川人伸二 音楽とともに

川人伸二の音楽人生を綴ります!
「毎日が楽しい!」と思えるように、日々音楽を楽しみながら‥‥!

湯浅勇治氏との思わぬ出会い!

2022年12月19日 14時47分26秒 | 袖振り合うも~

湯浅勇治氏との思わぬ出会い!

「ヨーロッパ音楽の旅」と称し、音楽学部の学生さんを引率しました。

ウイーンからザルツブルクまではガイドつきのバス移動でした。

ガイドさんはウイーン音楽大学で指揮を教えていると自己紹介があり、

「皆さんは音楽専門の学生さんばかりということなので、指揮法講座をしながら旅をしましょう!」と、ザルツブルクまで1日指揮講座をして下さいました。

名刺をいただ いていたのですが、みんなその時にはまさか偉大なる指揮法の大先生とは認識出来ておらず、気易い音楽好きのお兄ちゃんのように遠慮なく接していました。

ウイーンを早朝に発って、昼食まで途中休憩がなかったのですが、ほとんどの学生さんがトイレ休憩を要望してきました。周囲はポツンポツンと農家が点在するばかりで、トイレ休憩など出来る所はありません。

意を決して、湯浅勇治氏が農家と掛け合ってくれました。

しかし30人も40人もの団体が押しかけて来たのを見て、農家の方もびっくりし、「とても引き受けられぬ」と、断わられてしまいました。

昼食予定のレストランまで皆苦渋のバス旅行を続けざるを得ませんでした。

大先生との思いがけない出会いになってしまいましたが、私どもにとっては「身近な、親しみやすい、楽しいお兄ちゃん」として忘れられない方となっています。


カッコイイ別れ

2022年04月29日 19時58分32秒 | 袖振り合うも~

名取先生ご夫妻は、私の演奏に対しいつも身に余る評価を下さり、学会やご自分の開催されるパーティーなどには度々演奏を依頼され、深いところで心の通う交流をさせていただきました。

ご主人の靖郎先生は友人のお宅に訪問中に客死され、その後、奥様の光子先生は西山のご自宅でづっとお一人でお暮しされていました。

 この度、光子先生らしい清々しい別離のご挨拶をいただきました。

これからは、靖郎先生との愉しい語らいが待っていますね!

私も再会を楽しみに致しております。


仏教声楽とフルートの共演

2015年05月17日 23時38分15秒 | 袖振り合うも~

3月から4月にかけてバーゼル音楽大学で学ぶ阿部礼奈、小松綾、小山裕幾の三人によるフルートトリオと、高野山の仏教声楽「声明(しょうみょう)」との共演するコンサートが全国7か所で行われました。

http://www.yomiuri.co.jp/local/tokushima/feature/CO004175/20150516-OYTAT50035.html

 新聞の記事

仏教声楽と里帰り共演

2015年05月17日 05時00分

<script type="text/javascript"></script> 松茂出身のフルート奏者 小松綾さん31(独フランクフルト)

 松茂町出身のフルート奏者で、高校卒業と同時にドイツに渡り、現在は同国のフランクフルトを中心に活動する小松綾さん(31)。今年3月から4月にかけてフルートトリオの一員として、全国7か所で高野山の仏教声楽「声明(しょうみょう)」と共演するコンサートに出演した。北島町の創世ホールでの公演を終えた小松さんに、反響やフルートの魅力について聞いた。(野口英彦)

 ――仏教声楽とフルートの共演は珍しいと思います。観客の反応はどうでしたか。

 「『声明』とは3年前に高野山で初めて共演しましたが、今回は鎮魂をテーマに、東日本大震災の被災地である福島から公演を始めました。被災地の方は『演奏を聴くうちに、穏やかな海の風景が思い浮かび、気持ちが落ち着いた』といった感想を寄せられ、出演してよかったと感じました」

 ――フルートを始めたきっかけは。

 「小学校ではブラスバンドでトランペットを吹いていましたが、あまり多くの人がやっていない楽器をしたいとフルートを始めました。中学校では吹奏楽部に入り、顧問の先生に『本格的に取り組みたければ、良い先生を紹介する』と、徳島文理大音楽学部で教授を務められた川人伸二先生を紹介してもらい、中学1年の時から個人レッスンを受けてきました。高校時代、好きなフルート奏者のロバート・エイトケンさんがドイツの音楽大で教えていることを知り、ドイツに渡航。演奏を聴いてもらったところ、幸運にも『ぜひ入学しなさい』と言ってもらえ、入学試験を通過できました」

 ――ドイツではどのようなことを学びましたか。

 「リズムの取り方など、主に感覚的なことを学びました。日本人奏者は楽譜通りに演奏しようとする傾向があると思うのですが、ドイツでは個性を引き出す指導が中心で、同じ先生についている生徒でも一人一人が全く違う演奏をする。その点、川人先生から『とにかく楽しみましょう』と型にはまらない指導を受けていたので、すぐに溶け込むことができました」

 ――フルートの魅力や将来の夢を教えてください。

 「フルートは、穴の開いている部分を口に当てて息を吹き込む際、吹いた息の半分以上が漏れます。その点、ほかの木管楽器であるクラリネットやオーボエよりも肺活量が求められますが、息づかいによって様々な表現ができ、人間の歌声に近い楽器だと感じます。最近ではフルートだけでなく、17、18世紀に作られた古楽器にも興味があります。いつかは色々な種類の笛の楽器を持ち替え、1人で様々な時代の曲を演奏するコンサートを開いてみたいですね」

 小学5年からフルートを始め、松茂町立松茂中、徳島市立高を卒業。ドイツのフライブルク音楽大やフランクフルト総合芸術大、スイス・バーゼル州立音楽院で学び、オーケストラ奏者としても活躍する。現在はフランクフルトで後進の指導にあたるほか、フルート奏者・阿部礼奈さんとのデュオ「Arko」でも活動する。


一緒に演奏出来た思い出の方々

2012年04月15日 22時57分11秒 | 袖振り合うも~
テオ・アダム氏(バス・バリトン)渋い重厚な声で、迫力のある演技をされていました。たいていルネ・コロ氏と一緒に歌いに来られていました。

ルネ・コロ氏(テナー)少し細めの、透き通るような美声で、抒情的テナー歌手と言われていました。


お二人ともワグナー歌手として大活躍された方で、マンハイム歌劇場にもよくゲスト歌手として歌いに来てくれました。

共演させていただいた音楽家

2012年04月15日 22時21分06秒 | 袖振り合うも~
ギュンター・ヴァント氏 ブルックナー 交響曲 第7番
ブルックナーのスペッシャリストと言われるギュンター・ヴァント氏の指揮で演奏して初めてブルックナーに目覚めさせられました。


クラウディオ・アラウ ベートーヴェンピアノ協奏曲 第3番
ほんとうに穏やかで、慈愛に満ちたベートーヴェンに触れました。



ネルロ・サンティ  ヴェルディ 歌劇「ナブッコ」
隅から隅まで知り尽くしたサンティ氏の指揮に、圧倒的な緊張感の連続でした。

気さくなイタリアの人たち

2008年05月15日 11時41分40秒 | 袖振り合うも~
2008年5月イタリア チイタ・デッラ・ピエーヴェで開催された国際ギターフェスッティバルに、そのフェスティバルの中核オーケストラとして招聘されました。
街でワインを飲んでいる集団があり、足を止めると仲間に加えてくれました。
意気投合して飲んだ一人が、国際ギターフェスッティバルの事務局長として手腕を奮っていた方でした。

David RUSSELL

2008年05月14日 11時59分26秒 | 袖振り合うも~
RIGHT PROFIT GUITAR FESTIVAL 2008
2008年5月イタリア チイタ・デッラ・ピエーヴェで開催された国際ギターフェスッティバルに、そのフェスティバルの中核オーケストラとして参加しました。
その国際ギターフェスッティバルの主宰者として手腕を奮っていた方がこのデヴィッド・ラッセル氏でした。