analogBOX ブログ

GのBIM備忘録

BIMのススメ

2017年09月20日 | BIM
BIMという流れは、建築業界では今後少なくとも小さくなることはないように思えます。

ただ、BIM導入には費用が掛かります。
それも決して安くはありません。

けれども、パース屋の私が導入できてるのですから、設計者はその気になれば個人でも導入は可能でしょう。

結局は、業界としての流れをどう考えるのか、あるいは設計者としての建築設計への姿勢がBIM導入への決断に関わるのでしょうか。



私はこれまでパース屋としていろいろな設計者の図面を預かってきました。
そうした中で、いつも気になるのが図面の整合性の悪さです。

大げさに言えば、この図面で大丈夫なのか?と思う時もあります。


よく設計料が安い、と言われます。
が、こういう図面を見ていると、というよりも建築設計の場から一歩引いて見ていると、設計料が安いのも仕方がないのではないか、と思えるときは間々あります。
ただ、鶏と卵ではないのですが、安くなったのが先なのか、設計品質(設計図品質?)が悪くなったから設計料が下がってきたのかは、わかりませんが。

いずれにしろ、設計者はもう少ししっかりとした図面を書かなければいけないのではないか、もっと言えば、設計自体をもっとよく考えなければいけないのではないか、と、率直に思います。

私がBIMをススメるのは、BIMがそれらの解決策の一つとなると考えているからです。



Archicad20によるレンダリング



analogBOX ホームページはこちらからどうぞ

コメントを投稿