あれは何年前・・・
ダーさんと結婚する2.3ヶ月前の話しやけど
ルミ姉が加入しとった健康保険が切れて更新するか悩んどった頃
それまで病気もせんで保険証ば使うこともなくてさ
ダーさんと結婚が決まっとったし
まあいいかどうせ結婚したら扶養に入るし3ヶ月ぐらい保険に入らんでもいいやろ
と 更新せんやったと
そしたらくさ
そんな時に事件は起こるとね
夜明け前から気合ば入れて
オグとよく行きよった西新の「ぢどり亭」の大将と3人で釣りに行ったと
夜が明け始めた頃 それは起きた
ルミ姉が糸ば巻きよったら地球が引っ掛かったっちゃん
「ネがかりやん!」
だけんルミ姉は思いっきりグィグィって引いたと
そしたらポーンって外れたとよ
したらギューンってオモリが仕掛けごとルミ姉の後ろの方に飛んで
そのままルミ姉の耳たぶにグサッって引っ掛かったと
痛くなかったけんねたいしたことないって思ったとよ
そしたら触ってビックリ 針が針が・・・~~っ
オグに恐る恐る「なんか 針が出てない?」って聞いたら
「うん 貫通してる 」
しかも 「あらステキなピアス」 げな
針にまだ生き生きとしたエサの『青虫』が丸ごとついとった
12㎝ほどの虫が耳たぶにダラ~ン
最悪
とりあえず『青虫』ば取って 隣りの釣り人に借りたニッパーで針を切断した
でもさ 針の『かえし』の部分が耳たぶの中に入ったままで
もちろん引くことはできん ちかっぱ痛いけんね
だけん押してみたけどびくともせん
氷で耳たぶばキンキンに冷やして(ピアスあける時みたいにね)借りたニッパーで『かえし』の進行方向に向かって頑張って引いたばってん全然動かん・・・
だめだこりゃ
どんどん痛くなってくる
やばか
あきらめてルミ姉は耳たぶに針ばつけたまま自分で運転して119番で聞いた病院に向かった
朝6時前ぐらいやなかったっけ
カーテンの閉まっとう病院のインターホンば鳴らして
「どうしました~」ってインターホンから聞かれたけん
「あのう耳を怪我しまして」
「ちょっと待ってください~」
と中に入れてもらい 出てきた看護士さんに「どうしたの?」聞かれたけん
「こんなことになりました」と針がついた耳を見せた
「あっら~」
「先生呼びますね」と電話でドクターば呼んでくれた
眠そうな当直のドクターが現れてさ
「あ~あ 釣り?」そのとおり
「だから釣りは嫌いなんだよね~」むかっ
しかも「いいじゃん そのまましてたら?かっこいいピアスだよ」 ボケっ
針の構造ば説明して「引いたらダメやけんね押してくださいよ」
「なるほどね」とルミ姉をベッドに横に寝かし看護士さんに頭押さえさせてから
同じようにグイグイやり始めた
「いたたたた!!!!痛いって!!」
「麻酔する?麻酔の方が痛いよ」と医者
ってまたグイグイ
「ストップ!ストップ!痛い痛い痛い~~って!!!」
「ムリやね 麻酔!」とボケ医者
「だけんムリって言ったやん!」ルミ姉半分キレる
でやっと麻酔してもらい針を取ってもらった
麻酔の方が全然痛くなったけん 最初からやってくれたらいいのに
でさせっかく穴が開いたけん ルミ姉はピアスば入れたかったっちゃん
そのドクターも
「ピアス持ってないと?せっかくやけんピアス入れたらいいのに」ってさ
その日は残念ながらピアスばしてなかったとよ ほんとに残念やった
で消毒してもらってなんか変な耳カバーば耳にはめられてルミ姉ミッキーマウスんごたあやったばい
で最後に会計
「保険証はお持ちですか?」
そうやった ルミ姉は保険が切れとる・・・
ありましぇん
「時間外料金になりますので30000円です」
ひ~~~~~~
プチ手術やけんね 外科は高か
「すみません持ってないです・・・銀行が開いたら持ってきていいですか?」
「今度でもいいですよ」
遠いっちゃんね・・・
また釣りに戻って 釣りが終わってから大将にお金借りて
病院に払いに行った
やっぱり保険入っとかないかんばい
加入中は一度も使わず 入って無い時に限ってこうゆうことは起こるんばい
嗚呼くわばらくわばら
ダーさんと結婚する2.3ヶ月前の話しやけど
ルミ姉が加入しとった健康保険が切れて更新するか悩んどった頃
それまで病気もせんで保険証ば使うこともなくてさ
ダーさんと結婚が決まっとったし
まあいいかどうせ結婚したら扶養に入るし3ヶ月ぐらい保険に入らんでもいいやろ
と 更新せんやったと
そしたらくさ
そんな時に事件は起こるとね
夜明け前から気合ば入れて
オグとよく行きよった西新の「ぢどり亭」の大将と3人で釣りに行ったと
夜が明け始めた頃 それは起きた
ルミ姉が糸ば巻きよったら地球が引っ掛かったっちゃん
「ネがかりやん!」
だけんルミ姉は思いっきりグィグィって引いたと
そしたらポーンって外れたとよ
したらギューンってオモリが仕掛けごとルミ姉の後ろの方に飛んで
そのままルミ姉の耳たぶにグサッって引っ掛かったと
痛くなかったけんねたいしたことないって思ったとよ
そしたら触ってビックリ 針が針が・・・~~っ
オグに恐る恐る「なんか 針が出てない?」って聞いたら
「うん 貫通してる 」
しかも 「あらステキなピアス」 げな
針にまだ生き生きとしたエサの『青虫』が丸ごとついとった
12㎝ほどの虫が耳たぶにダラ~ン
最悪
とりあえず『青虫』ば取って 隣りの釣り人に借りたニッパーで針を切断した
でもさ 針の『かえし』の部分が耳たぶの中に入ったままで
もちろん引くことはできん ちかっぱ痛いけんね
だけん押してみたけどびくともせん
氷で耳たぶばキンキンに冷やして(ピアスあける時みたいにね)借りたニッパーで『かえし』の進行方向に向かって頑張って引いたばってん全然動かん・・・
だめだこりゃ
どんどん痛くなってくる
やばか
あきらめてルミ姉は耳たぶに針ばつけたまま自分で運転して119番で聞いた病院に向かった
朝6時前ぐらいやなかったっけ
カーテンの閉まっとう病院のインターホンば鳴らして
「どうしました~」ってインターホンから聞かれたけん
「あのう耳を怪我しまして」
「ちょっと待ってください~」
と中に入れてもらい 出てきた看護士さんに「どうしたの?」聞かれたけん
「こんなことになりました」と針がついた耳を見せた
「あっら~」
「先生呼びますね」と電話でドクターば呼んでくれた
眠そうな当直のドクターが現れてさ
「あ~あ 釣り?」そのとおり
「だから釣りは嫌いなんだよね~」むかっ
しかも「いいじゃん そのまましてたら?かっこいいピアスだよ」 ボケっ
針の構造ば説明して「引いたらダメやけんね押してくださいよ」
「なるほどね」とルミ姉をベッドに横に寝かし看護士さんに頭押さえさせてから
同じようにグイグイやり始めた
「いたたたた!!!!痛いって!!」
「麻酔する?麻酔の方が痛いよ」と医者
ってまたグイグイ
「ストップ!ストップ!痛い痛い痛い~~って!!!」
「ムリやね 麻酔!」とボケ医者
「だけんムリって言ったやん!」ルミ姉半分キレる
でやっと麻酔してもらい針を取ってもらった
麻酔の方が全然痛くなったけん 最初からやってくれたらいいのに
でさせっかく穴が開いたけん ルミ姉はピアスば入れたかったっちゃん
そのドクターも
「ピアス持ってないと?せっかくやけんピアス入れたらいいのに」ってさ
その日は残念ながらピアスばしてなかったとよ ほんとに残念やった
で消毒してもらってなんか変な耳カバーば耳にはめられてルミ姉ミッキーマウスんごたあやったばい
で最後に会計
「保険証はお持ちですか?」
そうやった ルミ姉は保険が切れとる・・・
ありましぇん
「時間外料金になりますので30000円です」
ひ~~~~~~
プチ手術やけんね 外科は高か
「すみません持ってないです・・・銀行が開いたら持ってきていいですか?」
「今度でもいいですよ」
遠いっちゃんね・・・
また釣りに戻って 釣りが終わってから大将にお金借りて
病院に払いに行った
やっぱり保険入っとかないかんばい
加入中は一度も使わず 入って無い時に限ってこうゆうことは起こるんばい
嗚呼くわばらくわばら