goo blog サービス終了のお知らせ 

ボストン現地レポート 教育に関連した話題を現地から

アメリカのサマーキャンプ、サマースクールの短期留学専門のコーディネーターが、現地の情報を様々な角度からお届けします。

アメリカのサマーキャンプに参加した感想 

2025年03月01日 | アメリカのサマーキャンプ

本日も、昨年の夏にアメリカのサマーキャンプに日本から参加した生徒さんの感想、保護者の方のご感想をご紹介します。中学1年生の女子生徒さんで、初めてアメリカのサマーキャンプに3週間参加しました。

質問:サマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)

回答:12人と3人のカウンセラーさんがいたキャビンでは、一緒に2~3週間過ごしてとても仲の良い友達になることができました。キャビン内以外でも、たくさんの国籍の子と仲良くなることができ、とても貴重な経験になりました。時差、気候と文化の違いなどで振り回され、疲れてしまうこともありましたが、とても楽しかったです。しかし途中でものすごく日本食が恋しくなり、次回行くなら密かにみそ汁などを持っていこうと決意しました(笑い)

取ったアクティビティーの中で一番楽しかったのは、Waterskiです。実際はチュービングしかやれなかったのですが、本当に楽しくて、友達と叫びながらすごいスピードで走るボートに引っ張られ、何度も落ちました。

質問:サマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気づいたこと、そして考えたこと。

回答:行く前、自分が英語をきちんと理解できるのか、話せるのか、友達ができるのか不安だったのですが、現地の人たちは本当にフレンドリーで、日本から来たというと「What!? OMG! So cool!!!」といろんなことを質問してくれて、緊張が和らぎました。一瞬でキャビンの子と仲良くなれましたし、最初は話の速さについていけないこともあったけれど、だんだんと慣れるにつれ、気がついたら自分が話の中心にいたこともあり、英語力もとても伸ばすことができたと思います。

文化の違いでひとつ気がついたことは、「自分のことを話す」ということです。空き時間には自分や家族、好きな人の話、ベッドのわきには家族の写真をベタベタ貼っていました。一番驚いたのは遊びに来た両親に何も抵抗もなくこのキャンプにいる好きな人のことを話始めたことです。日本人だったら躊躇するようなタレントショーで堂々と歌ったり踊ったりする、その自信がすごいなと感心しました。本当に衝撃的だったのは、突然のバービーナイトとダンスパーティーです。

質問:来年もアメリカでのサマーキャンプに参加したいと思いますか? その理由は?

回答:できるなら参加したいです!今年作ることができた友達に会いたい、というのがひとつ、今年行ってみて確実に英語力が伸び、いろいろな文化の違いを学ぶことができたとても貴重な経験で会ったと思うのがひとつです。

質問:今年参加したプログラムに何かリクエストはありますか?

回答:今年新しくできたイベントがなんとなく合わなかったかな、と勝手ながら思っています。そのイベントは3週間行った人だけが出るイベントで、2週間の人がちょうど帰ってしまったときにあり、精神的なダメージを受けていた時だったからというのも理由のひとつかもしれません。しかし、たくさんアートの種類がある中で、自分が何をしたらいいのか、今何をする時間なのか、誰がこの部門をやったのか、突然すごく暇になったりすごく忙しくなったり、とても疲れてしまいました。。。そのあとにあったカーニバルは死ぬほど楽しかったです。

(保護者)

質問:お子さんが参加されたサマーキャンプの話の中で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。

回答:「バービーナイトって何!カルチャーショックだよ。アメリカ人はダンスパーティー大好きだね」と驚いていました。毎日、毎晩のようにイベントがあり、それぞれ新鮮で楽しかったようです。タレントショーでは実際はそれほど上手とはいえない子も、堂々と人前で歌ったり、楽器を演奏していたこと、加えて聴いている人たちが一緒に歌ってあげるなど盛り上げている雰囲気が印象に残っているようです。プログラムは6つ、乗馬、サーカス、Water Tubing&Ski、ステンドグラス、キャンドル&ソープをとりました。どれも本当に楽しかったようです。乗馬が大好きなのでどうしてもやりたかったのですが、キャンターやジャンプまでトライさせてもらい大興奮でした。なかなか日本では体験できないようなプログラムが豊富で、もし来年もいけたら次はこんなものにトライしたいと言っている様子を見て、こちらも嬉しくなりました。

質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。またお気づきになったことがありましたら、お知らせ下さい。

回答:半年以上前からホームページを見てはあれもこれもやりたいと思い描いていました。不安より好奇心が勝っておりました。行ってからも色々なものにチャレンジし、ルームメイトとも積極的に交流していたようです。ですが、2週間経ってルーメイトの大半が先にキャンプを去ってしまい急に寂しくなったようです。カウンセラーのローラさんに辛い気持ちを打ち明けて聞いてもらいました。疲れたという理由で参加を見送ったプログラムもあったようです。そのようにネガティブな感情と向き合って人に助けを求められたことや、自分の心身の調子を見ながら敢えて休む、という選択肢がとれたことは負けず嫌いで弱みをみせることを嫌う娘にとって大きな経験になった、と感じています。帰国してからの娘を見ていて、3週間ひとりで参加し、たくさんの友達を作ってSurviveしてきた達成感が本人の大きな自身に繋がっている、と感じます。また、帰国以前より自分で考え行動できていることが増えてように感じています。親としてもついつい口を挟みたくなる思春期女子に対して、「いや、彼女なら大丈夫」と思える根拠になる3週間の経験でした。

帰国した翌朝、突然キャビンメイトのグループとのFacetimeが始まり、パジャマで参加したので、地球の反対側にいることをみんなが驚いていました。いまでも突然Facetimeが繋がったり、チャットで来年の約束をしたりしています。単に3週間の思い出だけでなく、かけがえのないものを得たと感じております。

質問:コーディネーションを担当いたしました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。

回答:Tammyさんの存在が本当にありがたかったです。安心できるとても良いプログラムをご紹介くださいました。提出資料を英訳してくださったり、持参薬の相談など気軽にできたことがありがたかったです。また、キャビンに日本人が1人になるようにといったご配慮もしていただきました。こういったキャンプではもっとも重要なことだと思います。

本人が渡米するまで距離感がわからなかったのですが、ボストンからメイン州の複数のキャンプを見回ってくださることが、どれだけ大変かと後から気づきました。キャンプで撮ってくださる写真には娘が写っている写真が少なかったので、Tammyさんが送ってくださった動画がとても嬉しかったです。娘が2週間目にホームシックになった時も、娘に温かいメッセージを送ってくださいましたし、キャンプのカウンセラーに働きかけをしてくださいました。そういったきめ細やかで愛のある対応によって、日本で心配している親まで力強く支えていただいた想いでおります。

本人にとっても家族にとってもコーディネーターさんがいてくださったからこその、安全、安心、達成感につながっていると確信しております。感謝しております。

このお嬢さんがボストン空港に到着し、到着ロビーに出てきたのは、夜の8時ごろ。空港の外に出て、キャンプのVanを待っている間、長旅で疲れていたはずですが、とてもさわやかな笑顔で夕日がきれいな空を見上げて、携帯で写真におさめている様子がとても印象的でした。どんなことにも前向きな姿勢が感じられました。キャンプで出会ったお友達たちが2週間で帰ってしまったときは、寂しい気持ちとそれまで張りつめていた気持ちがいっしょくたんにやってきたのでしょう。。。キャンプオフィスにいらっしゃるローラの胸に飛び込んで、号泣したのでした。「何かあったら、オフィスのローラのところに行って話してみて!」と伝えていたのを覚えていてくれた!、とローラから報告をもらって嬉しくなりました。保護者の方がコメントして下さったよう、自分自身ネガティブな感情に向き合って、周囲の人に素直に助けを求め、アドバイスに耳を傾け、自分の力で立ち直り前向きになれたという体験は、このお嬢さんにとって本当に貴重な体験となり、自信につながったことと信じています。ボストン空港から帰国する時は、キャンプであったことをたくさんお話ししてくれました。後ほど、ローラが「私は感動したのよ。こんな小さな子が地球の反対側の文化も言葉も異なる日本からやって来て、。日々頑張って頑張って、ここに来た目的を果たそうとしている。笑顔も泣いている顔も、みんな素晴らしい!みんなが逆に勇気づけられたのよ」と、涙ぐんでいました。

今年も同じキャンプに2週間参加してくれます。昨年の夏に出会ったお友達たちも参加するようで、再会がどんなに楽しみなことでしょう。アメリカ人のお友達ファミリーが、この春、日本にいらっしゃる、と伺っています。私も、この夏、またこのお嬢さんをボストン空港でお迎えできる日が、心から楽しみです。内容が良くわからず戸惑ってしまったという、3週間目に提供された新しいプログラムは、やはり評判はあまりよくなかったらしく、今年はキャンセルとなったそうです!”死ぬほど楽しかった!’というカーニバルはもちろん、今年もあるそうです!


アメリカのサマーキャンプ 説明会を日本で開催します! 

2025年02月27日 | アメリカのサマーキャンプ

 

 

今年も、日本でサマープログラム説明会を東京六本木の国際文化会館にて開催いたします。

詳しくは、弊社HPの”説明会”ページをご覧下さい。

ご参加を希望される際は、メール(info@americansummerop.com)までお知らせ下さい。

日本でお目にかかれますことを、楽しみにしております!

 

 


アメリカのサマーキャンプに参加した感想 

2025年02月25日 | アメリカのサマーキャンプ

今日は久しぶりに気温がマイナスからプラスになり、雪が溶けだしました。

本日も、今年の夏、日本からアメリカのサマーキャンプに参加したお子さんと保護者の方のご感想をご紹介します。小学5年生で初めてサマーキャンプに参加しました。

質問:アメリカのサマーキャンプに参加してみて、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)

回答:毎週変わるアクティビティーの時間割の掲示を朝早くからみんなでダッシュして見に行くのが楽しかった。バンクメイトに声をかけてもらえたので、バンクへの仲間だという意識(そこにいる感)がキャンプの初めのほうからあってよかった。

毎朝のFlag RasingとAssemblyでキャンパーみんなの顔が見られて、200人以上の大家族で生活しているような感じがして新鮮だった。

Evening Programが充実していた。特に、今年初めて行われたらしい”Rainbow Rush”が楽しかった。色んなカウンセラーさんに色をぬってもらいかけまわるのが印象的だった。

最後の日の花火打ち上げと、9年生から8年生へのResponsibilityのロウソクの火の引きつぎに感動した。

質問:サマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。

回答:今までは、自分の部屋は自分のものだ!!というジャイアン意識があったけれど、バンクの1mX2mほどのベッドの上でも十分楽しく生活できると知って、少し自己中心的な考えはやめようと思った。

質問:来年もアメリカのサマーキャンプに参加したいと思いますか? その理由は?

回答:ぜひ、行きたいです!来年も!

質問:今年参加したプログラムに何かリクエストはありますか?

回答:ぜんぶ、楽しかったです!

 

(保護者)

質問:お子さんからお聞きになられたサマーキャンプの話の中で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。

回答:毎週の発表会が楽しみで、アクティビティーで行ったダンスやバレエを皆さんの前で見てもらう機会があることで、日々の活動が皆さんとシェアできるのがいいな、と思いました。

質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気づきになったことありましたら、お知らせ下さい。

回答:英語を聞き取る力が予想以上についているな、と感じました。日本で見慣れているものが”普通””あたりまえ”でないことに気づき、”楽しむ”ということに積極的になっている娘の姿に、成長を感じました。これは親では教えられない同世代の仲間同士でのことなので、とても貴重な経験と感じています。

質問:何かプログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。

回答:とても楽しいプログラムばかりで、特にありません。

質問:コーディネーションを担当致しました、American Summer Opprtuunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。

回答:申し込み時期を過ぎていたにもかかわらず、Tammy様には本当に良くしていただきました。亡き義母の気持ちが、この先ずっと娘の心に残っていくことと思います。他人に気を遣いすぎたり、アレルギーのある彼女にとりまして、アレルギー症状を起こさずに帰国できたことも、スタッフへの伝達をしっかりして下さったおかげと思います。上のお子さんと一緒で大丈夫ですか?、とキャンプの持つ冒険性の部分も理解して下さり、Cove Sisterさんの重複も快く交渉して変更して下さったことも有り難く感じました。ボストンへのお迎えから送りまで、心を尽くして下さる誠実なお姿に安心して日本に居られた事、感謝申し上げます。ありがとうございました。

5年前に参加したお姉さんからキャンプの詳しいお話しを聞きながら、ずっと憧れていた女子だけのキャンプに急に参加できることが決まり、不安な気持ちよりも楽しみな気持ちが大きいままでボストンに到着してくれました。現地到着後は、お話しに聞いてはいたけれど何から何まで経験したことのない環境で、早口の英語にもついていけずに寂しいを思いをしたようです。泣きながら、お姉さんのいるバンクに行ってしまったこともあったようです。しかし、1週間も経たないうちにキャンプからのお手紙には前向きなコメントが増えていきました。そして2週間目にキャンプ現地を訪問した際には、「あと100日いたい!」と満面の笑顔で言ってくれました。辛いことも自分で経験してこそ、サマーキャンプの楽しさを心の底から味わって、キャンプでのすべての経験を自信につなげてくれました。お姉さんのように、いつかまた第二の故郷となったサマーキャンプに里帰りして欲しい!、と心から願っています。


アメリカのサマーキャンプに参加した感想 

2025年02月07日 | アメリカのサマーキャンプ

今朝のボストンは雪景色です。

本日は、昨年の夏、9歳で初めてアメリカのサマーキャンプに参加した男子生徒さんと保護者の方のご感想をご紹介します。

質問:サマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)

回答:カウンセラーのAnaさんが「Genが早く到着したから来たのよ」、とぼくのために(ためだけに)来て親切にしてくれたことです。キャンプファイアーでライターで火をつけるのかと思ったら、木をけずってから火起こししたことがとても印象に残りました。火は小さいものからもえて大きくなり「火が育つ」かんじがしました。バースデーケーキが食べられたこと。信号の青が手が上がるタイプで、黄はずっとてんめつしていておもろしろいな、と思った。

質問:サマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。

回答:英語になれて聞こえてくるようになった。ごはんの内容が日本とちがいパンが多かったので、日本のお米の良さがあらためてわかった。いろいろな人と仲良くなるには自分から声をかけるといいな、と思った。日本よりさむいはずなのに、ブルーベリーの大きさがとても大きくて、日本ではこんなに大きくならないのはなぜかな、と植物のことに興味をもってしらべたくなった。

質問:来年もアメリカのサマーキャンプに参加したいと思いますか?その理由は?

回答:したいです!とにかく楽しい!カウンセラーがやさしくて外国の友だちがたくさんできるし、東京では火をつけられないけれど、キャンプファイアーが楽しめるから!

質問:今年参加したプログラムに何かリクエストはありますか?

回答:やりたいアクティビティーが希望どおりにならないことがおおかったので、なんとかしてほしい。

(保護者)

質問:お子さんからお聞きになられたサマーキャンプの話の中で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。

回答:キャンプファイアーが火起こしからできたことを楽しそうに話してくれました。東京ではできない体験です。大きな自然に囲まれてできた感動が伝わってきました。

質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気づきになったことがありましたら、お知らせ下さい。

回答:9才で英語力もままならないまま、本人の希望だけで行かせていいのか正直迷いました。でも、親切なスタッフ、大自然、お友達がいてくれれば多少のことは親が心配するほどのことにはならないと実感し、むしろこの状況こそキャンプの大切なことに他ならない、と実感しています。息子は9才ですが、地球儀で見るように意識が変わり、世界は「移動可能な存在」として捉えている感じがしています。

質問:何か、プログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。

回答:人数が少し多かったようなので、小さい年齢クラスは特にアクティビティー参加もゆったりできる人数にして頂くのもいいのかな、と感じています。

質問:コーディネーションを担当しました、American Summer Oppotunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。

回答:Tammyさまには、台風の影響の対応もあり、本当に本当にお世話になりました。申込期限を過ぎていたにもかかわらず、亡き義母の気持ちをスタッフにお話しして下さったことも、30年の歴史と信頼の賜物だなあ、とありがたく思いました。息子がマネージャーさんから様々な声掛けを頂いたことを嬉しそうに話してくれ、9才で一人で参加することの不安を現地でとりのぞいてくれたのだなあ、、とマネージャーさんにも感謝の気持ちでいっぱいです。

一方で親として大反省しなくてはならないのは、過剰に心配し過ぎたことです。3人一度にアメリカに送り込んだことをTammyさまはとてもよく理解して下さり、親の心配に寄り添いつつ、介入しない方が良いラインを設けて指導して下さり、お人柄の温かさを今になって感じています。

キャンプで親から離れて、異国から日本を見る経験が実になり「また行きたい!」と素直に言えることは、信頼できるTammyさまのようなコーディネーターさんの下でしか実を結ばないと思います。私の日々の子育ておいて直接手をかける部分とあえて子から離れる部分を、Tammyさまを思い出しつつ、これからも考えながら取り組んでいかれる気がしています。本当にありがとうございました。

中学生の長女さんのキャンプ参加の手続きが既に進んでいた時に、次女さんと末っ子の9歳のお子さんのサマーキャンプ参加のお話しが出て、急遽3人のお子さんを一緒にアメリカに送り出された夏となりました。ひとりひとりのお子さんの個性を大事に、日々一生懸命子育てをされていらっしゃるお母さまですから、3人一緒にいなくなってしまった状況は初めて体験されのことであり、戸惑うばかりだったと思います。

日本に接近していた大きな台風の影響で、帰国日のフライトがキャンセルとなり、急遽このお子さんをふくむ3人の小学生とボストンに1泊して、少しだけボストン市内で遊んだことも、今となってはとても良い思い出です!お姉さんのように、いつかまた、アメリカのサマーキャンプに里帰りしてくれる日を心から楽しみにしていますね!


アメリカのサマーキャンプに参加した感想 エッセイ

2025年02月05日 | アメリカのサマーキャンプ

本日は、先日を参加後の感想をご紹介しました高校生の生徒さんが学校の課題で書いたエッセイをご紹介します。お母さまが送って下さいました。以下、原文のままご紹介します!

私は今年の夏をアメリカ東海岸のカナダとの国境に近いメイン州というところで世界中のティーンネイジャーが集うサマーキャンプに参加して過ごした。アメリカのキャンプに参加するのは3回目だったがコロナ禍以降初めてだったこともあり、行く前は若干の不安や緊張があった。13時間のフライトを経てボストンのローガン空港に降り立つと、夜だったこともあって日本の猛暑とは打って変わって震えるほどの冷たい風に襲われて驚いた。空港からバスでキャンプに着いたときには成田空港を出発して約17時間が経っていた。震えながら眠りキャンプ生活がスタートした。

私のキャビンではアメリカ人、フランス人、オランダ人と自分の11名がオーストラリア人のカウンセラーと共に共同生活を送った。英語ネイティブな人も、そうでない人もいて英語力は様々だったが、一緒に生活しコミュニケーションを取るのには全く困ることはなく、すぐに打ち解けて仲良くなることができた。最初に面白いと感じたのはフランス人のユーモアについてだ。彼らのユーモアは結構辛辣だったり、ひねりが効いていて理解するのに時間がかかることもあったが、頭の回転が速くとてもセンスが良いのだ。悪ノリをすることも多く、エレガントな国民性のイメージを持っていたがよくしゃべり感情表現の豊かな人間味のある面が見られて面白かった。日本人の自分とは考え方にも大きな違いがあり異なる文化を体験することができた。

次に、日本ではなかなか経験できないキャンプでのアクティビティーについて書こうと思う。私が一番力を入れたことは日本でも練習しているエレキギターで、海外の人とセッションしてみたくてギターレッスンを欠かさず選択した。教えてくれたのは音楽学校に通っているイギリス人の20歳のカウンセラーだった。ギターのクラスを取っている生徒は少なく、ほぼプライベートレッスンのような恵まれた環境で練習することができた。希望を聞かれ、ブルースとスケールを学びたいと伝えると、映画”バックトゥザフューチャー”の中で主人公が演奏するシーンで有名なジョニービーグッドという曲を教えてくれた。スピードの速い曲なので最初は難しかったが、一週間でほぼ完成した。ちょうど完成したころに夜のプログラムでブルースナイトというイベントがあったので発表する機会を得た。本番では少しあせってしまい所々ミスをしたが百人以上いるキャンパー達がすごく盛り上がって聴いてくれたので最高の思い出となった。英語でギターを学ぶこともたくさんの人の前で演奏するのも初めての経験だったが、日本にいる時よりも自由に感情表現することができて終わってみると新しい自分に出会えたような、成長を感られる経験となった。

最後に、全体を通してこの夏をサマーキャンプで過ごすことができたのは大変意義深かった。キャンプにはアメリカ人が一番多く、海外からのメンバーはヨーロッパ、中東、アフリカ、オセアニアと多岐にわたっていた。日本ではルーツがミックスの方が珍しいがキャンプのメンバーではルーツを聞くと実に様々であり、見た目だけではわからなかった。そんな違いも全く問題になることは無く当たり前に受け入れあって、世界中から集まった仲間と朝から夜まで寝食を共にし、一緒に新しいことにチャレンジし、世界は広いけれど遠くはないと感じることができた。帰国した今、喪失感がとても大きいが、また始まる日常にキャンプで得た経験を生かして、広い世界に生きるひとりの人間として、更に一歩づつ成長していきたいと思う。

 


アメリカのサマーキャンプに参加した感想

2025年02月01日 | アメリカのサマーキャンプ

今朝のボストンの気温は3℃ほど。零下の寒い日が続いた後は、暖かく感じられます。まだまだ冬景色のボストンですが、サマーキャンプ現地では今年のプログラムの準備が着々と進んでいるようです。

本日は、昨年の夏Teenのみを対象としたサマーキャンプに参加した高校2年生の男子生徒さんと保護者の方のご感想をご紹介します。この生徒さんは、小学生のころから数回、同じサマーキャンプに継続して参加した経験があります。コロナ禍の影響でサマープログラムへの参加が中断してしまいましたが、5年ぶりに異なるキャンプへの参加を果たしてくれました!

(参加者)

質問:サマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)

回答:様々な国の友達(アメリカ、フランス、イタリア、イスラエル、オランダ等)ができ、英語で色々なことを話したことと、発表するE.P. (Evening Program)やバンドで100人以上いるキャンパーの前でギターを弾いたのが一番印象的でした。ギターに限らず”You can do hard things"のスローガンの下、発表や今までやったことのないアクティビティーをするのにも、カウンセラーや友達が背中を押してくれたことが、このキャンプにいて嬉しいと思ったことです。アクティビティーはどれも楽しく、(自分はWaterskiやRopes等がとくにオススメしたいです。)カウンセラーも皆Openmindで明るく接してくれ、E.P.も日替わりでキャビンの結束も深まり、自分史上最高の夏になったと思います。達成感や満足感も非常に多く得られました。

質問:サマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。

回答:新しいことや難しいことに挑戦するということに対しての不安が、大分薄れたと思います。また、今まで以上に英語でのコミュニケーションするときに積極的になれた、と感じています。キャンプの最後の週では、苦手な高いところへ登るアクティビティー(Ropes)をしましたが、恐怖心よりも達成感が大きく、自分から困難なことをする勇気が少しついたと思います。自分で成長したいと思った点は、フランス人でもイスラエル人でもすごくFluentに喋れる子は、アメリカ人と遜色ない英語を話していたので自分もある程度は上手に喋れるけど精進していきたい、と思った。

質問:来年もアメリカのサマーキャンプに参加したいと思いますか? その理由は?

回答:すごく行きたいけれど、高3になるので厳しいと思います。

質問:参加したプログラムに何かリクエストはありますか?

回答:特にないです。最高でした。

(保護者)

質問:お子さんからお聞きになられたサマーキャンプの話の中で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。

回答:今回一番楽しみにしていたエレキギターのレッスンとバンドの練習を3週間通してできたこと。計3回発表する機会があったことが、最高だったそうです。ギターボーカルにも挑戦し、「自分はギタリストで歌はあまりうまくないから、皆一緒に歌ってくれる?」と言ったら、すごく盛り上がってくれて嬉しかったそうです。2週目から始めた水上スキーが新しい経験でとても楽しかった。最後の週に取ったジップラインも指を切ってしまったのでギターが弾きにくくなったけれど、勇気を出して挑戦して良かった、と話していました。大好きなサッカーは3週間ずっと選んでいたようです。休み時間もギターの練習ができて良かったそうです。Water Frontは、水上スポーツをするのかと思ったら、Chill outだったと笑っていました。度付きのゴーグルを忘れてしまったのでSwimクラスが取れず、休み時間に少し湖に入って泳いだり浮き輪で浮かんだり楽しんだそうです。

質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気付きになったことがありましたら、お知らせ下さい。

回答:Tammyさんにこのキャンプをご紹介いただいたとき、私はこの子にはこれしかない!とガットフィーリングを感じたのですが、思春期の本人は日本でやりたいこともいろいろあったようで、即決はできませんでした。ZOOMでTammyさんのお顔を見てボストンでの素晴らしかった夏の感覚を思い出したようで、背中を押していただく形での参加となりました。5年前と比べては成長と変化に驚くばかりでしたが、一度もネガティブな気持にならず、かと言って浮かれた様子も見せず、まるで日常の延長線上のように飛び立っていったことが印象的でした。予想外に5回程電話をかけてきてくれて、その内容もこちらを気遣う内容ばかりで成長を感じました。(海外組が無料で電話を使えるありがたい仕組みがあったそうです。初日のミーティングで使用方法・時間の説明があったとのこと。)途中から「帰りたくない」となり、帰国後は「アメリカに帰りたい。」と毎日申しております。「最高の夏」になったそうです。

質問:何か、プログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。

回答:キャビンの水回りが清潔で、お食事も前のキャンプよりおいしかった。何も困ったことはなかったそうです。ブランケットが無く寝袋に枕だったそうですので、寒がりの方はあたたかいパジャマが必要かもしれません。最後の空港でTammyさんとの時間がゆっくり取れなかったことだけが残念!、とのことです。

質問:コーディネーションを担当致しました、American Summer Oppotunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。

回答:今回久しぶりに連絡を取らせていただき、緊張してしまったのですが、Tammyさんが喜んでくださり、温かいお言葉をいただけて、正直涙が出てしまいました。様々な問題が次々に起こる世界で、心を開いてお話ができ、受け止めていただけるTammyさんの存在が本当に今回も大きかったです。迷っていたお友達に相談されたときも、Tammyさんなら、信じて子供を預けて大丈夫、とお伝えしました。日々、予想外のトラブルも多い夏となり、心身共に大変なご負担だったことと存じます。子供達それぞれに、素晴らしい夏をプレゼントしてくださったことに心より感謝申し上げます。P.S.フランス人の双子君たちと一番の仲良しになれたようです。

5年ぶりにご連絡をいただき、とても嬉しかったです!そして、ZOOMでこの生徒さんと再会した時は、当たり前のことですが別人のように成長していて、まぶしいくらいでした。もう小学生でなく、高校2年生の男子生徒さんですから口数も少なく、でもお話ししているうちに小学生のころの面影もちらほら感じられて、懐かしい温かい気持ちになりました。本人が参加を決めるまで少し時間はかかりましたが、高校2年生の夏休みをどのように過ごすのか?自問自答しつつ、自分で決断した結果のサマーキャンプ参加が、”自分史上最高の夏”となったと感じてくれたことが、コーディネーターとして何よりも嬉しいことでした。

Boston空港でお見送りする際にハプニングが発生し、バタバタと送り出すことになってしまったことは、私もとても残念でした。年下のキャンパーたちのケアを快く引き受けてくれたことも、5年前にボストン空港から送り出した時の思い出と重なり、感無量でした!

昨年の秋に日本でお会いした時は、大学受験などの進路について少しお話しを聞くことができました。高校の成績が良いから医学部を狙う、という学校の風潮には違和感を感じている点、この生徒さんらしいな、と感じました。小学生の時から日本を飛び出して、日本の枠組みにとらわれないOpenmindな視野を自らの経験から養ってきた生徒さんが、今後どんなふうに人生を切り開いていってくれるのか?楽しみで仕方ありません!ボストンから応援しています!

 


サマーキャンプ説明会

2024年01月18日 | アメリカのサマーキャンプ

ボストンはすっかり雪景色ですが、サマーキャンプでは今年の夏の開催に向けて着々と準備が進んでいます。

本年度も、日本で説明会を開催いたします。詳細は、弊社Website「説明会」にてご紹介しております。

ご参加を希望される際は、弊社Websiteお問い合わせフォームにてお申込みいただけますよう、お願いいたします。

東京でお目にかかれますことを、楽しみにしております。

 


アメリカのサマーキャンプ参加後のご感想

2023年11月16日 | アメリカのサマーキャンプ

今朝のボストンの気温は2度。庭にある小さな池に氷が張っていました。アメリカの学校は、今週後半から感謝祭休暇に入ります。24日の感謝祭には、サマーキャンプ参加をきっかけにアメリカの高校留学や大学留学を果たし、現在ボストンやニューヨーク周辺の大学に通っている生徒さんたちが何人か我が家にやって来ます。久しぶりに顔を見る生徒さんたちから近況を聞きながら、感謝祭ディナーを共にすることが今からとても楽しみです。

今年の夏、日本からアメリカのサマーキャンプに参加したお子さん、そして保護者の方から寄せられた感想をご紹介します。私立中学に通う中学2年生の男子生徒さんです。何年か前にお兄さんが弊社コーディネーションを利用し、アメリカのサマーキャンプに2年継続して参加してくれました。

質問:サマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)

回答:楽しかったことーインターナショナルデイ、キャンプファイアー、カーニバル。困ったことー思ったことを言語化、時差ボケ、文化の違い

質問:サマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。

回答:考えた事ー伝えることの大切さや大事さ。変わった事ーもっと文化を知りたいと思うようになった。もっと英語を勉強しとけばよかったと思うのではなく、もっと英語を勉強したいと思った。気付いた事ーカウンセラー、キャンパー問わずみんな優しいということ。

質問:来年もアメリカでのサマープログラムに参加したいと思いますか?その理由は?

回答:参加したい。理由ーキャビンメンバーに「また来年」と約束もしたし、今度はもっと英語を勉強して完全に喋れるようにしてから行きたいと思ったから。

質問:今年参加したプログラムに何かリクエストはありますか?

回答:特に無し。

(保護者)

質問:お子さんからお聞きになられたプログラムの話の中で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。

回答:キャンプでは同じキャビンの子たちがとても良い子で、最高だったそうです。アクティビティでは、サーカスを始めは怖がっていましたが、後半参加して空中ブランコが出来てとても良い経験となったようです。日本にいる時からやってみたいけど、無理だと思うと行動に起こす前から諦めてしまう事が多かったのですが、テニスやウォータースポーツも果敢に参加して来たらしく、かなりの成長を感じました。

質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気付きになったことがありましたら、お知らせ下さい。

回答:到着直後に、体調不良で残りの日数が無事に過ごせるのか少し心配しましたが、キャンプナースやTammyさんのサポートで東京にいても安心して過ごせました。元々、キャンプに参加する事を本人はあまり前向きでは無かったのですが、親が心配する割りには子どもはケロっとしており、息子の柔軟性や適応性に驚きました。

質問:何か、プログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。

回答:兄の時はコロナ前だった事もあり、4週間のプログラムでしたが、3週間だと少し短く感じます。トリップデイが1日だった事や買い物できる日が無くて残念がっておりました。

質問:コーディネーションを担当致しました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。

回答:Tammyさんには、兄の時から引き続きですが、今回は沢山ご心配をお掛けしてしまいました。ただ参加する前からTammyさんの所なら安心して預けられると、信頼感が有りましたので、何が起こってもそれほど心配は有りませんでした。本当にお世話になりました。

このお子さんのお兄さんが何年か前にサマーキャンプに初めて参加した折、現地に到着した翌朝、キャンプオフィスで椅子に座ったとたんに寝落ちしぐっすり寝てしまい、オフィスのスタッフが扇風機を弱風にし心地よい風が通るようにし、そうっと寝かして置いたらお昼過ぎまで寝ていた、という有名なエピソードがありました。弟さんはオフィスで寝てしまうことは無かったのですが、翌日に体調を崩し病院に担ぎ込まれる、という経験をしました。現地の病院では、水分不足からの体調不良という診断を受け、幸いなことに翌日から他のキャンパーたちと一緒にアクティビティに参加できるようになり、関係者一同心からほっとしたのでした。

キャンプを訪問した際は、インターナショナルデイというイベントで、子どもたちがそれぞれ、出身国のお料理やお菓子を作ってふるまっていたのですが、この生徒さんとキャンプを歩いていると、色々なところから声がかかりました。キャンプ到着直後に体調を崩してしまい、不安な気持でいっぱいだったと思うのですが、その後は自ら水分補給を心がけて元気になり、キャンプ生活を思い切り楽しんでくれたことがとても嬉しかったです!現地で「本当に楽しそうね!どうして?」と思わず訊くと、「人がいいから!」と笑顔で即答してくれたことが、忘れられません。来年、またキャンプに参加し、今年の夏に知り合った友達たちやカウンセラーたちと再会できたら素晴らしいなー、と心から願っています。そして、来年はショッピングトリップが再開されるよう、私からもキャンプディレクターにお願いしますね。


アメリカのサマーキャンプ参加後のご感想

2023年09月29日 | アメリカのサマーキャンプ

日本ではまだ残暑が厳しいようですが、ボストンはすっかり秋です。今朝の気温は15度。紅葉もちらほら見かけるようになりました。

今年の夏、日本からアメリカ現地のサマーキャンプに参加した中学1年生のお嬢さんと保護者の方のご感想をご紹介します。

質問:アメリカのサマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)

回答:キャビンの子たちと仲良くすることができ、一緒に多くのことを話すことができたことが一番楽しかったです。みんなとても優しく、私の英語を一生懸命聞いてくれました。また、アクティビティがどれも本格的で楽しかったです。特にプレイ(演劇)では、「チャーリーとチョコレート工場」でおじいさん役を演じ、私と同じプレイを取っていた子とも仲良くなることができた上、教えて下さったスタッフの方もとても優しかったです。乗馬も始めは難しかったけれど、スタッフの方が分かりやすく教えてくださったので、最後のときは一人で馬に乗ることができるようになりました。前回の4年前とは違い、新しい友達をたくさん作り、最高の夏の思い出になりました。

質問:サマーキャンプに参加する前後で、何か変わったこと、気づいたこと、そして考えたこと。

回答:サマーキャンプに参加する前は、自分からあまり外国人の子に話しかけるということができていませんでした。しかし、このキャンプを通して、アクティビティのことやイブニングプログラムのことについて話すと、とても楽しいなと感じられ、自らたくさん声をかけることができるようになりまし。また、4年前に感じたこととは違い、アメリカの自由な感じやアメリカの子の積極性や優しさを感じることができました。このような日本とアメリカの文化の違いを知ることは、とても興味深く楽しいことなのだ、と思いました。

質問:来年もアメリカのサマーキャンプに参加したいと思いますか? その理由は?

回答:来年までに、今年よりも会話力やリスニング力を上げて、参加できたらしたいと思います。もっとアメリカの子とたくさん話すことで、今回よりも多くの友達を作り、もっと楽しい思い出にすることが出来たら良いな、と考えています。今回が、本当に良い思い出になったことが、自分的にも嬉しかったです。

質問:今年参加したサマーキャンプに何かリクエストはありますか?

回答:今年あったのかは分からないのですが、私が前回行ったときに「Trip Day」にショッピングに行き、それがとても楽しかったので、次回行ったときにはショッピングに行きたいです。

(保護者)

質問:お子さんからお聞きになられたサマーキャンプの話の中で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。

回答:娘が今回取ったアクティビティの中で、一番印象的だったの演劇だったようです。「チャーリーとチョコレート工場」の劇を行いましたが、始めはアメリカの子達のアドリブを交えた演技が上手過ぎて、圧倒されてしまったようです。でも先生や周りの子達に支えられながら、おじいさん役を演じ、心に残る一番の思い出になったようです。娘にとっては、アメリカで演劇の舞台に立つと言うことは、とても勇気が要ることだったと思いますが、それをやり遂げて、娘にとってとても大きな自信に繋がったと思います。乗馬では、馬のお世話から行い、馬がとても可愛かったこと。メタルジュエリーでは、仲良しの友達ができたことなど、たくさんのことを話してくれました。また、イブニングプログラムは、ものまね大会などもあり、毎回大笑いでとても楽しめたようです。

質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気づきになったことがありましたら、お知らせ下さい。

回答:今回2度目の参加でした。前回は8才での参加で、キャビンの子たちになかなか自分から話しかけることができませんでしたが、今回はキャビンの子たちとなじめるように、自分からどんどん話しかけたようです。わからないことは聞き返し、キャビンの外でも自分からHi!と挨拶をするようにしたそうです。アクティビティでも演劇を取り、舞台に立つなど、新しいことに挑戦することを、とても楽しめたようになったと思います。物怖じせずに「やってみよう」と思わせてくれる雰囲気がキャンプにはあったのだと思います。12才という多感な時期に、このキャンプの最高の環境の中で過ごせて、本当に良かったと思っています。

質問:何か、プログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。

回答:以前のように、2週間の日程のものがあればもっと参加しやすい、と思います。

質問:コーディネーションを担当致しました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。

回答:今回、サマーキャンプ参加にあたり、コーディネーションをしてくださったタミーさんには、大変お世話になりました。準備の段階から、様々な疑問や不安なことなど一つ一つ丁寧に、しかも敏速にご解答くださり、本当に心強かったです。また、キャンプ中も子どもたちを見守り、また私共親にも過度な心配がないよう、不安なことにはすぐに対処してくださり、とても信頼できました。感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。

このお嬢さんが、前回アメリカのサマーキャンプに参加したときは8才。以前参加した通いのキャンプで、食べたくないものを食べなくてはいけない、というプレッシャーがあったそうで、この点をとても心配していました。楽しみな気持ちと不安な気持ちでいっぱいなお嬢さんと、電話でお話したりメールを交換したことを思い出しています。もう4年前になるのですね。。。

アメリカのサマーキャンプでは、ミュージカルや演劇がアクティビティのひとつであり、役者だけでなく、衣装&メイク、照明、舞台装置、音楽などもそれぞれインストラクターに教えてもらいながら子どもたちが担当します。日本から参加したこのお嬢さんが、裏方でなく役者として大勢の前で舞台に立ってみよう!、と考えて実行した勇気に心から感心しています。海外から参加してきたキャンパーが演劇の舞台に立ったということに、刺激を受けたアメリカ人キャンパーたちもたくさんいたことでしょう!

このお写真は、私の大好きな写真です!劇が無事に終わったカーテンコールで、出演者全員でお辞儀をしたときにかつらが落ちてしまった瞬間の笑顔。このお嬢さんの大事な大事な宝物です。既に来年の参加を決めているので、来年の夏、ボストンで再会できることを、心から楽しみにしています!来年は、Trip DayにShoppingができるよう、キャンプディレクターに交渉しますね!

 


今年も無事に子どもたち全員が帰国しました!

2023年08月23日 | アメリカのサマーキャンプ

先週の木曜日に、今年最後のグループの子どもたちが無事にボストン空港から帰国し、2023年サマーキャンプシーズンを無事に終えることができました!

コロナ前と比べますとまだ半数ほどですが、今年は7才から16才の子どもたちが6つの異なるアメリカ現地のサマーキャンプに参加しました。各プログラムには、日本人参加者は1名から5名のみ。同じ学年・年齢で構成されるキャビン(共同生活をおくるログキャビン)には、日本人キャンパーThe only oneという環境で、それぞれ山あり谷ありのドラマを体験し、帰国するときは「来て良かった!また来たい!」と笑顔で言ってくれました。

今年は、現地コーディネーターとして27年目のシーズンでした。長年、実に様々なハプニングや問題に対応してきた経験があっても、子どもたちがサマーキャンプに滞在している間は、一刻も気を緩めることはできません。毎年、サプライズやハプニングはつきものです。

今年も色々ありましたが、キャンプ現地を訪問した際、そしてボストン空港で子どもたちを見送った際に撮った写真や動画を見ながら、コーディネーターとして感謝の気持で胸がいっぱいになります。

遠い地球の反対側の、ご自身も見たことのない世界に、大事な大事なお子さんを私どもを信じて送って下さった保護者の方に、心からお礼を申し上げます!

そしてこれからも、「子どもにとってBestなことは?」「自信をつけて、ひとまわり逞しく成長して欲しい!」「来て良かった!楽しかった!と、日本の子どもたちにも言って欲しい!」という、弊社創設以来の変わらぬ想いを、キャンプディレクターたちとしっかりとシェアしつつ、遠くで日々心配されがちな保護者の方のお気持にも寄り添ったコーディネーションを提供してまいります。