土~日曜日(3月3日~4日)で、
ダーさんのアメ友ターボとルミ姉の友達んこのリュウ
そして二人の娘かのこ&みのりとで福井へ一緒に旅行に行ってきた
ルミ姉が愛知に来て5年ちょっと・・・
ルミ姉から遅れること1年半ほどでリュウはダーさんのアメ友の関西におるターボんとこに嫁に来た
愛知とゆう見知らぬ土地に来て寂しくてたまらんやった時期に
関西でもリュウが来たことはルミ姉にとってかなり心強くて嬉しかったとよ
京都で待ち合わせしてお茶したり、フラッグの関西遠征の時は泊まりに行ったり
九州シックのルミ姉にとって支えになった存在なんよね
ばってんこの4月で福岡に一家で帰ることになった
だけん最後に一緒に旅行しようってことになったと
リュウが「カニ!カニ!越前ガニ!」ってゆうけん
リュウのリクエストで「越前ガニ食べツアー」に決定
そしてリュウが蟹が食べられる漁師の宿ば予約してくれた
前々日、ルミ姉は場所を確認する為その宿のHPで住所ば調べた
なんか見たごとある住所
地図で検索したら昔ダーさんと行った覚えがある土地・・・
すかさずリュウに連絡「ここ越前やないばい」
一応ね
越前ガニ!越前ガニ!って言いよったけんね
リュウも確認して「ちゃんと越前ガニって書いとった!それにどこでも同じずわい蟹やろ?」
まあ当初の予定の越前やないばってん蟹が食べりゃいいやってことで・・・
当日、合流する北陸自動車道の最初のSAで11時に待ち合わせした
AM6時から起きとうダーさんから9時過ぎに起こされた
「なんで起こしてくれんとーーー!」←軽く逆ギレ
「ゲームしとった」
「なんじゃそりゃ!夢中になって忘れとったっちゃろ!」←やっぱ逆ギレ?
バタバタ用意、そして出発
11時にゃ間に合わん・・・
そしたらリュウから電話があった
「ごめんちょっと遅れるけん」
「あっいいよいいよ、わかった~~」
忘れとったばい
向こうにゃ沖縄時間のターボがおった(ターボは沖縄出身)フフフ
2組とも同じぐらいに到着
SAでどこに行くかミーティング
ルミ姉的には永平寺に行きたかったばってんダーさんが
「東尋坊でいいやん、オレ東尋坊にいきたい」
魚の一声でとりあえず東尋坊に向かうことにしたと
道すがら見つけた東尋坊の手前にあるお食事処でちょっと遅い昼食ばとることにした
リュウのやつが一度ね東尋坊に行ったごとあって
「東尋坊で食べたら多分高いけん手前で食べた方が良いちゃないかいな」って言うけんくさ
“海鮮”の看板に惹かれちまったのもありそのお店に入った
メニュー見て4人ともダーさんごた目が飛び出た
高か~
ばってん旅行の時ぐらいはと節約の気持ちも財布のヒモもユルユルに
ルミ姉は海鮮丼¥2500
ダーさんはウニ丼¥2000
そしていよいよ東尋坊へ
駐車場で車ば止めると係の人から「こちらをお歩きください」と
色の着いた歩道に誘導された
その先にゃお土産屋
やるばいね
ばってんその作戦にゃ乗らず東尋坊に向かって歩く
その道はまるでどっかの参道ごたあやったばい
お店がいっぱい並んどう
ターボが「いかん見てしもうた」
どんどん出てくる飲食店のメニュー看板
見るな見るな!みんな見るんじゃねー
見つけてしまった
安か・・・
「多分量が少ないっちゃない?」
「あげん具ののっとらんよ」
「絶対さっきの店が美味しかよ、店も高級そうやったやん」
とみんな自分に言い聞かせながらサスペンスのガケへ
見た瞬間 「・・・・」
「これで自殺できると?」
九州出身のルミ姉らの反応はイマイチ・・・
「どこの辺で殺人事件が起きると?」
「こんなに人がおったら自殺とか出来んちゃね?」
「夜するっちゃね?」
そんな縁起でもない話ばして・・・
正ーーー直
悪いばってんがっかりしたげな
岩場の形もイマイチ
ダーさんも「ちょっと残念な感じやね」
ルミ姉も「七ツ釜の方が凄いじゃん」
もっと歩き回ったら凄いところがあったんかいな
同じような景色を所望するならはっきり言って佐賀の七ツ釜がオススメばい
(佐賀観光協会のまわし者です)
ま、とりあえずダーさんの首ば絞めて見た LOVE
ばってん2歳児のかのこが面白くて、どこに行っても楽しめたばい
友達同士の旅行はなんにしても楽しい
お土産も買って、PM4時ちょい前
「じゃあそろそろ行きますか」
「カニかに蟹!」
メインの目的地に向かうことにした
敦賀に戻ってお酒やらおつまみば買い込んで
いよいよ三方方面へ
だんだん真っ暗になって行く
ナビのとおりに行きよったばってんね
どんどん不安になってくる
だってくさ 行く道、行く道、向かう方向にゃ『美浜原電』の看板が・・・
ダーさんに「原電って原子力発電所のこと?」
「そんな感じやね」
「ばってん原発って書かん?」
ナビ見たら『美浜原発』って書いてあった
「おー近くに原発があるったい」
「そんな所に旅館とかあるとかいな」そんな会話をしよったら
ナビが「目的地に到着しました」
目の前にゃ原発、さらに『もんじゅ』の看板まで・・・
「なんかドキドキするね」
「大丈夫やろ」
「もんじゅってなんかなかった?」
「あったごた」
「ま、なんちゃないやろ、みんな住んどっちゃけん」
ばってん料理を見たらそんなの忘れてしもうた
かに! カニ!! 蟹ーーー!!!
蟹だらけ!!
かのことみのりちゃん以外無言で貪りつく
うまか・・・幸せか・・・
ばってん量の半端やなか
最初は幸せいっぱい胸いっぱいやったばってんね
だんだん・・・「なんか蟹が憎くなってきた」
とゆーほどの蟹だらけ
浜ゆでカニが一人1パイ(かなりでかい)
カニ刺し
焼きガニ&サザエ
ヒワメと鯛の活き造りと甘エビとブリが乗った船盛り
まだ動いてるイカの刺身
そしてカニ味噌入りの濃厚カニ鍋&雑炊
3時間近くかけて頑張ったけど合わせてカニ2匹分は残したかも
無理やった(なんなら残ったカニ、次の日の朝食で出して欲しかったげな)
ばってんねちかっぱい美味しかったばい
この日は雛祭りやったけんね部屋に戻って雛祭りケーキでお祝いした
みのりちゃんは初節句
健康に育っておくれ
リュウが子供達を寝かしつけて、ようやく大人の時間
まあダーさんはいつものようにすぐダウンしたばってんね
おかげで次の日一番元気で安心して助手席で寝ることが出来たば~い
次の日は三方五湖の湖岸ばドライブ、梅がきれかったよ
そして若狭湾の先っちょのなんちゃら岬ってとこまで行った
途中には東尋坊より高い絶壁の海
ダーさんも深く気に入り二人とも絶景に興奮した
来てよかったげな
ダーさんもベタ凪で有名な大村湾の出身、ターボは沖縄
ルミ姉も福岡は東の海育ち、リュウも福岡は西の海育ち
やっぱ海はよか かなり和んだ
そしてやっぱ日本海はよかなあ
最近太平洋の海ばっかり見とうけんね
緑が多い日本海ば見ると懐かしい気持ちになったよ
また九州に帰りたくなった
そこで見つけた「素もぐり漁師の宿」
ダーさんと今度ぜっーたいここに来ようって約束したげな
かなり気になるやろ?今度は貝料理ばい
夏に行こうと思っとります 楽しみやね
帰りに“だちょう料理の店”を発見
そこで昼食ばとる事にしたっちゃばってん
またまた残念な結果に・・・
まず“ダチョウ料理は要予約”・・・なんじゃそりゃ
唯一メニューにあるのは“ダチョウの串揚げ定食”
ばってんご飯が無いので炊き上がるまで30~40分かかるとのこと
軽く断れみたいな雰囲気やったばってん
「どうしてもダチョウが食べたい!」と引かず
とりあえず空腹やったけんそれぞれラーメンば頼み
そしてその“串揚げ定食”ば一人前だけ注文した
ばってんまた店員が申し訳なさそうにやって来て
「すみませんセットのタタキが無いんですけど・・・」
なんですと?
「串を一本増やしますので」
そのタタキが食べたかったのだよ君ぃ
しょんなかけん承諾した
ばってん来た定食は・・・一同絶句
見た目悪っ 学食より酷いっちゃない?食べても「なんじゃこりゃ」
ダーさん「最後にやられちゃったね~」
前に食べたダチョウは美味しかったっちゃん
店が悪かった
街ん中でこげなもんば出しよったら間違いなく潰れるけん
ばってん観光地で道の駅みたいなとこに唯一あるお店やけんくさ
絶対お客さんは来るたいね
それでこんなんで繁盛するんが許せん ムキーー
まあそんなムカつきもかのことみのりちゃんに和ませてもらい
そろそろお別れのときが・・・
寂しくなるばってん
故郷でスタートする新たな生活を一家で頑張って欲しか
今回の旅行でダーさんとかのこは仲良しに
かのこが「かった~ん」って呼ぶたびに
ダーさんはメロメロに
帰って夜もかのこと電話で話して又メロメロに・・・
ルミ姉はそんなダーさんにまたまたLOVE
散策中に見つけたブランコで
本当に楽しい旅行やったげな
海鮮丼もうまし!
カニもうまし!
海鮮丼・イクラ丼2人合わせて・・・¥4500
カニコース宿代2人合わせて・・・¥36000
子供達の笑顔・・・・・・・・・・・・・プライスレス
原発に緊張・・・・・・・・・・・・・・・プライスレス
だちょう料理・・・・・・・・マイナスプライスです