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初めての自分史の書き方

自分史のブログ 山の辺書房より 自分史の書き方第14回

2019-09-21 14:45:57 | 自分史の書き方

★新刊「いやされる別世界」

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いやされる別世界: 里山は人生のオアシス
向井 靖子,よしい ふみと
山の辺書房

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★今、マチュピチュが話題になっております。本編特別稿の「紀州のマチュピチュ赤木城」は城好きには最高です。

★この本の内容

●人生100歳時代に贈る〝元気の出る本〟です。
 内容は衝撃的ではないが、まるで少年のような感性がすばらしい。他に類をみない語り部調の文章が読者を魅了する。
 著者は五年前の紀州大洪水で我が家を無くした。その後、苦難の被災者生活の末里山に終の棲家を求めて移住した。不便極まる里山と決めつけていた山村の地だったが移り住んで〝里山の素晴らしさ〟に目覚めた。


●この著者は齢80近くだが感覚思考は実に瑞々しい。何事にも興味を持ち観察し挑戦している。
 世間では「還暦だの、古希だの、喜寿だの、米寿だの」と我が身を位置づけ自ら老いを実感し、人生の必然と決めつけている。長年の習慣でそれは仕方のないことかも。
 だが時代が変わった。世界で類を見ない長寿国となった日本。過去の慣習に甘んじることは実に勿体ない。100歳までは時間がたっぷりある。この作者のように、今一度充実した青春に挑戦してみてはどうでしょう。


●本書は里山に身を置いて初めて〝歓喜の別世界〟を体感した。
 本来好奇心旺盛で超ポジティブな性格。何でも観てやろう、体験してやろうの精神が充実人生になっている。

 自然に対する好奇心――森のささやき・小川のせせらぎ・魚や動物・鳥――。一秒毎に移りゆく里山の情景に見事に溶け込んでいる。
 著者曰く「つたない語り口じゃが……」と前書きにある。確かに内容的には濃厚ではない。然し、執筆姿勢つまり感性が見事といえよう。その証拠に本書プレリリース時、熟年男子から次のようなメッセージが届いた。
『後期高齢者の自分は日々時の流れに身をまかせ、あてもなく彷徨っていた。そんな折この本を読んだ。そして衝撃を受けた。人間考え方一つでこうも変わるものなのかを実感した。参考にしたい』
 ――実に意味深な書評だ。


●世の中、何でも手に入るすばらしい時代になった。だが、多くの老若男女が挑戦すべき目的を喪失している現実がある。まさに虚無の世界だ。
 この本は『人生とは何か?』『生きることとは何か?』『人生の当為とは何か?』という重要なテーマを示唆している。
 富だけが人生じゃない。もっと大切なものがあるじゃないか……と問いかけている。

※22日までは500円で販売中

★★★★★★★★★★★★★★

 

連載第14回 ――――――――――――

暴走機関車

●私は、開業以来百本以上の原稿を読み、意見を言ってきた。なかには著者と喧嘩したこともあった。私の書き方指導に不満を持つクライアントも少なからず居た。
 その方々はご自身の文章に少なからず自信をもっていた。これは結構なことだが、読者への配慮が欠けている。

●自伝は文字通り〝自分のことを書く〟作業である。それで書く内容は万事細部まで分かっているから一気呵成に書きまくる。これは素晴らしいことなのだが、勢いがつきすぎて暴走機関車となることが多い。停まるべき駅をどんどん通過してしまっている。終着駅までノンストップだ。

●終点で〝完〟と書いたとき大満足。得意げに膨大な枚数の原稿を持ち込んでくる。当人は達成感バリバリだ。なかには四百字原稿1000枚余の大作を風呂敷に包んで私の前にデンと置き、「これを本にしてくれ」という御仁も居た。後日ご連絡します。とお原稿を受け取る。
 正直言って他の出版社であれは大喜びする代物だ。
 つまりは〝金になる〟ケースなのだ。――二つ返事で引き受けるだろう。

●他の仕事の合間にお原稿を拝読した。
 何と言うことでしょう――よくここまで書いたものだと関心するやら驚くやら。
 ところが、主語が無い・述語が句読点の(、)連続でどこまでも続いている。まさに暴走だ。内容はなんとなく分かるが、どうも〝嗚呼そうなのか〟と得心できない。また、ご自身だけが事の成り行きを熟知しているので分かっているのだが私は第三者でクライアントさまのことは全く知識が無い。書き方ガイド(前述)のキャッチボールが出来てない。
「果たしてこれで、情報ゼロの読者が読み進めてくれるだろうか?」
 おそらく……折角買った本ではあるが、数ペーシ読んで放り出すに違いない。

●原稿内容は数奇な人生を語っているので合格なのだか、著者に対して予備知識皆無の読者は混乱するだろう。――残念!

●後日クライアントに連絡した。編集室に来たクライアントさま。俗に言うドヤ顔。「素晴らしいですね」という私の言葉を待っている様子。
と、そこで「長いですね」と私の第一声。

 それはもう大変な人生でしたからね――と口には出さないが表情で示している。次の言葉を待っているようだ。

「これは草稿で、校了原稿にはなりませんね」と私。
 クライアントさまの表情が変わった。きっと予期せぬ私の台詞だったらしい。
「あなたの人生のおおよそのことは分かりました。でも、自分史にするには長過ぎます。まず、この原稿枚数を三分の一にしましょう」と私。
 クライアントさまのお顔が真っ赤に変化。余程びっくりなさったのだろう。しばらく無言。
「あなたのお原稿はまさに暴走列車です。中身は素晴らしいのですから適当に停車駅を入れてくれませんか。そうすることにより重複した事象が整理され、結果的には原稿枚数減となり、読者の理解も深まると思いますよ」
●こんなやりとりをした後、諸々の実例などをコピーし、参考にしてくださいと言って再挑戦をお願いした。
 ――結果、私の編集室での出版は見送られた。屹度お気に召さなかったのだろう。

●クライアントさまの出版費用が潤沢なら、私が現地取材・聞き取り取材して全ての執筆を請け負ってもいいのだが、できるだけ安価に仕上げようとする場合は、申し訳ないのだがもう一度お原稿の書き直ししていただく。草稿ご指導は何度でも無料。
 但し、手書きでなく、コンピュータを使って(ワードソフト)や(ジャストシステム製)の「一太郎2017」で執筆して頂くこと。これはAmazonで電子書籍化するとき最適なのです。
 又、お原稿をデータ化することによって、メールソフトなどを使って(原稿のやりとりが可能)になる。

つづく

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熊野の里山今昔噺: 紀州一揆 慶長一揆 その後
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