1 |
1924年 | 星条旗よ永遠なれ |
2 | 1925年 | カレドニアン・マーチ |
3 | 1926年 | 親しき戦友 |
4 | 1927年 | なし |
5 | 1928年 | モン・パリ |
6 | 1929年 | 観兵式行進曲 |
7 | 1930年 | われら戦友 |
8 | 1931年 | 旧大会歌 |
9 | 1932年 | 爆弾三勇士の歌 |
10 | 1933年 | 青年 |
11 | 1934年 | 大会歌 陽は舞いおどる甲子園 |
12 | 1935年 | 大会歌 陽は舞いおどる甲子園 |
13 | 1936年 | 大会歌 陽は舞いおどる甲子園 |
14 | 1937年 | 大会歌 陽は舞いおどる甲子園 |
15 | 1938年 | 愛国行進曲 |
16 | 1939年 | 大陸行進曲 |
17 | 1940年 | 紀元二千六百年奉祝歌 |
18 | 1941年 | 国民進撃歌 |
(1942~46年 第2次世界大戦のため中止) | ||
19 | 1947年 | 剣と槍 |
20 | 1948年 | 鐘の鳴る丘 |
21 | 1949年 | 異国の丘 |
22 | 1950年 | ハイスクール |
23 | 1951年 | スポーツショー |
24 | 1952年 | 君が代マーチ |
25 | 1953年 | 黄色いリボン |
26 | 1954年 | 錨をあげて |
27 | 1955年 | セントルイス・ブルース |
28 | 1956年 | 雷神 |
29 | 1957年 | 緑のこだま |
30 | 1958年 | クワイ河マーチ |
31 | 1959年 | 皇太子のタンゴ |
32 | 1960年 | 誕生日 |
33 | 1961年 | バッファロー大隊マーチ |
34 | 1962年 | 上を向いて歩こう (坂本九) |
35 | 1963年 | いつでも夢を (橋幸夫、吉永小百合) |
36 | 1964年 | こんにちは赤ちゃん(梓みちよ) |
37 | 1965年 | 幸せなら手をたたこう(坂本九) |
38 | 1966年 | ともだち(坂本九) |
39 | 1967年 | 世界の国からこんにちは(三波春夫ほか) |
40 | 1968年 | 世界は二人のために(佐良直美) |
41 | 1969年 | 三百六十五歩のマーチ(水前寺清子) |
42 | 1970年 | 世界の国からこんにちは(三波春夫ほか) |
43 | 1971年 | 希望(岸洋子) |
44 | 1972年 | また逢う日まで(尾崎紀世彦) |
45 | 1973年 | 虹を渡って(天地真理) |
46 | 1974年 | 草原の輝き(アグネス・チャン) |
47 | 1975年 | おかあさん(森昌子) |
48 | 1976年 | センチメンタル(岩崎宏美) |
49 | 1977年 | ビューティフルサンデー (田中星児) |
50 | 1978年 | 愛のメモリー(松崎しげる) |
51 | 1979年 | 季節の中で(松山千春) |
52 | 1980年 | ヤングマン(西城秀樹) |
53 | 1981年 | 青い珊瑚礁(松田聖子) |
54 | 1982年 | ルビーの指環(寺尾聰) |
55 | 1983年 | 聖母たちのララバイ (岩崎宏美) |
56 | 1984年 | キャッツアイ(杏里) |
57 | 1985年 | 星屑のステージ (チェッカーズ) |
58 | 1986年 | 青春(岩崎良美) |
59 | 1987年 | CHA-CHA-CHA (石井明美) |
60 | 1988年 | 夢冒険(酒井法子) |
61 | 1989年 | パラダイス銀河 (光GENJI) |
62 | 1990年 | 約束(相川恵理) |
63 | 1991年 | おどるポンポコリン(B・Bクイーンズ) |
64 | 1992年 | どんなときも。(槙原敬之) |
65 | 1993年 | 今ありて(大会歌) |
66 | 1994年 | 負けないで(ZARD) |
67 | 1995年 | がんばりましょう(SMAP) |
68 | 1996年 | TOMORROW(岡本真夜) |
69 | 1997年 | これが私の生きる道 (PUFFY) |
70 | 1998年 | 硝子の少年(KinKi Kids) |
71 | 1999年 | 長い間(Kiroro) |
72 | 2000年 | First Love(宇多田ヒカル) |
73 | 2001年 | TSUNAMI(サザンオールスターズ) ビートルズメドレー |
74 | 2002年 | 明日があるさ(坂本九/ウルフルズ/Re:Japan) |
75 | 2003年 | 大きな古時計(平井堅) |
76 | 2004年 | 世界に一つだけの花(SMAP) |
77 | 2005年 | 君こそスターだ(サザンオールスターズ) |
78 | 2006年 | 青春アミーゴ(修二と彰) |
79 | 2007年 | 宙船(TOKIO) |
80 | 2008年 | 蕾(コブクロ) |
81 | 2009年 | キセキ(GReeeeN) |
82 | 2010年 | My Best Of My Life(Superfly) |
83 | 2011年 | ありがとう(いきものがかり) |
84 | 2012年 | Everyday、カチューシャ(AKB48) |
85 | 2013年 | 花は咲く(東日本大震災 復興支援ソング) |
86 | 2014年 | 恋するフォーチュンクッキー(AKB48) |
87 | 2015年 |
Let It Go~ありのままで~(ディズニー映画劇中歌) |
選抜高校野球の開幕が近づいてきました。
上記は、入場行進曲の一覧です。
これを見ると、
何だか世相が分かるというか、
『高校野球は、時代とともに生きてきたんだなあ』
ということがよくわかります。
大会が始まった当初の華やかな数年(第1回の「星条旗よ永遠なれ」はビックリしましたが。)を経て、
次第に軍国主義に染まっていく姿が見え始めますが、
34年~37年の4年間は大会歌が行進曲となりました。
昭和の時代はずっと歌われていた大会歌『陽は舞い踊る甲子園』は、
ワタシの好きな曲のひとつです。
春の燦々と降り注ぐ陽の暖かさがメロディーから感じられる名曲で、
いまだに選抜というとこの曲を思い出します。
93年から歌われている現在の大会歌である『今ありて』も、
とても素晴らしい曲ですね。
もちろん夏の甲子園の大会歌である『栄冠は君に輝く』の、
『雲はわき光あふれて、天高く純白の球今日ぞ飛ぶ』
というフレーズも、
体の隅々までしみわたっています。
そして
『君よ8月に熱くなれ』の、
『まためぐりくる夏の日に、心震わす人がいる』
というフレーズは、
聞くたびにココロが震えます。
ということで、
数多の名曲を生み出している日本の高校野球甲子園大会。
あっそうだ。
夏の選手権の入場テーマ曲も、
とてもいいですよね。
あのメロディーを聞くと、
いろいろな気持ちがないまぜになって、
胸が熱くなってきてしまいます。
『高校野球ソング』
たくさんいい歌がありますね。
そんな中、
センバツの入場行進曲は、
毎年前年に流行った曲から選ばれるのが慣例。
ワタシがおぼろげに覚えている最初の曲は、
う~ん、72年の『また逢う日まで』(尾崎紀世彦)かな?!
その後は天地真理、アグネス・チャン、森昌子、岩崎宏美と続いているんですね。
毎年その入場行進曲に選ばれた歌手が開会式の放送席に座って、
まぶしそうに行進を眺めていた姿が記憶に残っています。
女性アイドルが続いた後は、
田中清児、松崎しげる、松山千春、西条秀樹ですかあ。
日本全体が何だか、元気に満ち溢れていた時代だったような気がしますね。
90年代に入って、
93年の『今ありて』をのぞいては、
どんな時も・負けないで・がんばりましょう・TOMORROW・これが私の生きる道
と続きますか。
バブル崩壊のまっただ中で、
何とか元気の出る、己を鼓舞するような曲、
そして「ゆとり」がもてはやされだした中で、
『自分探し』の曲も散見されますね。
その後はなんだか、
選ばれる曲に一貫性が失われているというか、
どんな曲が選ばれるのか全く分からないですね。
まあ、
それだけ混沌とした時代だと、
無理やりにこじつけることもできなくはないかな?!
いずれにしても、
『入場行進曲を聴いて、その選抜を思い出せる』
ということはありませんが、
『その年の選抜を思い出しながらその曲を聞くと、なんだかそうだったな~という気がしてくる』
ぐらいの感じはありますかね。
いずれにしても、
センバツの入場行進を見ていると、
『ああ、今年も野球の季節が始まったな~』
という気にはさせてくれます。
結構寒い気候の中で、
長袖のアンダーシャツを着ながら野球をやっている・・・・・・
という様な漠然としたイメージを、
ワタシは持っていたりします。
『高校野球は、なんと言っても夏の予選~甲子園までの2か月なのだ!』
という”哲学”は持っていますが、
春の香りの中楽しむセンバツもまた、
『高校野球なんだなあ』
という気持ちにさせてくれる、
楽しい大イベントです。
早く始まらないかな~