今月初めに事務員さん募集の求人を出しました。連休中でしたが、連休明けには大量の応募の封書が届きました。その後も断続的に届けられ、総数４０人を超えました。こんな小さな事務所に大勢の方に応募いただき恐縮です。履歴書を見ると、とても優秀そうな人、経験豊富で即戦力になりそうな人の合間に、なんで特許事務所？と思う人もいます。
応募の仕方も様々で、手紙も添えずに履歴書と経歴書のみを送ってくる人、履歴書をコピーして送ってくる人、一枚ずつ小さく折りたたんで送ってくる人、ていねいにクリアファイルに入れて送ってくる人などなど。
まずは書類選考し、その中から数人面接しました。あまり質問のない人、面接時だけでなくその後もメールで質問してきた人、ここでも個性が現れます。
かなり悩みましたが、先週末に一人に絞って採用通知を送りました。応募から時間が経ってしまったので、返事があるか不安でしたが、本日、その方から連絡があり、６月から出勤するとのこと。よかったぁ。
弊所もそれほど数は多くありませんが、外国出願を扱っています。そのうち、昨年から依頼しだした海外代理人が弊所を訪ねてきました。
外国への出願では、和文を英文に翻訳し、海外代理人や海外特許庁からの英文の通知等を理解する能力があれば、一通りのことはできます。外国から日本への出願も、英文から和文への翻訳が含まれるだけで、基本的には英語の読み書きができれば仕事をこなせます。その実務では英会話の能力は必要ありません。
でも、このように海外代理人と直接会う機会があると、英会話が必要になります。今更ながら、英会話力の乏しさを痛感しました。何とかせねば…。