一歩先に行くための、準備期間

大きなニュースこそなかったものの、
いろいろとスポーツイベントが行われた週末でしたね。

テニスの錦織圭はメンフィスオープン準決勝に臨み、
５－７，７－６，７－６という大激戦を制して決勝へ。

3連覇に向けて、
苦闘を跳ね返す力を見せつけています。

こういう戦いが出来るようになったことこそが、
彼の成長の証。
調子が上がらなくても簡単に大会を去らなくなったことで、
世界ランキングも簡単に落とすことはなくなったということです。

調子自体は、
今はピークに持っていく前の段階でしょう。

全仏、全英を前に、
どんどん調子はまた上がっていくはずで、
楽しみも増えてきています。


秩父宮ではラグビー日本選手権の2回戦。
注目の帝京大は東芝ブレイブルーパスと対戦。

24－38と敗れ、
長かったシーズンに終わりを告げました。

しかしながら、
観客には強烈な印象を残し、
『敗れてなお強し』
と”名”を刻んでいきました。

後半はむしろ東芝を大きく上回る展開力を見せ、
『見ていて楽しいラグビー』
の一端を垣間見せてくれました。

『来年こそは・・・・・』
のモチベーションも高まっていると思われ、
来年もまた帝京大のラグビーから目が離せなくなりました。

来週の準決勝は、
ヤマハ　vs　東芝
パナソニック　vs　サントリー
の対戦となりました。

何と言っても注目は、
トップリーグ・リクシルカップに出場成らなかったサントリーの巻き返し。

今日も神戸製鋼に２２－１０と完勝。
モチベーションの高さは、
他の3チームとは全然違うようで、
楽しみです。


昨日は海外から、
女子ジャンプの高梨沙羅選手が、
今季4勝目を挙げたというニュースが飛び込んできました。

『絶対王者』
だった昨季を経て、
今季は不調と言われていましたが、
苦しみぬいてさらに1段階段を登って行っているようです。
競技者として、今季の残り試合と来季以降がとても楽しみです。


プロ野球のキャンプは、
3度目の日曜日を迎えて各チームともたくさんの観衆がつめかけた下、
元気に練習していたようですね。

先日、
今年も週刊ベースボールの『選手名鑑号』を買い、
今熟読中です。

昔のものと比べて、
選手の『個人情報』はほとんど掲載されていませんが、
1年間この名鑑片手にプロ野球を楽しみたいですね。

巨人のキャンプには、
終身名誉監督である長嶋茂雄氏が訪れたようで、
大田のことをほめていたようです。

今年は彼も7年目。
いよいよ本格化していきそうです。
日ハム・中田並のポテンシャルを持っていると常々思っているので、
彼のブレークを楽しみにしています。
去年のプチ・ブレークぐらいじゃ、
今年は許しませんよ～。


錦織選手は次のグランドスラム・トーナメントに向けて牙を研いでいるところでしょう。
高梨選手も、大田選手も、
もっと大きな自分になる、
大切な準備期間ですね。

そういえば、
あの辰吉丈一郎選手の二男、寿以輝選手のデビュー戦が、
4月16日にデビュー戦を行うことになりました。

ボクシングファンの注目を集めています。

この日はＷＢＣ世界バンタム級の山中慎介チャンプの8度目の防衛戦も行われます。
スカッとしたＫＯ勝ちで、
溜飲を下げさせてもらいたいと思っています。

さあ、
待っていた春ももうすぐそこまで来ています。

”スポーツの春”です。