどで
「アニマルポリスの設置」などを訴えています。

報道⇒ 女優の杉本彩さんが、動物愛護を目的とした財団を設立
(2014.5.21 マイナビニュース)






TOKYO ZEROキャンペーン(特定非営利活動法人申請準備中)
2014年5月13日発足会見

料理研究家で、元衆議院議員の藤野真紀子さんが代表理事になり
40名ちかい著名人たちが呼びかけ人として集まった団体です。
メンバーは、女優、ジャーナリスト、料理人など多岐にわたります。

【主な著名人メンバー】
 宮本亜門(演出家)
 とよた真帆(女優)
 湯川れい子(音楽評論家、作詞家)
 浅田美代子(女優)
 久石譲(作曲家)
 蟹瀬誠一(ジャーナリスト)
 服部幸應(服部栄養専門学校理事長)
 野中ともよ(ジャーナリスト)
 八塩圭子(フリーアナウンサー)
 ATSUSHI(ダンサー)
 渡辺眞子(作家)

メンバーにカプアンパパの知り合いを発見しました。
ちばわんの活動をいろいろ支援していただいた
元ONE BRAND取締役 松原 賢さんです。
TOKYO ZERO キャンペーンの運営理事に就任されています。

TOKYO ZEROキャンペーンは、東京五輪が行われる2020年までに
東京都の犬猫殺処分をゼロにする。という明確な目標を掲げています。
解決策として、
1 ペット産業適正化のために必要な「8週齢規制」を早期に実現しよう!
2 捨てられた犬や猫の福祉向上のための「ティアハイム」設立を促そう!
3「保護犬」「保護猫」との出会いを広めよう!
の3つの目標をあげています。

東京都動物愛護相談センターの統計資料によると
平成24年度の
東京都の犬の殺処分数 160頭 (一般譲渡312頭)
東京都の猫の殺処分数 1,921匹 (一般譲渡356匹)
(八王子市、町田市の数値は含みません)

犬についてはほぼ達成可能だと思います。
たとえば、東京都には譲渡対象団体が38あります。(平成25年11月現在)
このうち犬を保護している団体は32ですので
半分程度の団体が、月に1頭多く保護するだけで平成24年度の殺処分はなくなります。
もちろん、老犬や病気の犬が増えるので譲渡は困難になると思います。
そこで、シェルターの設立を目指しているのでしょう。
猫の処分数は犬の10倍以上と、困難ですが、TNR活動に力を入れていただき
やはりシェルターを充実させれば、ゼロは不可能ではないと思います。

比較のため千葉県のデータも載せておきます。
平成24年度
千葉県の犬の殺処分数 1,376頭 (一般譲渡896頭)
千葉県の猫の殺処分数 3,364匹 (一般譲渡422匹)
(千葉市、船橋市、柏市の数値は含みません)

ぜひ、東京都の殺処分をゼロにしたうえで、JAPAN ZEROに活動を広げて欲しいです。

報道⇒ 目指せ!「イヌ・ネコ殺処分ゼロ」 浅田美代子さんらキャンペーン
(2014.5.13 産経ニュース)






株式会社ミグノンプラン
2014年3月24日設立
2014年5月24日店舗オープン(明後日)

ミグノンプランは動物愛護団体Rencontrer Mignon主宰の友森玲子さんが作った会社です。
友森さんは、芸能人のような著名人ではありませんが、
多くの著名人が彼女の行動力に引き寄せられて協力しています。
ユニークな会社ですのでご紹介します。

明後日の土曜日に、北参道という代々木公園にちかい場所に
ミグノンプランのビルがオープンします。
3階が犬と猫のシェルター。2階が保護犬猫たちの医療処置をする動物病院。
1階が、保護犬猫のための資金を生むお店です。

動物愛護団体が中心になって、都心にこのような動物のための複合ビルを作るのは
日本はもちろん、世界的にも珍しいのではと思います。

今年の1月にカプアン通信でもご紹介した
ほぼにちでの対談「動物界にいるミグノンの友森さん。」の中で
この会社創設のきっかけとなる話が語られています。⇒第3回 友森さんの、譲渡のお店。

糸井重里さんはミグノンプランの取締役に就任しています。
中川翔子さんも対談の中で参加を表明しています。
余談ではありますが、ミグノンプランのシンボルマークを作ったのは
イラストレーションの巨匠 和田誠さんです。



わたしは、ちばわんの活動でできることをがんばりますが
おのおのの団体の動きも注目していきたいです。








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ちばわん ねこ親会いぬ親会(保護犬猫の譲渡会)のおしらせ


参加にゃんこの詳細はこちら→http://shinagawac.exblog.jp/
参加わんこの詳細はこちら→http://shinagawad.exblog.jp/
ウエルカムセンター周辺への路上駐車・駐輪はご遠慮ください

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ちばわん主催 映画上映会のおしらせ



予約を開始しました!詳しくは↑バナーをクリック!

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ちばわんTNR活動のご紹介



長野県松本市、東京都葛飾区、栃木県宇都宮市、栃木県那須塩原市、千葉県袖ヶ浦市などの
TNR一斉手術の報告がアップされております。これらも、ちばわんの大きな活動です。
どうぞご覧ください。(↑バナーをクリックしてください)

コメント一覧

カプアンパパ
猫の福多さん
コメントありがとうございます。
ミグノンさんの活動は良く存じております。
日本中でいろんな団体や個人が、犬猫たちを救う活動をしてますが、行政と市民ボランティアと獣医など動物業界関係者が協力して活動しているエリアは、犬猫を救う活動がうまく行っているようです。
ミグノンさんは動物病院も経営してますし、東京都との協力関係も良好です。
私がお手伝いしている千葉県エリアは、以前、日本でも殺処分ワーストのエリアでした。最近は猫の生存率が上がっており、調べたら、県が「哺乳ボランティアさん」を大勢募集して、乳飲み子を殺処分しないで譲渡に回せるよう生かす活動を始めてました。
全国で、犬猫を救う取り組みが進むことを願っています。
猫の福多
願い
ミグノンさんは理想です!
地域猫は、猫にとってはありがた迷惑。
嫌いな人にとっても、何年かは猫を目にする。
せめて保護部屋が欲しい!
手術後1週間ゆっくり休ませる部屋が。
お金が無ければ、目を閉じて通り過ぎなくてはならない事も有ります。
小さな組織は、苦しみだらけです。
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