用途:対戦車・対地攻撃
分類:攻撃ヘリコプター
製造者:マクドネル・ダグラス(現ボーイング)社
運用者
アメリカ合衆国(アメリカ陸軍)
イスラエル(イスラエル航空宇宙軍)
エジプト(エジプト空軍)
ギリシャ(ギリシャ陸軍)
アラブ首長国連邦(アラブ首長国連邦陸軍)
サウジアラビア(サウジアラビア空軍)
初飛行:1975年9月30日
生産数:1,174機
運用開始:1984年
運用状況:現役
固定武装として、機首下にM230 30mm機関砲1門を備える。搭載弾数は最大1,200発[3]で、最大射程は約3,000m。砲身は上方11°、下方60°、左右各100°まで旋回可能で、照準は射撃手のTADSを用いる。
胴体側面のスタブウイングに設置された牽下パイロンには、2,75inロケット弾、AGM-114 ヘルファイア空対地ミサイルが搭載できる。ヘルファイアのみなら最大16発搭載可能で、AH-1のTOWの様に有線誘導ではないため、母機の生存性向上に寄与している。発射後にロックオンを行うことも可能で、母機の姿を敵に曝さないまま発射もできる。
母機以外のレーザー照射でも誘導可能だが、照射装置が一台の場合は数秒の発射間隔をおく必要がある。この多彩な発射モード故に、射撃手への負担も大きい。
2,75inロケット弾のみの場合、最大76発搭載できる。1985年からは飛翔中に信管の調整が可能なハイドラ70 FFARロケット弾が採用された。
追加装備として、スタブウイング両端にはFIM-92、AGM-122、AIM-9等の空対空ミサイルを搭載できる。
これらの重装備、重装甲から空飛ぶ戦車とも評される。