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昭和を語る警備車両のひとつ。特型警備車(コマンドカー)。車体カラーは灰色(現在は、威圧と言われ青と白のカラーリング)
。車体側面、後部、前面に銃眼が計6箇所ついている。
この車の特徴は、犬の鼻のようにとびでている車両前面部。
製造したのは、戦後まだ戦車作りのプロであった「富士重工」で、この車輌は、トラックを改造したものである。
なお、この車両は、昭和の大事件に登場している。
浅間山荘事件では、長野県警機動隊の支援に、その他、三菱銀行立てこもり事件、安田講堂占拠事件でも出動している。
現在、そのほとんどが引退し、栃木県警が最後のコマンドカーを所有している。
コマンドカーには、赤軍の放った銃弾による傷、へこみがあり、重大事件の第一線で活躍したことを物語っている。