Oh My New York!!

NY勤務を経て、コロンビア大学のMBAへ。現在2年生。大好きなNYでの日々を綴ろうと思います。

タイムマネージメント

2006年09月20日 | Columbia, MBA
仕事をしていた頃も、無論タイムマネージメントは肝であって、時間を守れないものは顧客や上司・同僚の信頼を勝ち得ないし、時間をうまくコントロールできなければ、仕事とプライベートを両立させて楽しむことができない。

MBA生活も、想像を超える「タイムマネージメント」の勝負である。難しいのは、この「マネージ」が非常に難しい点だ。つまり、何にどれくらいの時間がかかるか推測しにくく、また突発事項も多い。60ページのケースのリーディングが、以前かじったことのある内容だったので意外とスムースに進んだり、逆に10ページのリーディングに何時間もかかったり。(先日の、エイズと医薬品業界の関連のケースは、個人的興味及び予備知識不足もあり、ひどく時間をとった。キャンパスの芝生で並んで読んでいたMarkが2時間半で終わったものに、8時間近くかかった)。Study Groupでの勉強も、蓋を開けてみないとわからない。議論が白熱して長引くのはいいが、誰かが準備不足で基礎的な質問をするために時間を取ることもある。これは避けたく、対策として、コポファイとアカウンティングのグループスタディーは、僕が事前にポイントを列挙した紙を配るようにしている。最初は、この独裁者的スタンスに反抗が出るかと思ったが、そもそも出る杭は歓迎されるお国柄、今のところ好評だ。そんな合間に、クラスでの社交活動、キャリア系・社交系各々のクラブ活動の勧誘、更にゲストスピーカーの講演の知らせや就職関連のイベントのメールが2,3分おきに送られてくる。興味あるイベントを忘れないうちOutlookの予定表に入れるのも大変。夜になって、翌日のある時間帯に予定が4つも5つも重なっているのを見てから、「さて、どれが重要度が高かったっけ?」なんて振り返ることもざら。勉強優先と言いつつ、素晴らしいゲストスピーカーの講演とかは、そのために高い学費を出しているという面もあり、捨てたくない。

こんな状況なので、皆、PCに加え、ブラックベリーや電子手帳も駆使して、それはもう真剣な表情でスケジュール管理をしている。それでも漏れがないよう、学問委員がその週の宿題、就職委員がキャリアイベント、社交委員がお遊びイベントを、各々日曜の夜にクラス全員に情宣することになった。これは、ほんとグッドアイディア!それでも、急に決まるイベントもあるし、僕のように今後のキャリアの可能性を広めに持って留学している人間は、できれば多くの話を聞いておきたいという希望もあり、調整が非常に難しい。

何とか心がけていることは、後から「忘れていた」という事態だけは避けようということ。こなせないスケジュールも多々あるが、たとえ一瞬でも、何らかの判断をもって優先順位を下げるようにしている。なんていうのも、もっと勉強と就活が本格化してきたら、できないんだろうけど。
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