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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

そして、スティーブの記録は守られた。

2019年05月15日 | プロ野球

最近のプロ野球。

大谷がMLBの戦列に復帰し、
さらにごひいきの西武が”みっともない”試合を連発していたため、
すっかり気持ちが日本のプロ野球から離れていました。

とはいえ野球好きの虫はうずきだしていたので、
主にヤクルト、巨人あたりを中心にウォッチしていました。

その中で数日前から気になっていたのは、
巨人・坂本選手の開幕からの連続試合出塁記録。

坂本選手は本当に、
バッティングが数年前よりもどっしりした感じで、
技術の高さも素晴らしいですね。

その坂本選手が毎試合出塁して記録を伸ばすとともに、
セ・リーグ記録の36試合連続出塁は・・・・・・から、
タイ記録を打ち立てると今度は日本記録の方に興味は移っていきました。

そこで聞いたのは従来の記録。
「83年、西武のスティーブ選手が持っている」とのことで、
その瞬間ワタシは色めき立ちました。

「そっかあ、スティーブが持ってるんだあ。。。。。。。」

スティーブと言えば、
西武ライオンズの最初の黄金時代(広岡監督の時代)を支えた選手。
田淵の前の3番を打って、
そのシュアな打撃力には年々磨きがかかって、
毎年のように3割を打った選手でした。

記録をひも解くと、
6年間の日本でのプレーで5回の3割を記録し通算打率.312、
そして出塁率が.403という驚くような記録を残しています。

常に西武のヒットメーカーとして、
5番を打っていたテリーとともに、
3回のリーグ制覇、2回の日本一になくてはならない選手でしたね。

そしてスティーブと言えば、
口ひげを整えて陽気な感じでしたが、
帽子を取るとあら不思議、
頭に毛が全くなし・・・・・というのが印象に残っています。

陽気にカツラを手にとって、
『プレーしない時は、これをいつもつけているのさ』
と話していたのをよく覚えています。

西武ライオンズ初期の、
忘れられない選手ですね。

そんなスティーブの名前を見つけて、
ワタシのココロモチとしては、
「坂本~。スティーブの記録は破らないでくれ~」
というもの。

もし破られると、
なんだかもう二度とスティーブの名前を目にできないような気が・・・・・・・
してしまったもので。。。

そんなことで、
ヤクルト戦あたりからはもう何というか、
ドキドキしながら見守っていました。

昨日の阪神戦。
阪神のピッチャーが青柳と聞いて、
『これは今日はチャンスなんでは』
と思ったりしたものですが、
まさか本当になるとは。。

第1打席の完全なヒットを、
3塁にランナーがいたことでややベース寄りに寄っていた阪神の3塁手・大山がファインプレー。
これで何か昨日の坂本はミソがついてしまったようで、
その後はいいところなく記録は止まりました。

スティーブの記録は、
何とか守られたってことです。

「この記録が守られたことに、何の意味が???」
と言われれば、
「そっそれは・・・・・」
と口ごもるしかないのですが、
なんとなくホッとしているというのが本音ですね。

坂本選手には、
この見事な記録でスティーブ選手の名前を出してもらって、
感謝しかないです。

今度はいっちょ、
「連続試合安打」の記録を狙ってみてください。

イチローにMLBのシーズン最多安打記録を破られた時のシスラー選手のご家族とかファンの気持ちってこんな感じだったのかなあ。。。。
そんな風に思ったりもしています。

ということで、
思わぬドキドキで、
ここ数日の野球観戦、
おもろかった~。


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