Good Toy time ~グッドトイタイム~

ようこそ!子どもたちの遊びの世界へ♪ブレイクタイムのおともに、ちょっと覗いてみてください。

【おもちゃ紹介】 はりねずみパペット

2020年09月20日 | おもちゃ紹介
こんにちは。amiです。
今日は、私の相棒を紹介します😊


じゃん!!




学生には、よくたわしと間違えられます。笑


赤ちゃんには、ボールだと思って追いかけ回されます。笑



では、今日も早速ご挨拶を…


「はりぼーくん、出ておいでー!」



くるくるくる…🟤




ポンッ!


出てきたよ〜!こんにちはー!💕




ハリネズミパペットのはりぼーくんです。
こんな風に、丸まって隠れたり、気分で出てきたりします。笑


ちなみに、演じる時のポイントですが…


上の写真のように腕を見せるより、下の写真のように、台や支えの上に置いて演じる方がより本物のように見えます✨





動作はゆっくり、顔の部分は小刻みに動かす工夫をして演じることで、よりリアルな動きに見えてきますよ。ぜひ、お試しください。


また、これからパペットを購入しようかなとお考えの方がいたら、表情はなるべく無表情のものを選ぶことをおすすめします。


例えば、笑っているパペットだと、笑っている場面でしか演じられないからです。その点、無表情のパペットは、笑うことも泣くことも怒ることも、子どもの想像次第でいろいろできます。


パペットは子どもの代弁者。


自分が嬉しいこと、嫌なことに共感してくれる、仲間のような、身近な存在として見ています。


また、大人にとっては子どもにしてほしいこと(お片づけしてほしい、お出かけをするから早く着替えてほしいなど)をパペットを通じてお願いするとうまくいきますよ!


私の甥っ子(3歳)はモンキーパペットがお気に入りなのですが、2歳頃までモンキーちゃんが言うことは何でもよく聞いていました。


私や妹が何度言っても聞かないのに、モンキーが「お片付けの時間だよ」と言うと、「おしゃる(おさる)ー、K、頑張ってるから!見ててね!」など、自分が片付けをしていることをアピールして声をかけていました。笑



ずーっと仲良しでいてね💕




【おもちゃ紹介】 どんぐりころころ 〜付属品にも意味がある〜

2020年09月18日 | おもちゃ紹介
こんにちは、amiです。

どんぐりころころどんぶりこ〜。
いろいろなどんぐりが見つけられる季節になりましたね🍁

今日は、おもちゃのこまーむさんが作っている、「どんぐりころころ」というおもちゃを紹介します☘️

私のアイコンにもなっているこちらのおもちゃ。

とってもかわいいです。
見ているだけで癒されます💕



さらに、きのこバージョンもあります。


(どんぐりが見ているよ。笑)

さてさて、このおもちゃはどのように遊ぶかというと…。

坂道の上に置いて手を離すと、こんな風に坂道をころころ転がり、下に落ちます。



動くものを目で追いたい赤ちゃんたちに大人気です。赤ちゃんの場合、大抵は…


様子を確認。「これなに?」





そして、さわる。





やっぱり最後は、なめて確認!




(赤ちゃんが舐めても安全な塗料が塗られています。)


もう少し大きくなると…。

座って遊ぶことができるぶん、視界も広くなり、楽しみ方が変わってきます。
すると、ちゃんと坂道の上に置き、その動きを楽しめるようになるのです。





このどんぐりころころ。おもちゃの広場に持っていくと、毎回何人かのママやパパから「どこで売っているの?」と聞かれます。

お知り合いへのプレゼントに購入される方がとても多いです。

ちょっぴりふとっちょなどんぐりさんが、坂道をゆっくり、ゆーっくり降りていく様子と、カタカタと微かな音が心地よさを誘うのだろうと思います。


このおもちゃ、1年前くらいに学会の書籍・おもちゃコーナーで購入しました。


その時にちょうど、おもちゃを作っている会社「こまーむさん」が販売に来ていたのです。せっかくならば、インターネットではなく、おもちゃ屋さんと直接お話をして購入したい!と思い、しばし歓談。


その後、私はどんぐりを2つ購入しました✨
そして、付属品の坂道を購入するかどうか迷っていました。


これ⬇︎






坂道だけで2300円もするのです💦💦


どうしようかなー。高いなー。別にダンボールとかで作ればよくない?
そんな思いも頭をよぎりました。

その姿を見ていた店員さんが、私にこう言ってくれました。


「坂道は絶対に買ってください!買っていただきたいのです!!」と。


おー、何だかよくわからないけど熱い人だと思い、理由を聞いて見ることにしました。(ただ売りつけられるだけだったら嫌だし。)


するとその店員さんは、続けてこう言いました。


「この坂道には秘密があるんです。よく見てください、ほら、くぼみがあるでしょう?」


確かに、ほんのわずかではありますが、坂道の両端にくぼみがありました。


「実はこのくぼみがポイントなんですよ。これがあるから、この坂道ならどんぐりは絶対に脱線しません。」


ほ−。なるほど!と思いました。


たしかに、普通のダンボールなどではその道が狭い場合は途中で外に出てしまうこともあるかもしれない。


その店員さんが、坂道の秘密をキラキラした目で説明してくれたので、坂道も一緒に購入することになったのでした✨




おもちゃが作られた背景を知ると、そのおもちゃへの愛着もわきますね。

【おもちゃ紹介】 P・K・W ~ママの背中を道路に~

2020年09月13日 | おもちゃ紹介
こんにちは。amiです。久しぶりの投稿です。
このコロナ禍で学校は大忙し💦

5月からzoomを使用した授業が始まりました。それと同時に、zoomを使用した研修会があちこちで行われています。

9月は新しいチャレンジの月✨
知育玩具に特化した資格を取り、おもちゃコンサルタントとしての活動の幅を広げたいと思います😊

さて、本日はPKWというおもちゃをご紹介します。

PKWは、ドイツの老舗ブランド「ケラー社」が販売しているクルマのおもちゃです。

全体的に丸みをおびたフォルムが特徴。
いろいろな色のバリエーションがあります。





実はこのおもちゃ、ケラー社の社長がデザイナーに制作を依頼する時、こんな風にお願いをしたのだそうです。

「ママの背中を道路にして遊んでも、気持ちよく遊べるおもちゃにしてください。」

えっ、、、?

ママの背中を道路に???🚗

って、一瞬耳を疑いました(笑)

実はこのクルマ、ケラー社の社長が「子どもとママが遊べる木のクルマを作ってほしいなぁ…。」という想いから生まれたのだとか。

だから、ママの背中を道路になのですね。

ほんとこのクルマ、タイヤの部分がマッサージにちょうど良くて、ローラーころころと気持ちいいんです😊

我が家は夫と2人暮らしですが、肩が凝った時、コロコロと転がしながら「こっちの道路もお願いしまーす!」なんて言いながらマッサージをしあっています(笑)

子どもとママが遊ぶ時は、ママが寝っ転がっているうえで遊んでも楽しいですね!…というか、もともとそういうことを想定した遊び方をしてほしいという願いを込めてデザインされたおもちゃですから✨

木の玩具って高いものが多いし、どうしても丁寧に扱わなくてはいけないようなイメージがあると思いますが、子どもとママが触れ合いながら遊べるこんなおもちゃもいいのではないでしょうか?



10月より、いよいよおもちゃの広場を開催します。
それまでこのクルマは我が家の観葉植物コーナーで待機中🚗

開催日が決定したらまたお知らせします。



【おもちゃ紹介】 サン・カク・マド 〜子どもの感性を育むもの〜

2020年01月08日 | おもちゃ紹介
こんにちは。amiです。冬休みに軽井沢へ行ってきました♪澄んだ空気とおいしい食事に癒されました。

宿泊先のホテルに向かう途中、軽井沢アートミュージアムへ...



お土産に、「サン・カク・マド」という商品を購入しました。



こんな風に、マドにペタペタ貼って遊びます



おもちゃの広場でも大人気です!
ちょっと大きなお姉さんは...

りぼんやさんですよ♪なにいろのリボンにしますか?



いろいろな色のリボンを作っていました

そして、こちらはかわいい男の子。



自分が使いたい!!気持ちでいっぱいの時期。笑
一箇所に集めて、全てをペタペタ貼ることをただ純粋に楽しんでいます。1人で落ちついて遊べる空間や時間が保障されていることってとても大事



ママ、お手伝いするね〜。(...とわたしには聞こえる。笑)

床に落ちたサンカクをひろう赤ちゃん。夢中でママのお手伝いをしています️

実はこのおもちゃ、オランダの建築家であるサミラブーンという作家さんが作ったインテリア雑貨なのです。元々はおもちゃではありません。
http://www.sankakumado.com/jp/info/

おもちゃではないものをおもちゃにすること、そしてそれが子どもの環境になっていくこと。そこには確実に大人の感性や価値観が影響しています。

普段あまり意識することはないかもしれませんが、感性豊かな子どもに育てたければ、その子に関わる大人自身が感性豊かな人であることが大切です。なぜなら、子どもは与えられた環境の中でしか育てないからです☘️

子どもの感性を育む前に、そこに関わる大人がどのようなことを素敵だと思ったり、何をする時にワクワクするのか...。

理屈で考えるのではなく、ただ心ゆくままに感じることが大切なのではないかと思います


【おもちゃ紹介】 スピンアゲイン 〜おもちゃとおもちゃのコラボ〜

2020年01月03日 | おもちゃ紹介
今日は、2019年度のグッド・トイ(※)に選ばれた「スピンアゲイン」というおもちゃを紹介します♪

(※)グッド・トイとは
グッド・トイとは、東京おもちゃ美術館認定おもちゃコンサルタントが選ぶ良質なおもちゃのことです。1985年に、認定NPO法人 芸術と遊び創造協会(東京おもちゃ美術館の母体)がグッド・トイ選考会を始めました。この選考会を経て選ばれたおもちゃを「グッドトイ」として認定しています。

このカラフルなおうちのマークが目印!



販売されているおもちゃにこのマークがついていたら、グッド・トイです。

以前、私も選考に関わっていました🤗

興味のある方は、こちらのHPをご覧ください✨
https://goodtoy.jp/about/


★スピンアゲイン★
小さな手でも扱いやすい大きさのディスクは、思わず手に取りたくなる絶妙なサイズ。想像以上のスピード感でクルクル回るディスクは、もう一回もう一回といつまでも遊びたくなる魅力があります。小さいお子様だけでなく、高齢者や障害のある方でも扱いやすく、6枚のディスクを全て回し終えた時の達成感は、きっとやみつきになるでしょう。




最初は甥っ子のK君(3歳)もこの遊び方のように、ディスクを棒に入れて、くるくる回転しながら落ちる様子を面白そうに見ていたのですが・・・。

何度か遊んでいるうちに他の遊び方を突然思いついたらしく、ディスクを床に並べ、その上にシロフォン付き玉の塔の玉を乗せ始めました。



その後、ディスクの上にきれいに置かれた丸い玉を1粒ずつつまみながら穴に落とし、


「どん・ぐ・り・こ・ろ・こ・ろー」と歌い始めました。

最初は、ディスクのくぼみにシロフォンの玉を乗せることを思いついただけでも、「面白い発想!!」だと思ったのです。



しかし、その歌がいつものどんぐりころころのテンポとだいぶ違うので、あれ?なんだろうこの違和感と思いながら、Kくんの手の動きと声をよく観察してみると・・・。

どうやら、1つの玉を穴から入れて、「どん」と2文字の言葉を発したあと、その玉が3段目のスロープに差し掛かった頃、新しい玉を追加し、「ぐ」「り」 と続けて歌っていることが発覚‼️

そうです。どんぐりころころの歌のリズムを、玉の動きに合わせてとっていたのです!恐るべし3歳児!!と思いました。

他にも、スピンアゲインの入っていた透明なケースの穴にシロフォンの玉を入れる遊びに夢中になったり・・・



1粒ずづ入れるたびに、コロコロと良い音を立てて落ちていく様子を上から眺めては、

「おーーーー!!✨」とひとり感動していました。

本体で遊ぶよりも、とっても楽しそうです(笑)

単なるこれだけの出来事ですが・・・。

子どもがおもちゃの特性を理解し、おもちゃとおもちゃをコラボして遊ぶ、童謡のリズムとシロフォンの玉の動きを合わせて遊ぶなど、決まった遊び方を基本としながら、自分で遊びを発展させることができるということは、実はとても大切なことなのです。

今は、自分で判断し、考え、行動できる大人が減っていると言われています。

指示をされたことは忠実にできても、「自分で考えてみて」「自由でいいよ」「適当で大丈夫」など、あいまいな指示をされると途端に何もできなくなってしまうのです。私が授業を教えている学生の中にも、そのような人が増えています。

だからこそ、幼児のうちからたくさん遊び、その中でいろいろな遊び方を自ら作り出し、実践していく。こうしたことの繰り返しが必要なのではないかと思います。