前回の投稿でGPUレンダリングでの環境光の変更動画をアップしましたが、補足投稿します。
まずはArchicadでのCineRenderによるレンダリング。
Graphisoft社のサンプルファイルを開いたものをそのままレンダリング。
環境光にHDRIを使用してレンダリング。
ここでアルミパネルの反射を調整しようとしてマテリアルの設定画面を開くと
この画面を見て一瞬メマイが。
GPUレンダリングに慣れた私にはゾッとする画面です。
スミマセン、設定画面を見てクジケマシタ。
CineRenderでのマテリアルの調整は省略させていただきます。
また、環境光も調整するつもりでしたが、同じ理由で中止。
以上が、CineRenderでの結果です。
次はGPUレンダリング。
OctaneRender for Archicadを開いて、アルミパネルとガラスの反射を調整した状態。
GPUレンダリングでは気軽に設定を変更できるので、時にやらなくてもよいことまでやってしまうのが難点です。
環境光をCineRenderで使用したのと同じHDRI画像を設定した状態。
HDRI画像をチョイと回転してみました。
環境光の設定をイロイロとイジってみました。
以上、です。
CPUレンダラーでは、例えば金属の質感を表現するのに、反射率がいくつだのといった設定が重要であるように思われがちであり、
また実際設計者がパースを作成するときに金属の質感を出すのに苦労しているケースが多いようです。
GPUレンダラーでは画面を見ながら感覚的に調整できるため、「金属のイメージ」を出すことは決して難しいことではありません。
IORの正確な数値もボケ具合の正確なパーセンテージも必要ありません。
反射の具合、ひかり具合を確認しながら設計のイメージを作り上げていけるのです。
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