昨日は、朝からヨガのクラスを2レッスンしてきた。
おかげさまで満員で予約が取れないクラスになってきている。
最初はコロナの時期だったため、定員が少なく設定されていたが、
それでもそれ以下のことが多く、まだまだ未熟で経験も浅い私にとっては
その時それが精いっぱいだったように思う。
体力もなかったし、人前で話をすることも緊張していた。
そしてコロナの規制がなくなり、定員30名以上の設定になった。
私は、そもそもそんな定員だったことも知らず、予約を満員にできるか自信もなかった。
それに、想像もできない時期もあった。
あれから、たくさんのレッスンを受けて、動画で学んだり、試行錯誤して、
お客さんの手ごたえを感じながら進めていた。
一時は、規制のなかでも定員の半分ほどしか入らず、レッスンが始まって、どうしようもない不安を感じた。
「私って、皆に指示されていないのかな。」
「何がいけないんだろう?」
一気に自信を失いかけた瞬間、
なんと、スタジオの証明が消えたのだった!!
また次の瞬間に勝手に明かりがついた!!
これって、ただの偶然じゃないよね、、、。と思ったりして、、、。
きっと、天上界から「しっかりしなさいよ!!」
ってお知らせなんだとピンときた!
そして、我に返った!!
どんなにお客さんが少なくても、自信をもってやる気持ちが大事だ。
自分を奮い立たせて、レッスンをすることがなんとかできた。
今考えると、そのころの自分がいるから今の満員のクラスがあるんだと思う。
けっして、順風満帆だったわけじゃない、、、。
だけれど、どこかで自分を信じていたし、自分で自分を信じずして
誰が信じてくれるんだろうか?
みんなそれぞれの立場で環境で、一生懸命なんだから。
ヨガのインストラクターは人気がなければ仕事は切られてしまう契約だ。
とても厳しい世界、実力の世界。
でも、私はこの厳しい世界だけれど、またそれを自由な世界と捉えているところもある。
決まったことをやらされるのは好きじゃない性分。
自己を自由に表現していくこと、私の内側にあるエネルギーを言葉にのせていきたい。
いつも一番前の場所に来てくれるお客さんとは、レッスン前に話をすることも多い。
私は今、とても落ち込んでいることを話した。
きっと霊感の強い方だから、なんとなく感じていたのかもしれない。
私より一回りぐらい年上の女性が二人いて、一番つらかったことは、末の我が子が巣立ったことだったと
話してくれた。
ほかにも、旦那さんが単身赴任になって、ヨガに一緒に参加していた仲の良い夫婦だが、離れ離れになって寂しさを感じている人もいた。
同じような思いを心に抱えているのが、自然とわかる。
みんな、環境の変化、愛する人と物理的に離れることには辛さが伴うことが多いんだ。
私一人じゃなくて、ことの大小あれども、思いは同じだということ。
「愛別離苦」
「病老生死」
これは人生において、だれもが避けて通ることのできないこと。
今、それを実際に経験し、その辛さが身に染みる。
もちろん、息子はしっかり者で今もどこで元気にしているのがわかっているから、大げさかもしれない。
だけど、私の心は勝手にざわめく。
この辛い時期を支えてくれた人はたくさんいるけれど、
それぞれのヨガスタジオに来てくれるお客さんがいるから、私も切り替えが少しできるのだと思う。
ヨガで人を癒したいと思っていた私が、
ヨガやそのお客さんから癒されている現実がある。
皆さまに感謝しながら、みんなで生きている生かされているという思いが溢れる。