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GのBIM備忘録

BIM:ハードウェアを考える

2019年08月19日 | BIM

BIMに使うハードウェアは何を導入したらよいか、時々訊かれます。

 

BIM導入を考えておられる方は、ある程度の性能が必要である事は覚悟されている場合がほとんどです。

そこで先ず問題になるのがワークステーションにすべきかどうか。

私の経験から言えば、必ずしもワークステーションは必要ないように思います。

私はこれまでワークステーションもゲーミングPCも使用してきましたが、ゲーミングPCでも全く不都合なく業務をこなしてきました。

現在は4年目のワークステーステーションと5年目のNotePCを使用しております。

NotePCでも結構ハードなレンダリングもしましたが、トラブルはありませんでした。

 

以前のように夜通し、或いは1日中レンダリングさせるのであればワークステーションが推奨されますが、最近はハードウェア・ソフトウェア共に進歩しています。

以前よりはレンダリング時間も短縮されています。

 

尤も、BIMによるPCへの負荷はレンダリングだけではありません。

そしてそれこそがPC選択を難しくしているのかもしれません。

 

BIMでは、立面図や展開図・断面図を「計算」します。

なので物件が小さくても場合により計算負荷がかなり掛かる時もあります。

なので、大きな物件の設計は無いからPCの性能は低くてよい、わけではないのです。

 

小さな物件でも情報量が多くなればPCへの負荷は大きくなり、作業への影響も出ます。

例えば、平面図から立面図に切り替えたら延々と「更新中」の表示と共に矢印が廻り続ける事もありえます。

 

私が最近お奨めしているのは、PCに関してはHPのゲーミングマシンです。

30~40万円で、かなり高性能なPCが購入できます。

 CPU: i7-K9700

GPU: GeforceRTX2080

メモリ: 32GB

SSD: 500MB

3年間の出張修理

上記で30万円を切るのですから、本当に驚きます。

 興味のある方は下の画像クリックでHPのサイトに移動しますので、ご参照ください。

 

 

 

 


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