新着情報

補聴器に纏わる情報をお知らせします。

もし本当なら画期的!

2020-10-15 | 新着情報
 今朝の読売新聞から。

 100年以上も続く欧州の世界的補聴器専門企業が乗り越えられない聞こえの壁を、日本企業が克服すれば素晴らしいことだ。
 もし開発に成功すれば世界シェアーを獲得できることだろう。
一体どうやったらそんなことができるのだろうか。楽しみである。 



 補聴器の新製品開発には60~100億円のR&D(研究開発費)がかかるというが、果たして日本企業がそれだけの費用を捻出できるのか、単にOEMではないのか疑問の残るところです。

コロナ下での聞き取り

2020-10-10 | 新着情報
 新型コロナウイルス予防のためにマスクやアクリルパネルなどを使う場面が多くなり(特に補聴器装用者には)聞き取りが悪くなっています。
補聴器調整の対策がメーカーから出ていますので参考にしてください。

GNヒアリングからの資料

1)本来はこのように聞こえているはずです。


2)マスクをすると・・・2.5kHz以上の音域がなくなります。


3)その上にアクリルパネルやビニールシートで遮蔽されると・・・1.8kHz以上も弱くなります。


4)さらに周囲に騒音があると大事な1kHz付近の音が弱くなり、音のコントラストも減少します。


  とても聞き取りにくい状況になります。

シグニアからの資料

 マスクをしない時とした場合の周波数特性です。
GNと同様に2kHz以上で減衰が起こっています。




調整の対応(Signiaの提案)
Step1:2~4kHzのGainを3dB上げる。
Step2:4kHz以上のGainを5dB上げる。
Step3:低入力(40-50dB入力)を全域にわたって2dB上げる。

 お客様の聴力に合わせて微調整も加えてください。