グニッシン・ドードゥ共和国(トルコ極東部のクルド等他民族の共和国)

2023-07-19 22:56:59 | トルコ ツラン ウラルアルタイ


Gunesin do duu Cumhuriyeti
(グニッシン・ドードゥ ヂョンフリエッツ)
グニッシン・ドードゥ共和国(または北クルディスタン西部の共和国)
Bat Kuzey Culdistan'da Cumhuriyet バチ・クゼイ・ヂュルディスターン・ヂョンフリエッツ)
とは、トルコ共和国の極東部の南部、イランとの国境にある、クルド人をマジョリティとする共和国である。


・名称

グニッシン・ドードゥとは、「太陽が昇る」「日が出る」と言った意味があり、この地域がトルコ共和国の極東部だったのと、クルド人の象徴が太陽である事に由来する。
(太陽の王国はイラン、ペルシアの事でもある)

ただこの呼び名は地域や民族の固有名詞ではないために、現地では日常的に「極東アナトリア」「南アララト」などと呼ばれることが多い。
また暫定政府の議長府がある「ユクセコヴァ」や、議会のある「ハッキャリ」という呼称。
旧ハッキャリ県が中心なので「ハッキャリ共和国」とも呼ばれる。







・「クルディスターン」(クルディスタン)に成らなかった理由


「クルディスタン」の名称は政治的な理由で当初から予定されていなかった。
まず、イラクに「クルディスタン自治区」が存在したことや、トルコの政府は「クルド人国家の成立」をトルコの少数民族の反乱の前例になると恐れたのだ。
またクルド人独立派は「トルコの極東のハッキャリ県とシュルナク県、スィイルト県だけが北クルディスタンでは無い」として反対した。
「クルド人の地域」という意味のクルディスタンは、アラブ系など非クルドの差別になると言う反対運動もあった。

ハッキャリ県のユクセコヴァ(Yuksekova)に暫定政府の議長府(大統領府とも)が置かれたので、ユクセコヴァ自治政府とも呼ばれた。
(ただし、立法府たる議会はハッキャリ県のハッキャリの県議会が併用された。軍の司令部もハッキャリである)








大朝鮮連邦民主共和国(新日本国・コリアンジャパン)

2021-04-25 21:34:01 | トルコ ツラン ウラルアルタイ


大朝鮮連邦民主共和国とは、

日本列島における大和民族を中核とする国家・政権である。
朝鮮半島における国家ではない。
「大朝鮮」とはウクライナを「小ロシア」、モスクワ公国を「大ロシア」と呼称したようなむしろ遠近的な表現である。
(朝鮮半島はチョソン本土と呼ばれたが、本土人は「小朝鮮」という呼称は使いたがらなかった。)
これは高麗連邦(統一朝鮮)の労働党政権が「日本」という国号を段階的に消滅させることを目的としており、「外朝鮮連邦自治国」が2030年代の呼称だった。(地理的な日本列島を指すときに日本、政権や政体を指すときに外朝鮮がマスコミでは用いられた)

もっとも世界的には「ニュージャパン」単に「ジャパン」が通称であった。
政治的な配慮や、国際的な大会や会合では「コリアンジャパン」(朝鮮日本)や「コリアンズジャパン」(朝鮮の日本)なども用いられた。
朝鮮本土では「イルボン」あるいは「トンハン」(東韓・東韓国)が好まれた。(旧北朝鮮の北部ではイルボンがもっぱら使われていたが、便宜上は「トンチョソン」(東朝鮮)も使われた。
(チャイニーズタイペイに近い)

しかし朝鮮本土人の中には、日本列島に「チョソン」を使うのを忌避しながらも、外国人には「コリアンジャパン」と呼ぶのを強要するといったダブルスタンダードなり矛盾も見られることが多かった。

なお日本語版、オルヒスペディアでは「朝鮮」が日本列島なのか朝鮮半島・韓国(韓半島)をさしているのか識別しずらいので「新日本」を
大朝鮮に用いる。
(大朝鮮とは韓国語、日本語の両方で偉大な朝鮮、広い朝鮮の意味でも使われるために)



・高麗連邦民主共和国(統一朝鮮) の保護国(事実上の属国・衛星国)として

高麗連邦民主共和国と新日本(大朝鮮民主連邦共和国)は表向きは「保護国」(protectorat)として主権国家として独立している体裁だったが、
事実上は高麗(統一朝鮮)の衛星国であり、傀儡政権・属領だった。

天皇は政治的権威(文化的象徴)も奪われ、日本国憲法は廃棄された。(憲法は2度も根本的に変わった)
天皇家は南宮(奈良市)と北宮(長岡京市)に分割され、李王家との結婚も強要された。実際に第128代の日本天皇は「李晋日」であり、
「李氏日本」「李朝日本王国」と揶揄される原因だった。
「天皇は日本列島の土着宗教たる精霊信仰(日本神道)のシャーマンキングとして大祭司の崇敬の対象」と限定された。

立法府は明石市(立法院と参事院)に置かれたために兵庫県の明石市が事実上の首都とみなされていたが、これには異説もある。
経済や文化の中心は大阪だった。
また「臨時首都」に法律上だされていたのは下関だった。


日本民族派は天皇がいる奈良市を首都とみなした者もいたが法的にはいっさ不認可。


・前史(日本民主共和国→外朝鮮連邦自治国→大朝鮮へ)

左派政党および左翼団体、共産主義者・朝鮮民族主義者が事実上の主体だった「国民連合政府」は、
段階的な天皇制の民主的改革(事実上の天皇制の解体)と統一朝鮮との友好条約を宣言(五月一日の政変)。
西暦2036年5月3日に日本民主共和国を成立させた。(日本民主共和国憲法)




2038年には高麗連邦民主共和国(統一朝鮮)との自由連合(Associated state協同国)を結んだ。
(これは事実上の朝鮮系勢力による日本の属国化でもあった)
そして自由連合の締結から約1年5か月のころ、12月25日に国号を「外朝鮮連邦自治国」に変更。
日本人(日本国民)のハングル学習が義務教育で義務化された。
(ブルークリスマスとその反応)
そのほか「対日38個条約」という事実上、高麗連邦による前日本民主共和国の属国化が勧められた。
NHKは解体され、内務通信省(旧総務省)の放送企画局に格下げされた。
2039年の9月1日から「太極旗にスカイブルーの旗」(青海旗)が国旗となり国歌は「ふるさと」に成った。
(日本民主共和国の時代は「さくら、さくら」が事実上の国歌とされた)


・新日本(大朝鮮)の国旗、「青海地太極旗」(旧韓国国旗とスカイブルーの旗地)

暫定的に使われた「新しい日本国旗」は露骨に韓国国旗が使用された。
これは日本を事実上の植民地にしたという意思の表れで、旧「日本政府の韓国統監府」の旗のパロディでもあった。
旧日本帝国の韓国統監府旗


皮肉にもこの国旗は南朝鮮(韓国)では廃止されており、韓国人右派の中には「韓国旗のレムナント(生き残り)が日本国旗である」ことに不快感を唱えた者もいた。
自由大韓亡命政府は批判する声明をだした。
しかし「日の丸の復活」をおそれた朝鮮韓国人の多くはこれにも慎重だった。
(韓国人左派は、太極旗を儒教的・前時代的・上下関係主義だとして批判していた)
こうして「韓国国旗が描かれた最後の国旗が日本列島の政権の旗に成る」という皮肉なことが起きた。
日本人民族派(右派左派問わず)は「青海地太極旗」を露骨に嫌悪して日章旗を掲げたが、日章旗を公共の場で掲げるのは法律で禁止されたほか、
差別や軽蔑の対象となった。
こうして「最後の太極旗」となった新日本(大朝鮮)の旗だが、これは韓国地区(南朝鮮)での政治的な論争にもなった。


国旗の具体的作者は不明で外朝鮮の進歩的勢力とだけ紹介された
西暦2049年12月25日は「外朝鮮建国10周年記念」として国号を「大朝鮮連邦民主共和国」に変更した。


・国防、安全保障

ここでは日本民主共和国、外朝鮮連邦自治国時代の国防軍についても述べる。
日本民主共和国の時代には「日本国防軍」が存在した。
これは外国人部隊(予備動員軍)や民間防衛軍、予備役も居れると30万人の軍隊だった。
外朝鮮連邦自治国の時代には次のような「防衛合理化」が行われた。

・陸海空軍という軍種の廃止。(統合軍運用)
・兵站部隊は国防軍時代の4倍。
・皇室警察などが廃止される一方で、軍事司法科、サイバー部隊、バトルドロイド部隊、の創設。
・航空宇宙軍(空軍)は「外朝鮮航空宇宙省」になり非武装化(警備部隊、憲兵隊はのぞく)
・艦隊部門は空母、巡洋艦、ヘリコプター駆逐艦(航空化された駆逐艦)の保有は禁止られた。
・爆撃機や滑空グライダー弾も保有は禁止された、逆に弾道ミサイルと核兵器は倍増された。
・予備役の倍増、軍需産業の民営化
・軍犬など動物兵器は全廃しドローンや電子兵器に置き換え
・女性の徴兵制の廃止

外朝鮮では「外朝鮮国境警備軍」となり正規軍は国境警備を担当、逆に内務警察(武装警察)や民間防衛軍は国内のテロ・過激分子を対象とした。
とくに秘密警察部門(国家平和保安部)の最大の監視対象は「日本独立運動」「大和民族一個民族主義者」であった。
秘密警察のさらに極秘の部隊に「青い爪」(blue‐edge)と呼ばれる粛清部隊があり暗殺を行ったりもした。
(外朝鮮は死刑を廃止したが、暗殺の件数は年間平均12人。だが関与が疑われた反朝鮮分子や反政府的人物の死は年間200人を超えた年もあった)

また外朝鮮に駐留する高麗国防軍の部隊は4万人程度(しかも兵站など後方支援がほとんど)だったが、情報機関、スパイは30万人を超えていた。
また日本国籍者を含めて、朝鮮韓国系とルーツを持つものは200万人以上いたという。
銃火器の多くはガリルやHK416など西側の兵器が中心で日本国防軍と大差が無かった。(だが特殊部隊はロシア製の火器のコピー品を使ったりもした)