室谷高廣、荒木信子、永山俊彦各氏と帰国記念コンサート

1978年 - 室谷高廣弦楽四重奏団と
モーツァルトのフルート四重奏曲ハ長調、
C・シュターミッツのフルート四重奏曲イ長調 を共演。
留学から帰国後のまもなくの演奏会でしたが、
室谷高廣氏はマンハイムの川向の町ルードヴィッヒ・ハーフェンのコンサートマスターでしたし、
荒木信子嬢はマンハイムに学んでいて、マンハイムの人たちから「荒木信子は上手い！」とよく聞かされていたし、
チェロの永山俊彦君は徳島市立高校オーケストラの卒業生でしたので、とても親しく、安心して演奏会を迎えることが出来ました。
この演奏を聴いて
同僚でファゴット奏者の光永武夫先生は
「ゆったりしたテンポなのに、ちっともそれを感じさせないものがあった！」と、

音楽喫茶の三木芳彦氏は
「留学前と違って、他の音との調和にとても気を使っていた」。

という評をいただいたのをづっと心に銘じています。