昨日のプロ野球、
ほとんどの注目は東京ドームの、
日本ハムvsSB
に注がれていました。
【投手・大谷】
の登板ゲーム。
昨日は二刀流とはいきませんでしたが、
まずまずのピッチングで6回3失点。
だんだんと投手としても、
階段を上がっていっている感じですね。
ところでその頃、
大阪では”大記録”が着々とそのゴールに向かって突き進んでいました。
ワタシは埼玉西武vs東北楽天の試合を見ていたのですが、
着々と進むこの大記録については、
刻々とその状況が伝えられたりもしていました。
その記録とは・・・・
ロッテ・古谷投手が”完全試合”に向かい、
突き進んでいたというもの。
ロッテの古谷??
実はよくわからなかったもので、
その投手の経歴を名鑑で見てみると、
『駒大岩見沢⇒駒大⇒日本通運⇒ロッテ』
とのこと。
入団してもう7年目、
しかしここまで通算でも4勝1敗の成績しかしていない投手でした。
高校野球オヤジのワタシ。
そこで高校野球の雑誌を取り出し、彼の高校時代を紐解いてみると、
98年夏、99年春に甲子園出場。
そのあたりで、ほのか~に思い出しました、
彼のこと。
実際高校時代には、さほど目立つ投手ではありませんでした。
しかしいろいろな紆余曲折を経て、
31歳にしてこのマウンドに立ち、
そして好投を続けていたんです。
なんだかこんな形でこういう選手に出会えると、
まるで旧友に久々に会ったときみたいな感覚になっちゃいますね。
今季初登板にして、
このナイスピッチング。
『やっちゃえ~!大記録作っちゃえ~!』
と応援していましたが、
残念ながら8回2死、”あと4人”から四球。
そして9回2死、”あと一人”からヒットを浴びて、
パーフェクトも、ノーヒッターも、
達成することはできませんでした。
しかし・・・
しかし・・・
いいですねえ、こういうことで見出しになるのって。
奇しくも出身校は、駒大岩見沢高校。
この高校、
春4回、夏8回の甲子園出場を誇る『北の名門』ですが、
来年の3月で閉校になることが決まってしまっています。
したがって今年の選手権が文字通り【最後の夏】。
北北海道の有力校に上げられているものの、
一昨日の初戦では大苦戦。
延長の末大逆転勝ちで何とか首の皮一枚で踏みとどまりました。
3年生だけの部員15人での最後の挑戦は続いています。
彼らにとって、
昨日の『古谷先輩』の好投は、
何よりのプレゼントになったんじゃないでしょうか。
遠い大阪の空から、
後輩に向けた気合満点のエールだったと思います。
古谷投手も、
そして駒大岩見沢ナインも、
本当の戦いはこれからだ!!
がんばれよ~!
期待しています。
*それにしても伊東監督の選手の使い方は、なんというか・・・・いいですね。2軍の選手やくすぶっている選手達にも、モチベーションが上がる起用法をしますね。人心掌握術にたけた監督だと思います。
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