生えび大特価

7歳差の姉妹の母=えびの日々の奮闘ぶりをお伝えします(^_-)-☆ 子育てとは体力勝負なり!

ムツナノネガイ

2013年07月05日 09時46分39秒 | Weblog
 七夕。睦菜は自分のことではなく、他人の幸せを願える子と知り私は嬉しい。てっきり「勉強ができますように」とか「スイミングでテストに合格しますように」とか書くと思っていたから、家に帰ってきたらこれが台所に飾ってあったのを見て私は思わず泣いてしまった・・・・・。

 「おじいちゃんが死にませんように」

 それは5月に結腸がんの手術をしたアメリカのおじいちゃんに対する願いだった。術後からもうすぐ2カ月経つ頃だけれども、調子のいい日と悪い日があるらしく、周りで支える家族にも苦労や心配をかけている。私は日本にいるのですぐに駆けつけて世話をしたりケアをすることができないのが非常に辛く、たまに奥さんや娘、奥さんのお姉さんなどから近況を聞くしかないのである。それも時差があるし、私はただ父が無事で、そして一日も早く回復してくれることを願う今日この頃なのである。

 睦菜はそんな私の心配や不安な気持ちを察していたに違いない。会えなくても、手術前にスカイプで交わしたおじちゃんと孫の会話が忘れられないのかもしれない。そして私が今は遠く海の向こうに離れいてしょっちゅう孫を連れて遊びに行けないことにもどかしさを感じていることを知っているのだろう。だから短冊に込めた願いが非常に現実的であり、また心にぐっと残るものがあった。
 私は早速この写真をFBを通じてアメリカの家族へ見せた。これらを励みに過ごしてほしいと思ったから。そして睦菜の願いが届いているのか、父の先日のガンセンターでのアポの結果と言えば、化学療法も必要なく、今後はPET検査で転移がないかを調べたり、定期的に経過を見て行くことで方針が決まったそうだ。アメリカの家族は少しほっとしている様子だったし、私もこのまま辛い治療の必要もなく、また元のように父が毎日余生を大好きなアメリカで送れてくれたら言うことない。そして、何よりも睦菜の成長のみならず、結菜を父に対面させるまでは、何としても元気でいてほしいと思う。できれば日本に家族で来てほしいけどね・・・・。