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自分史のブログ 山の辺書房より 自分史の書き方第17回

2019-09-27 16:43:21 | 紀州のマチュピチュ赤木城が人気

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いやされる別世界: 里山は人生のオアシス

杉岡昇著

イラスト、向井 靖子

編集,よしい ふみと

山の辺書房


★この本の内容

●人生100歳時代に贈る〝元気の出る本〟です。
 内容は衝撃的ではないが、まるで少年のような感性がすばらしい。他に類をみない語り部調の文章が読者を魅了する。
 著者は五年前の紀州大洪水で我が家を無くした。その後、苦難の被災者生活の末里山に終の棲家を求めて移住した。不便極まる里山と決めつけていた山村の地だったが移り住んで〝里山の素晴らしさ〟に目覚めた。


●この著者は齢80近くだが感覚思考は実に瑞々しい。何事にも興味を持ち観察し挑戦している。
 世間では「還暦だの、古希だの、喜寿だの、米寿だの」と我が身を位置づけ自ら老いを実感し、人生の必然と決めつけている。長年の習慣でそれは仕方のないことかも。
 だが時代が変わった。世界で類を見ない長寿国となった日本。過去の慣習に甘んじることは実に勿体ない。100歳までは時間がたっぷりある。この作者のように、今一度充実した青春に挑戦してみてはどうでしょう。


●本書は里山に身を置いて初めて〝歓喜の別世界〟を体感した。
 本来好奇心旺盛で超ポジティブな性格。何でも観てやろう、体験してやろうの精神が充実人生になっている。

 自然に対する好奇心――森のささやき・小川のせせらぎ・魚や動物・鳥――。一秒毎に移りゆく里山の情景に見事に溶け込んでいる。
 著者曰く「つたない語り口じゃが……」と前書きにある。確かに内容的には濃厚ではない。然し、執筆姿勢つまり感性が見事といえよう。その証拠に本書プレリリース時、熟年男子から次のようなメッセージが届いた。
『後期高齢者の自分は日々時の流れに身をまかせ、あてもなく彷徨っていた。そんな折この本を読んだ。そして衝撃を受けた。人間考え方一つでこうも変わるものなのかを実感した。参考にしたい』
 ――実に意味深な書評だ。


●世の中、何でも手に入るすばらしい時代になった。だが、多くの老若男女が挑戦すべき目的を喪失している現実がある。まさに虚無の世界だ。
 この本は『人生とは何か?』『生きることとは何か?』『人生の当為とは何か?』という重要なテーマを示唆している。
 金銭を追い求めるだけが人生じゃない。もっと大切なものがあるじゃないか……と問いかけている。

★★★★★★★★★★★★★★

連載第17回
自分史・自費出版についての疑問質問
●この頃では少なくなったが、それでもかなりの問い合わせ書簡が届く。

●二十年前にブームとなった素人が本出版するという自分史ブームが薄らいだように感じられる昨今だが、まだまたこの世界は捨てたものではないとみえ、意欲ある方々がいらっしゃるようだ。――実に心強い。(現在)

ここで、お寄せいただいた質問・回答を少し書きます。自分史全盛期のことだが、これから始められる人には参考になることもあるのでは……。


■ご質問にお答えして
(新聞連載記事より)

【新聞連載コーナー】
●このコーナーは、自分史を自費出版するつもり、或いは既に書く動作を始めた方々の色んな相談に多少なりとも参考になるのでは……という思いから、新聞連載という形で私なりの意見を書いたもの。――連載は半年間断続的に続いた。

●「氷山の一角」という言葉がある。これは、(良くないことが隠れているという悪い表現として使われるが、自分史執筆では良い意味で使うことにする)

●極端かもしれないが、一つのことを書く時、氷山の下に埋もれた多くの情報、材料が必要です。水面下に集めた情報はその殆どが表に出ないかもしれない。然し、これが無いと確りした作品にはならない。

●私が取材・執筆全てを依頼されたとき、お客様の詳細な聞き取りと録音はまず第一。
 次に時代背景・主人公が幼少期に育った環境・当時の住居の見取り図・など物語のロケーションを絵図に描いて再現した。
 自著「ど根性」制作の際には主人公の生家は既に廃墟となり繁茂した中に石垣のみが残っている状態だった。イメージではそこに架空の家を作りその場所に私が佇まなければならない。それで、山に分け入りかろうじて残っている敷地へ赴いた。そこで、春夏秋冬の太陽の動き、展望、側の小川、周囲の空気感を体感することから取材を始めた。

●そこまでするのか? という人もいるが、物語を書くにはこの作業が必須なのだ。これを確実にすることによって物語のシーンに命が吹き込まれる。只単に、「○○の寒村に生まれた……」では薄っぺらいものとなる。
 例えて言えば「美しく咲き乱れる花」と書く場合、その幹は、或いは根っこは、土地は? など〝花〟の土台を知っているか否かによって表現に奥行きが出てくる。――これが、氷山の一角を書くのに、その下に埋もれた大量のデータが必要な訳である。
 多くの材料を集め、それを土台にしてデータの一部を再現する。これが執筆姿勢である。

私見だが、現在流れてるドラマ及び読み物は、この土台が出来ていないように感じる。だから、出来上がったものに重量感が感じられない。重ねて言うがこれは私の感性が鈍いのかもしれないが……。

[新聞連載――はじめに] 

●…つい最近(昭和の終わり頃)まで、本を書く、といえば特別な立場の人に限られていた。素人が本を出版するなどは殆ど考えられなかった。ところが、ここ数年の間に、何がどう変わったのか、素人の皆さんが自費出版をするという現象が起こってきた。一種の流行というのだろうか。特定の人々に限られていたものが、そうでなくなったわけで、これと似た現象が芸能界にも起こっている。一昔前は、俳優、歌手といえば一般からは遠い存在であった。ところが今では、大衆誰もがタレントだ。つまり、特別が特別でなくなっている。

●…この状態が一時的なものか、或いは永続するのか分からないが、それだけ国民全体の精神文化が発達してきた結果?? ……によることだけは確かも。
 そこで勢い、各所に色んな種類の養成所や中にはグレー出版社が出現。

●…及ばずながら私もその仲間入りを、ということで数年前から素人の皆さんが自叙伝等お作りになる場合の相談をさせていただいている。
 相談をお受けして驚いたのは、皆さん一様に「本を書いて置かねば死ねない」「何としてでも出版したい」という強力な熱意をお持ち、ということ。趣味程度に考えていた私は襟を正さねばならなかった。
※これは20年前のことです。
 
●…何としても自分の本をつくりたい。自分がこの世からおサラバしても書いたものは残る。子、孫が読んでくれる。一生懸命生きてきた人生を確かめる意味で書いてみたい。また、自身のことでなくて、祖父母のことを代々伝えたい等々、皆さん相当の決意をお持ちのようです。

●…ところが、いざ実行となると、「原稿の執筆」という難関にぶち当たり、先の決意がもろくも崩れはじめる方が多い。
 歌が下手でカラオケ道場に通い発声練習するのとはちょっと違う。文字通り悪戦苦闘である。

●…これは当然のことで、余程書きなれた人でも、いざ執筆となると大変な労力を必要とする。テレビを見るような完全受身の生活が日常の今日、総てが完全能動的作業の「書く」という行為は、あたかも、どこか見知らぬ土地にほうり出されてうろうろしているのと同じである。何をどうしたらいいのか、かいもく見当が付かない。

●…私は昨年から、皆さんがお書きになる場合のちょっとした参考書にでもなればと考え「書き方ガイド」なる小冊子を作り、希望の方にお渡ししている。
(平成元年頃の話だが、基本は変わらない)

●…ここで、これまで数多く相談をお受けした中で特に重要と思われるものを選び、問題点を考えてみる。

つづく

★自分史、自費出版、電子書籍出版などの詳しいことは下記ホームページでご覧下さい。

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なお、9月27日までは無料キャンペーンですが、それ以降は一ダウンロード当たり500円の書籍代となります。

 

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いやされる別世界: 里山は人生のオアシス

杉岡昇著

イラスト、向井 靖子,

編集、よしい ふみと

山の辺書房

 ★上記「いやされる別世界」は9月27日までは無料ダウンロードできます。


改訂版 平成の大洪水: 未曾有の水害で生まれ故郷を無くした被災者の赤裸々な手記
杉岡 昇
山の辺書房自分史編集室

 

改訂版 膀胱がん闘病記: 人生ポジティブに生きよう
杉岡 昇,よしい ふみと
山の辺書房

 

大台ヶ原 妖怪伝説
向井 靖子,よしいふみと
山の辺書房

 

癒しの山 大台ヶ原 : 開山行者の生涯
向井 靖子
山の辺書房

 

熊野の里山今昔噺: 紀州一揆 慶長一揆 その後
向井 靖子,よしい ふみと
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悪魔の手引き: 短編小説
向井 靖子
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ど根性: 昭和繁盛記 (実話物語)
下川殖久,向井靖徳
山の辺書房

 

まだ人間だった頃の脚本: シナリオの原点
よしい ふみと
山の辺書房自分史編集室

 

※Amazon書籍をダウンロードして読みたい方は、下記リーダでどうぞ。これはパソコン用です。
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などです。ちなみにモノクロですが私はKindle Paperwhite 防水機能搭載 Wi-Fi 8GB 電子書籍リーダーを使用してます。
 

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